FAMLog
第15回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
September 19, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年9月16日に行われた第15回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Pro 8.5の新機能やEvaluate関数の活用法、およびLet関数などについて紹介されています。
次回は、「FileMakerでカレンダーのあの手この手。」というテーマで、2006年10月15日(日)17:00-18:00に同イベントが開催される予定になっています。
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)
FileMaker Web News:第10回 2006年9月号
September 15, 2006
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に関する出版後の情報を補足することを主目的とした「FileMaker Web News」第10回目をお届けします。
■FileMaker Pro 8.5が国内で発売
「FileMaker Pro 8.5」および「FileMaker Pro 8.5 Advanced」が2006年9月11日に国内で発売されました。主な新機能として「Webビューア」と呼ばれる機能が追加されており、FileMakerデータベース上にWebページを直接表示させることができます。なお、WebビューアはインスタントWeb公開においても動作します。
[関連]FileMaker Pro 8.5とFileMaker Pro 8.5 Advancedが販売開始(FAMLog)
■FileMaker Server 8.0v4 Advancedが国内で発売
「FileMaker Server 8.0v4」および「FileMaker Server 8.0v4 Advanced」が2006年8月下旬に国内で発売されました。バージョン8.0v4のアップデータは7月に配布が開始されていましたが、バージョン8.0v4の発売によりIntelベースのMacも動作環境としてサポートされるようになっています。
[関連]FileMaker Server 8.0v4はFileMaker Pro 8.5互換(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
FileMaker Pro 8.5の動作環境
September 13, 2006
Mac版FileMaker Pro 8.5およびFileMaker Pro 8.5 Advancedの動作環境は、PowerPCプロセッサー搭載機ではMac OS X v10.3.9もしくはMac OS X v10.4.5、Intelプロセッサー搭載機ではMac OS X v10.4.5となっています。
RAMが256MB以上が要求される点はバージョン8のときと変わりありませんが、バージョン8.5では新たにUniversalアプリケーションとしてIntel製のプロセッサーが搭載されたMacでRosettaを介さずにネイティブに動作するようになっています。
Windows版FileMaker Pro 8.5およびFileMaker Pro 8.5 Advancedの動作環境は、バージョン8と同様に、Windows 2000(Service Pack 4)もしくはWindows XP(Service Pack 2)となっていて、Pentium III 500MHz以上のプロセッサーと256MB以上のRAMが要求されます。
[注記]「FileMaker インストールおよび新機能ガイド For FileMaker Pro 8.5 and FileMaker Pro 8.5 Advanced」(FMP8_5_インストール.pdf)には、PowerPCプロセッサー搭載機でもMac OS X v10.4.5が動作環境であることが明記されています。
OpenSSL 0.9.8c & 0.9.7k
September 08, 2006
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.8c」および「OpenSSL 0.9.7k」が公開されています。
これらのバージョンではセキュリティ上の問題が修正され、バージョン0.9.8bおよび0.9.7jまでには、指数に3を指定したRSA公開鍵が利用される場合に、PKCS #1 v1.5の署名を偽造でき、正当な署名と判定してしまう可能性がある問題が存在していたとのことです。
このため、OpenSSL 0.9.8cもしくは0.9.7kへのアップグレードが推奨されています。
KP-Backup 1.0.3 アップデート
September 05, 2006
株式会社キー・プランニングが「KP-Backup 1.0.3 アップデート」を公開しています。
バージョン1.0.3では、WindowsのZip圧縮ファイル名でシステムロケールの文字エンコードが使われるようになると共に、エラー通知メールがシステムロケールの文字エンコードを使用するように仕様改良されています。さらに、Windows版ファイルメーカー Server 5.5のpauseとresumeコマンドの戻り値を正しく扱うことができるように不具合が修正されています。
なお、アップデートする際には、旧バージョンのKP-Backupはアンインストールせず、アップデート用インストーラーを実行するように注意する必要があります。
第14回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
August 30, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年8月26日に行われた第14回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Developer Conference 2006に関する報告やFileMaker Pro 8.5に関する情報が紹介されています。
次回は、「1周年Special!やっぱ買わなきゃ8.5」というテーマで、2006年9月16日(土)17:00-19:00に同イベントが開催される予定になっています。
[関連]FileMaker Pro 8.5 sample(medical macintosh)
(2006/09/13追記:2006年9月のテーマに一部変更があったため、その記述を修正しました。)
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Pro 8.5はFileMaker Pro 7のファイルフォーマットを踏襲
August 24, 2006
FileMaker Pro 8.5のデータファイルフォーマットは、バージョン7およびバージョン8のファイルフォーマットを踏襲しています。同じファイルフォーマットであるため、FileMaker Pro 8.5では、FileMaker 7およびFileMaker 8のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。
ただし、FileMaker Pro 8.5では新しい機能や関数が追加されているため、FileMaker Pro 8.5の新機能を利用して作成されたデータベースファイルをFileMaker Pro 7(FileMaker Developer 7)やFileMaker Pro 8(FileMaker Pro 8 Advanced)で開いた場合には、該当部分が正常に動作しないことが推測されます。
FileMaker Pro 8.5で開いたり、作成したデータベースファイルを、バージョン8以下のFileMaker Proを使ってレイアウトやデータベース定義に関連する部分を変更しないことが推奨されるでしょう。
Mac OS X Leopard Server Sneak Peek
August 23, 2006
Mac OS X Server v10.5 Leopardでは、Server AssistantおよびServer Preferences、iCal Server、Wiki Server、Spotlight Server、Podcast Producerなどが新機能として追加されます。
Leopard ServerのコアサービスであるApache 2、MySQL 5、Postfix、Cyrus、iChat Server、QuickTime Streaming Serverがすべて64ビット化されることにより、運用する64ビットハードウェアの性能ならびに処理能力を活用できるようになると同時に、より大きなデータも扱えるようになります。また、Leopard Serverは32ビット完全互換であるため、32ビットおよび64ビットアプリケーションを同時にネイティブ動作させることもできるとのことです。
Mac OS X v10.5 Leopardと同じく、Mac OS X Server v10.5 Leopardは2007年春に出荷される予定となっています。
Mac OS X Leopard Sneak Peek:Spaces
August 17, 2006
2007年春に出荷予定のMac OS X v10.5 Leopard(レパード)には、各種業務に必要な複数のアプリケーショングループを即座に切り替えられる新機能「Spaces(スペーシズ)」が搭載されます。
Spacesは、特定業務に必要な複数のアプリケーションをグループ化して「スペース(空間)」に保存できる直感的な新機能です。行う業務に応じてスペースを切り替えることで、必要なアプリケーションを瞬時に呼び出すことができます。
俯瞰表示によりすべてのスペースを一目で見渡すことができるため、利用者は任意のスペースに1回のキーボード操作、もしくは1回のマウスクリックで簡単に移動できるようになっているようです。