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FileMaker Pro 9の改善点:ファイルの一貫性チェック
January 23, 2008
FileMaker Pro 9には、FileMaker Server 9と同じファイルの一貫性チェック機能が新たに搭載されています。
サーバー製品であるFileMaker Serverにはバージョン8以降にファイルの一貫性チェック機能が搭載されていますが、デスクトップ製品であるFileMaker Pro 9にもこの機能が搭載されたことになります。正常に終了処理がされなかったデータベースファイルや、一度も一貫性チェックが行われたことのないデータベースファイルを開く際に、ファイルの一貫性チェック処理が自動的に実行されます。
一貫性チェックで不適切と判断されたファイルを開くには、旧バージョンのFileMaker ProやFileMaker Pro Advancedで[ファイル]メニューの[名前を付けて保存...]の[現在のファイルのコピー]または[最適化コピー]オプションを使うか、FileMaker Pro 9やFileMaker Pro 9 Advancedの[修復]コマンドを使ってデータベースを修復することになります。
Time Capsule
January 17, 2008
アップルが、ワイヤレスでバックアップを行うための「Time Capsule(タイムカプセル)」を発表しています。
フル機能の802.11n Wi-Fiベースステーションとしても利用することができるTime Capsuleには、サーバー級のハードディスクが搭載されていて、バックアップ装置として活用することができます。Mac OS X Leopardに標準搭載のTime Machineとスムーズに連係させることが可能であり、1台または複数のMac上のすべての情報を自動的にバックアップすることができます。
Time Capsuleの価格は、500GBモデルが35,800円、1TBモデルが59,800円となっていて、2008年2月より順次販売されます。
FileMaker Pro 9の新機能:ソフトウェアアップデートの通知機能
November 08, 2007
FileMaker Pro 9では、新機能としてソフトウェアアップデートの通知機能が追加され、ソフトウェアの更新情報を取得できるようになっています。
インターネットに接続されている状態であれば、FileMaker Proで、毎週ソフトウェアの更新情報を自動的にチェックすることができます。また、[ヘルプ]メニューの[ダウンロードと更新]を選択することでも任意にアップデートの通知を得ることができます。
本機能は、自動的にソフトウェアをインストールおよび更新してくれるものではなく、更新情報の通知を取得するためのものです。ソフトウェアアップデートが入手できる場合には、通知を受け取り、アップデータをダウンロードできるWebページを表示することができます。
なお、自動的に更新情報をチェックしない場合には、[環境設定]ダイアログボックスにあるチェックボックス「7 日ごとに更新をチェック」のチェックを外します。
FileMaker Pro 9の新機能:レイアウトオブジェクトの自動サイズ変更
September 25, 2007
FileMaker Pro 9では、レイアウトオブジェクトの自動サイズ変更機能が新たに追加されました。ウインドウのサイズ変更に応じてレイアウトオブジェクトを動的に調整するよう指定することができます。
この機能を利用すると、FileMaker Proのウインドウサイズが変更されると、レイアウトオブジェクトを自動的にサイズ変更したり、水平または垂直に移動するように設定することができます。
レイアウトオブジェクトの自動サイズ変更オプションの設定は、レイアウトモードで[表示]メニューの[オブジェクト情報]を選択して表示される情報パレットで設定を行います。
FileMaker Pro 9の主な新機能一覧
August 22, 2007
2007年9月中旬に発売される予定である「FileMaker Pro 9」は、ここ何年もの間で最もドラマチックな新製品と位置付けられており、数多くの機能が追加ならびに改善されています。
FileMaker Pro 9の主な新機能の一覧は、以下の通りです。
・外部SQLデータソースとの接続
・FileMaker クイックスタート画面
・リンク送信データベース共有機能
・PDFに追加
・スクリプトのグループ化/編集ツール
・条件付き書式
・レイアウトオブジェクトの自動サイズ変更
・強化されたWebビューア
・強化されたタブコントロール
・強化されたレイアウトオブジェクト
FileMaker 9 製品ラインは、MySQL、Oracle、Microsoft SQL Serverといった外部SQLデータソースに一方向または双方向でライブ接続する機能を新たに備えています。
[関連]New Features of FileMaker Pro 9(FileMaker Knowledge Base)
Mac OS X Leopard Sneak Peek Update
June 13, 2007
