FAMLog
「Key Concepts in FileMaker 7」日本語翻訳版
June 30, 2005
FMPro.jpで、マイケル・ハリス(Michael Harris)氏著のホワイトペーパー「Key Concepts in FileMaker 7」(バージョン1.6)の日本語翻訳版PDFファイルが配布されています。
この文書では、FileMaker 7で新しくなったリレーションシップの構造や概念を中心に、従来バージョンとの比較を交えながら、 データベース構築におけるアプローチ方法や用語の定義などがまとめられています。
FileMaker Pro 7におけるファイルとテーブル、レイアウト、リレーションシップなどに関する考察が記述されたこの文書を読みつつ、実際にFileMaker Pro 7を使用することにより、FileMaker 7へのより深い理解が得られることでしょう。
(2006/06/19追記:「Key Concepts in FileMaker 7」の日本語翻訳版はKnockin' on Seven's Doorが翻訳・監修したバージョンもあります。)
現場の必須テクニック FileMaker Pro 7の仕事術
June 29, 2005
2005年6月28日に毎日コミュニケーションズより実践的なFileMaker Pro 7の解説書「現場の必須テクニック FileMaker Pro 7の仕事術」が発売されています。価格は税込3,570円です。
この書籍では、実践的な注文管理データベースのサンプルを用いてFileMaker Pro 7の操作法を解説し、さらにスクリプト作成やセキュリティの設定、旧バージョンやExcelなどからのデータの移行方法など、役立つテクニックが紹介されています。
サーバーソフトウェアであるFileMaker Server 7を活用したデータベースのネットワーク共有についても解説されていて、FileMaker Proを使用した実務に携わる人向けの書籍となっています。
Apache HTTP Server 2.1.6-alpha
June 28, 2005
Apache HTTP Serverの次期バージョンの開発途上版「Apache HTTP Server 2.1.6-alpha」がリリースされています。
Apache HTTP Serverの現在の最新安定バージョンはバージョン2.0系の2.0.54ですが、次期メジャーバージョンはバージョン2.2が予定されています。Apache 2.2の開発バージョンがバージョン2.1であり、バージョン2.0以降はLinux Kernelと同様に、バージョン番号の小数点第1位が奇数の場合は開発バージョン、偶数の場合は安定バージョンとするように番号が割り振られるようになっています。
Apache 2.2では各種新機能が追加されますが、その中の1つにApache JServ Protocol(AJP)バージョン1.3をサポートしたmod_proxy_ajpモジュールの追加が挙げられます。
StuffIt ExpanderはMac OS X v10.4に付属せず
June 27, 2005
「StuffIt Expander」はStuffIt形式やStuffIt X形式などで圧縮されたファイルを開くことができるソフトウェアですが、Mac OS X v10.4には付属していません。
ファイルメーカー社から配布されているアップデータのファイルはStuffIt形式で圧縮されているため、各種アップデータを利用するためにStuffIt Expanderが必要になります。
Mac OS X v10.3までは標準で付属していましたが、Mac OS X v10.4の場合にはAllume Systems社のWebサイトからStuffIt Expanderをダウンロードして利用します。
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
Mac OS X v10.4でIPv6を無効にする
June 24, 2005
Mac OS X v10.4でコマンドラインでIPv6を無効にするには、Apple Remote Desktop 2に付属するコマンドラインツールであるnetworksetupを使用します。
(使用例)
sudo /System/Library/CoreServices/RemoteManagement/
上記例では、内蔵 EthernetのIPv6機能を無効にすることを指定しています。なお、コマンドラインツールではなくシステム環境設定からもIPv6を無効にすることも可能です。
(2005/08/10追記:ip6configコマンドではなくnetworksetupコマンドを使用した記述に内容を変更しました。)
FileMaker Mobile 7v1 for Palm OS アップデート
June 23, 2005
ファイルメーカー社が「FileMaker Mobile 7v1 for Palm OS アップデート」を配布しています。
このアップデートは、palmOne Tungsten T5、Tungsten E2、Treo 650、およびPalm OSバージョン5.4を搭載したその他のハンドヘルドコンピュータに対する互換性の問題を解決します。
このアップデートのインストール作業により、ハンドヘルドからFileMaker Mobile 7 データベースがすべて削除されるため、インストール前には必ずHotSync機能を実行して、FileMaker Mobile 7 データベースのバックアップを作成する必要があります。
(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Server 7のライセンスを更新する
June 22, 2005
FileMaker Server 7の評価版からアップグレードする場合や、FileMaker Server 7からFileMaker Server 7 Advancedにアップグレードする場合には、FileMaker Serverのライセンスキーを更新する必要があります。
FileMaker Server 7のライセンスを更新するには、FileMaker Server Adminを使用します。FileMaker Server Adminで更新対象のFileMaker Serverに接続し、FileMaker Serverのライセンス更新画面においてユーザー名やライセンスキーなどの必要な情報を入力して、ライセンスの更新ボタンを押します。
FileMaker Server Adminでサーバーの概要も確認できますが、「FileMaker Web 公開エンジン」の値が「許可されています」になっているとFileMaker Server Advancedのライセンスに更新されたことが確認できます。
Get(アプリケーションバージョン)関数
June 21, 2005
FileMaker Pro 7の関数である「Get(アプリケーションバージョン)関数」は、FileMakerのアプリケーションの種類およびバージョン情報を示す文字列を返します。
各アプリケーションに対して返される値は、次の通りです。
・FileMaker Pro:「Pro」
・FileMaker Developer:「Developer」
・FileMaker Runtime:「Runtime」
・Web公開エンジンやWebブラウザーなど:「Web Publishing Engine」
Web公開機能経由で、Webブラウザーがこの関数を利用した場合には、「Web Publishing Engine 7.0v5」という形式で値が返されます。
(2016/01/26追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
Web公開エンジンによって使用されるポート
June 20, 2005
FileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開エンジンは、FileMaker ServerおよびWebサーバーと通信するために次のポートを使用します。
・TCPポート番号5003:FileMakerネットワーク共有
・TCPポート番号16016、16018:Apache JServ Protocol(AJP)1.3
・TCPポート番号16008、16012:FileMaker Internal
・TCPポート番号16014:HTTP(カスタムWeb公開エンジンとWeb公開コア間の通信に利用)
FileMakerネットワーク共有のプロトコルは、FileMaker ServerとWeb公開エンジン間の通信で使用されます。また、AJPはWebサーバーとWeb公開エンジンの間で使用されます。
FileMaker Server 7によって使用されるポート
June 17, 2005
FileMaker Server 7は、データを通信するために次の3つのポートを使用します。
・ポート番号5003(TCP、UDP):FileMakerネットワーク共有
・ポート番号50006(TCP):FileMaker Server Helper
・ポート番号50003(TCP):FileMaker Server Adminで使用
ファイアウォールを利用する環境でFileMaker Serverを使用する場合には、FileMaker Serverが使用する上記のポートを許可するようにファイアウォールを設定する必要があります。
(2005/07/29追記:FileMaker Knowledge Baseへのリンク先を変更しました。)
(2006/04/19追記:FileMaker Server 8でもFileMaker Server 7と同じポートが使用されます。)