FAMLog


FileMaker 13ではインスタントWeb公開は利用不可

January 08, 2014

FileMaker Pro 13、FileMaker Pro 13 AdvancedおよびFileMaker Server 13ではインスタントWeb公開機能がサポートされなくなっています。

バージョン13ではインスタントWeb公開の代わりにFileMaker WebDirectが用意されていますが、FileMaker WebDirectはFileMaker Pro 13およびFileMaker Pro 13 Advancedでは使用できないので注意が必要です。さらに、インスタントWeb公開とFileMaker WebDirectは異なるものであるため、FileMaker Server 13で利用できるFileMaker WebDirectへ移行する際には事前にデータベースファイルの変更・調整や動作確認が必要です。

なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 13にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要となっています。

[関連]FileMaker Server 13の新機能:FileMaker WebDirect(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Web News:第64回 2014年冬号

January 07, 2014

■FileMaker 13 製品ラインが発売(2013年12月)

「FileMaker Pro 13」「FileMaker Pro 13 Advanced」および「FileMaker Server 13」が2013年12月4日に発売されました。「FileMaker Go 13」についてはiTunes App Storeから無料で入手できますが、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 13にアクセスするには有償の“同時接続”が必要となっています。

[関連]FileMaker 13 製品ラインが登場(FAMLog)

■FileMaker Server 12.0v5 アップデータが公開(2013年12月)

FileMaker Server 12.0v5 アップデータが2013年12月に公開されました。Oracleのセキュリティ推奨に沿った権限属性が追加されており、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v5となっています。

[関連]FileMaker Server 12.0v5 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: News

Ruby 2.1.0が公開

December 30, 2013

Ruby 2.1系列の安定版である「Ruby 2.1.0」が公開されています。

Ruby 2.1.0では、Ruby 2.0系列との深刻な非互換もなく、速度の向上を含めた多くの改善が行われています。言語面での変更としては、デフォルト値を指定せずにキーワード引数を利用できるようになっています。Ruby 1.8.7やRuby 1.9.2、Ruby 1.9.3からRuby 2.1.0へ移行する場合には、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。

なお、Ruby 1.8.7とRuby 1.9.2に対するセキュリティパッチのサポートが2014年6月まで行なわれることになったことが2013年12月中旬に発表されています。

Tag: Ruby

デザインを一新したMac Proが受注開始

December 26, 2013

アップルが、デザインを一新したMac Proの注文を2013年12月19日から受け付けることを2013年12月中旬に発表しています。

内外共に一新された新しいMac Proは、最新のインテル Xeon E5 プロセッサー、ワークステーションクラスのデュアルGPU、PCIeベースのフラッシュストレージ、超高速のECCメモリや6基のThunderbolt 2ポートなどを搭載しています。

Mac Proの販売価格は、Turbo Boost使用時に最大3.9GHzで動作する3.7GHz クアッドコア インテル Xeon E5 プロセッサーを搭載したモデルが318,800円から、Turbo Boost使用時に最大3.9GHzで動作する3.5GHz 6コア インテル Xeon E5 プロセッサーを搭載したモデルが418,800円からとなっています。

Tag: Mac

PHP 5.5.7、PHP 5.4.23およびPHP 5.3.28が公開

December 16, 2013

PHP 5.5.7」、「PHP 5.4.23」および「PHP 5.3.28」が公開されています。

PHP 5.5.7、PHP 5.4.23およびPHP 5.3.28では、openssl_x509_parse関数でメモリー破壊が発生するセキュリティ脆弱性が修正されています。また、PHP 5.3.28では、PHP 5.4.19とPHP 5.5.2(PHP 5.5.3)ですでに修正済みの、OpenSSL拡張モジュールのSSLクライアントに中間者攻撃を許してしまう脆弱性も修正されています。

なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっています。セキュリティ上の修正も内容によって対応する程度となるため、今後はバージョン5.4系統もしくはバージョン5.5系統へのアップグレードを検討する必要がある状況です。

Tag: Apache

FileMaker 13 製品ラインが登場

December 04, 2013

ファイルメーカー社が、FileMaker 13 製品ラインを2013年12月4日から販売を開始すると発表しています。

本日より「FileMaker Pro 13」、「FileMaker Pro 13 Advanced」および「FileMaker Server 13」の販売が開始されています。「FileMaker Go 13」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。

FileMaker 13 製品ラインの各製品は、日本国内では以下の価格にて販売されます。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 13にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要となっています。

・FileMaker Pro 13:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 13 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 13:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・5同時接続:104,400円(税別)

なお、FileMaker Pro 13では、Windows XPおよびVista、Mac OS X v10.6(Snow Leopard)はサポート対象外となっています。

(2015/03/18追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の改善点:FileMaker Proデータベースからのデータのインポート

December 03, 2013

FileMaker Pro 12では、FileMaker Proデータベースからデータをインポートする際、フィールドデータのインポート順序に関する取り扱いが改善されています。

フィールド割り当て後にフィールドの追加または削除を行っても、インポート先ファイルのソート順に影響しなくなり、インポート元のフィールドとインポート先のフィールドがずれてしまう現象が発生しないようになっています。

以前は、[フィールドデータのソート順]ダイアログボックスで配置順を「照合名順」にしたり、フィールドの割り当て作業を再実行する必要などがありましたが、それらの点について気をつける必要がなくなっています。

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 3.11が公開

December 02, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.11」を公開しています。

INTER-Mediator 3.11では、1点のセキュリティ脆弱性が修正されており、PDO利用時にSQLインジェクションにつながる問題が1点修正されています。また、バージョン3.11では、「records」以外に「maxrecords」キーを定義ファイル内に記述した場合に、JavaScript側でINTERMediator.pagedSizeの値を調整することで1ページ内の表示レコード数を調整できるようになっています。

なお、特に問題がなければ、バージョン3.11がINTER-Mediator 4.0として近々公開される予定となっています。

[関連]2013年11月「INTER-Mediator勉強会2013-#2」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の改善点:外部SQLソース(ESS)との統合強化

November 29, 2013

FileMaker Pro 12では、外部SQLソース(ESS)にライブ接続できる機能に関する機能追加・改善も行われており、ODBCデータソースで1つまたは複数のテーブル名が変更された場合、FileMaker Proファイルとソースの間のリンクを更新できるようになっています。

また、バージョン12では、[レコード/検索条件確定]スクリプトステップに新しいオプション[ESS ロックのコンフリクトを上書き]が追加されています。このオプションを有効にすると、ESS利用時にオプティミスティックロックによって確定処理を実行できない場合でも、変更を強制的に確定できるようになっています。

FileMaker Proの外部SQLソースでサポートされているOS X用のODBCドライバは、Actual Technologiesから提供・販売されています。OS X Mavericksで利用する場合には、2013年10月24日以降に更新されたActual ODBC Driverを使用しなければならないので注意が必要です。

[関連]FileMaker Pro 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続(FAMLog)、FileMakerのESSでサポートされているMac OS X用ODBCドライバ(FAMLog)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.4.3が公開

November 28, 2013

CakePHP 2.4.3」が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.4.3はCakePHP 2.4系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。

なお、オリジナルのFMCakeMixは2013年11月現在CakePHP 2.4に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.4.3で動作可能な状態になっています。

Tag: Apache

このページの上へ