FAMLog
Factory's FileMaker a go-go! vol.27
December 01, 2008
有限会社ファクトリーが毎月Apple Store, Shibuyaで行っているセミナーイベント「Factory's FileMaker a go-go! vol.27」を開催すると案内しています。
第27回目は2008年12月17日(水)に開催され、11月に発売されたBento 2の新機能、およびFileMaker Proでフィールド入力を制御する方法について解説される予定となっています。なお、当日のイベントにて、参加者の中から抽選で1名様に、書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」をプレゼントいたします。この機会にどうぞご参加ください。
開催日時:2008年12月17日(水)19:00-20:00
開催場所:Apple Store, Shibuya
http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/map/
同イベントは参加費および事前参加登録は共に不要です。
Ruby on Rails 2.2
November 26, 2008
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.2」が公開されています。
バージョン2.2では、標準で国際化対応の機構が用意され、Ruby 1.9およびJRubyとの互換性が向上しています。さらに、Railsがスレッドセーフで動作するようになり、HTTPヘッダーのETagおよびLast-Modifiedヘッダーがサポートされるなど、数多くの機能の追加や改良が行われています。
なお、Ruby on Railsは、先月バージョン2.0.5とバージョン2.1.2が公開されていて、共にセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
APPLE-SA-2008-11-13 Safari 3.2
November 17, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 3.2」が配布されています。
Safari 3.2では、SafariとWebKitの脆弱性が修正されており、計11件の脆弱性が修正されています。
EV SSL(Extended Validation SSL)証明書にも新たに対応し、EV SSL対応サイトにアクセスすると、ウインドウのタイトルバー右側にWebサイトを運営する組織の名称が緑色で表示されるようになっています。
バージョン8以降でWeb公開エンジンにJavaライブラリを追加する方法
November 13, 2008
FileMaker ServerのXSLTを使用したカスタムWeb公開では、Javaのライブラリファイルを追加することで、追加したライブラリに含まれるメソッドをXSLTスタイルシートで利用できます。
Javaのライブラリファイルを下記のフォルダに配置した後、Web公開エンジンを再起動することで、ライブラリを利用できるようになります。
(Mac)
/Library/FileMaker Server/Web Publishing/publishing-engine/cwpe/WEB-INF/lib
(Windows)
C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib
FileMaker Server 7 Advancedのときと異なり、FileMaker Server 9およびバージョン8以降のFileMaker Server Advancedでは、フォルダのパスが若干変わっていて、FileMaker Serverのバージョン番号が含まれなくなっています。
[関連]Web公開エンジンにJavaのライブラリを追加する(FAMLog)
第40回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
November 05, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年10月18日に行われた第40回のイベントレポートが追加されており、FileMakerの関数やウインドウ制御のポイント、およびScriptMasterというプラグインに関する情報などが紹介されています。
次回は、「新時代のレイアウト構築」というテーマで2008年11月16日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
FileMaker Developer Conference 2009の早期登録受付開始
November 04, 2008
FileMaker, Inc.が、来年の8月13日から8月16日までSan Francisco Hiltonにて開催される「FileMaker Developer Conference 2009」の早期登録受付を開始したと発表しています。
年に1度開催されるFileMaker Developer Conferenceは、FileMakerデータベースを利用する、世界中の企業内デベロッパーや独立開発事業者、コンサルタントおよびトレーナーが一同に集うカンファレンスです。FileMakerに関するさまざまなワークショップやセミナー、セッション、ミーティングなどが行われます。
なお、2009年1月31日までに早期登録を完了した登録者は、通常料金から300米ドルの割引を受けられるとのことです。
FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ
October 23, 2008
ファイルメーカー社が「FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ」を配布しています。
FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advanced(バージョン7、8、8.5、9)を2008年9月23日以降にインストールもしくはアップデートを実行すると、SSLによる暗号化通信を使用するように設定されているFileMaker Serverに接続できない問題が発生します。FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 9 Advancedの場合には、今回公開されたFileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータを使用することで上記の問題が解決されます。
同時に、Mac版のFileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advanced向けの「FileMaker Server 9.0 SSL 証明書アップデータ」も公開されています。
[関連]FileMaker Pro を 2008年9月23日以降にインストールすると、不正なSSL証明書ファイルが生成される(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
新しいデザインのMacBookと15インチのMacBook Proが登場
October 20, 2008
アップルが、アルミニウムの1枚板から削り出された高精度ユニボディーデザインを特長とする「MacBook」と15インチの「MacBook Pro」を2008年10月15日に発表しています。
新しいMacBookと15インチのMacBook Proには、NVIDIAの最新グラフィックスプロセッサーと、LEDバックライトディスプレイ、そして新しいガラス製マルチタッチトラックパッドが搭載されています。次世代DisplayPort業界標準の一部となるMini DisplayPortも採用されています。
新しいMacBookの税込価格は、2.0GHz・13インチモデルが148,800円、2.4GHz・13インチモデルが184,800円となっています。MacBook Proの税込価格は、2.4GHz・15インチモデルが228,800円、2.53GHz・15インチモデルが288,800円です。従来の13インチMacBookホワイトモデルもアップデートされており、114,800円の新価格で提供されます。
その他、MacBook Airと17インチのMacBook Proもアップデートされています。2008年11月より販売されるMacBook Airの税込価格は、1.6GHzモデルが214,800円、128GBソリッドステートドライブを搭載した1.86GHzモデルが298,800円となっています。2.5GHzの17インチMacBook Proの税込価格は318,800円です。
第39回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
October 17, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年9月27日に行われた第39回のイベントレポートが追加されており、FileMakerにおける画像の扱いやSuperContainer、およびリレーションシップにおける注意点に関する情報などが紹介されています。
次回は、「ウィンドウ制御の極意」というテーマで2008年10月18日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、今月は2008年10月29日(水)19:00-20:00にも同イベントの特別編が開催されるとのことです。
カスタムWeb公開におけるスクリプト変数の有効範囲
October 09, 2008
FileMaker 8以降でスプリプトや計算式でグローバル変数やローカル変数を使用できるようになりましたが、FileMaker ServerのXSLTを使用したカスタムWeb公開でスクリプト変数を利用する際にはいくつか注意点があります。
カスタムWeb公開におけるグローバル変数は、グローバルフィールドと同様に各クライアントごとに独自の値を持つものの、ファイルが閉じられるまでその値が保持されるのではなく、1回のHTTPリクエスト(厳密にはWeb公開コアへのリクエスト)が完了するたびに値が破棄されます。すなわち、グローバル変数の有効範囲は、データベースセッションが無効の場合はリクエストが終了するまでです。
一方、Web公開エンジンのXSLTデータベースセッションオプションを有効にすると、セッション拡張関数を使用したときにグローバル変数およびグローバルフィールドの値をリクエスト間で保持できるようになります。すなわち、データベースセッション有効時におけるグローバル変数の有効範囲はセッションがタイムアウトするまでとなります。
ローカル変数については、データベースセッションの設定に関わらず、その有効範囲は常にスクリプトが終了するまでです。
[関連]FileMaker Pro 8の新機能:スクリプト変数(FAMLog)