Appleが、2007年6月11日に「Mac OS X Leopard(マックオーエステンレパード)」の最終版に近いバージョンを発表しています。
今年10月に出荷予定のLeopardには300以上の新しい機能が含まれていて、新しいDockおよびFinderによりデスクトップをより整理しやすくすることができるようになります。この他にも、アプリケーションを開かずにほとんどのファイルの中身を素早くプレビューできる新機能Quick Look、簡単かつ自動的にバックアップし、失ったファイルやMac全体を修復する新機能Time Machine、アプリケーションのグループを作成し、それらを瞬時に切り替える強力な新機能Spacesなどが加わっています。
AppleのWebサイトでは、Mac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardに関する情報が更新されており、今回発表されたMac OS X Leopardの新機能のデモを動画で閲覧することができるようになっています。
APPLE-SA-2007-05-24 Security Update 2007-005
May 25, 2007
Appleから「Security Update 2007-005」が公開されています。
Security Update 2007-005は、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.9およびMac OS X Server v10.4.9向けのもので、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Alias Manager、BIND、crontabs、fetchmail、file、iChat、ruby、screen、texinfo、VPN(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.9、Mac OS X Server v10.4.9)
・CoreGraphics、mDNSResponder、PPP(Mac OS X v10.4.9、Mac OS X Server v10.4.9)
なお、このアップデートにより、BINDはバージョン9.3.4に更新されます。
(2007/06/01追記:Security Update 2007-005を適用した後にMac OS X Server v10.4.9でDNSサービスが自動で開始されないことがある問題を修正するSecurity Update 2007-005 v1.1が2007年5月31日に公開されています。)
FileMaker Pro 8.5でサポートされている日付の範囲
February 08, 2007
FileMaker Pro 8.5の日付フィールドおよびタイムスタンプフィールドには、0001年1月1日から4000年12月31日までの値を保存することができます。
日付のみ保存する場合には日付フィールドを、1つのフィールドに日付と時刻を保存する場合にはタイムスタンプフィールドを利用します。
混乱を避けるため、FileMaker Proにおいて西暦で日付を入力する場合には、2桁ではなく4桁の西暦で年を入力することが推奨されます。これは、2桁の西暦を入力すると、一定のルールに基づいて4桁の西暦に自動的に変換されるためです。
StopFold 0.3
December 19, 2006
Mac OS X v10.4に搭載されているApple純正メールソフトMail 2の行自動折り返しを無効にするプラグイン「StopFold 0.3」が公開されています。
バージョン0.3では、AppleScriptで作成したメッセージがquoted-printable形式として送信される不具合が修正されています。また、AppleScriptによるメッセージ作成の場合だけでなく、FileMaker Proの[メールを送信]スクリプトステップを使用して、Mailのメッセージを作成・送信した場合の動作も同様に修正されています。
なお、StopFold 0.3は、Universal BinaryとしてPowerPCベースMacとIntelベースMacの両方にネイティブ対応しています。
インスタントWeb公開とWebビューアに関する考慮事項 (3)
November 27, 2006
FileMakerデータベースをインスタントWeb公開機能で公開すると、Webビューアが利用するURLの先頭にスキーム「http://」が自動的に付加されます。
[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの「Web アドレス」欄にスキームを省略して「www.famlog.jp」と入力した場合、FileMaker ProにおいてはWebビューア内にWebページは表示されませんが、インスタントWeb公開の場合には自動的に「http://」が付加されて評価され、URLが「http://www.famlog.jp」であるWebページを表示します。
エラーを防ぐため、Webビューアを設定する際には、適切なスキームをWebアドレスに入れるようにしておくとよいでしょう。