FAMLog
Ruby on Rails 2.2
November 26, 2008
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.2」が公開されています。
バージョン2.2では、標準で国際化対応の機構が用意され、Ruby 1.9およびJRubyとの互換性が向上しています。さらに、Railsがスレッドセーフで動作するようになり、HTTPヘッダーのETagおよびLast-Modifiedヘッダーがサポートされるなど、数多くの機能の追加や改良が行われています。
なお、Ruby on Railsは、先月バージョン2.0.5とバージョン2.1.2が公開されていて、共にセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
Get(デスクトップパス)関数
November 10, 2008
FileMaker Proの「Get(デスクトップパス)関数」は、現在のユーザーのデスクトップフォルダへのパスを返します。
この関数の戻り値は次の例のようになります。
・「/Macintosh HD/Users/foo/Desktop/」:Mac版の場合
・「/C:/Documents and Settings/foo/Desktop/」:Windows XPの場合
・「/C:/Users/foo/Desktop/」:Windows Vistaの場合
Mac版におけるパス形式は通常「/ドライブ名/Users/ユーザー名/Desktop/」、Windows XPにおけるパス形式は「/ドライブ名:/Documents and Settings/ユーザー名/Desktop/」、そしてWindows Vistaにおけるパス形式は「/ドライブ名:/Users/ユーザー名/Desktop/」となっています。
なお、Get(デスクトップパス)関数は、バージョン8で追加された関数です。
第40回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
November 05, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年10月18日に行われた第40回のイベントレポートが追加されており、FileMakerの関数やウインドウ制御のポイント、およびScriptMasterというプラグインに関する情報などが紹介されています。
次回は、「新時代のレイアウト構築」というテーマで2008年11月16日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
FileMaker Developer Conference 2009の早期登録受付開始
November 04, 2008
FileMaker, Inc.が、来年の8月13日から8月16日までSan Francisco Hiltonにて開催される「FileMaker Developer Conference 2009」の早期登録受付を開始したと発表しています。
年に1度開催されるFileMaker Developer Conferenceは、FileMakerデータベースを利用する、世界中の企業内デベロッパーや独立開発事業者、コンサルタントおよびトレーナーが一同に集うカンファレンスです。FileMakerに関するさまざまなワークショップやセミナー、セッション、ミーティングなどが行われます。
なお、2009年1月31日までに早期登録を完了した登録者は、通常料金から300米ドルの割引を受けられるとのことです。
第39回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
October 17, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年9月27日に行われた第39回のイベントレポートが追加されており、FileMakerにおける画像の扱いやSuperContainer、およびリレーションシップにおける注意点に関する情報などが紹介されています。
次回は、「ウィンドウ制御の極意」というテーマで2008年10月18日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、今月は2008年10月29日(水)19:00-20:00にも同イベントの特別編が開催されるとのことです。
APPLE-SA-2008-10-09 Security Update 2008-007
October 14, 2008
Appleから「Security Update 2008-007」が公開されています。
Security Update 2008-007は、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.5およびMac OS X Server v10.5.5向けに用意されており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Certificates、ColorSync、CUPS、libxslt、Networking、PSNormalizer、rlogin、Script Editor(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.5、Mac OS X Server v10.5.5)
・Apache、Finder、launchd、QuickLook、Single Sign-On、vim(Mac OS X v10.5.5、Mac OS X Server v10.5.5)
・PHP(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5.5)
・ClamAV(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5.5)
・MySQL Server、Postfix、Tomcat(Mac OS X Server v10.5.5)
・Weblog(Mac OS X Server v10.4.11)
なお、このアップデートにより、バージョン10.5に付属するApache 2はバージョン2.2.9に、バージョン10.4およびMac OS X Server v10.5に付属するPHP 4はバージョン4.4.9に、Mac OS X Serverに付属するClamAVはバージョン0.94に更新されます。
Get(ホストアプリケーションバージョン)関数
October 06, 2008
FileMaker 9で新たに追加された「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、現在のデータベースをホストしているコンピューターで実行されているFileMaker ProまたはFileMaker Serverのバージョン情報を示す文字列を返します。
この関数の戻り値は次の例のようになります。
・「Pro 9.0v1」:FileMaker Pro 9.0v1の場合
・「ProAdvanced 9.0v3」:FileMaker Pro 9.0v3 Advancedの場合
・「Server 9.0v3」:FileMaker Server 9.0v3の場合
なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。
FileMaker Server 9のライセンスを更新する
September 30, 2008
FileMaker Server 9の評価版からアップグレードする場合や、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、FileMaker Serverのライセンスキーを更新する必要があります。
FileMaker Server 9のライセンスを更新するには、FileMaker Server Admin Consoleを使用します。Admin Consoleを起動し、[ヘルプ]メニューの[FileMaker Server ライセンスの更新]を選んで表示されるダイアログボックスにおいて、ユーザー名やライセンスキーなどの必要な情報を入力して、[更新]ボタンを押します。
「ODBC/JDBC クライアント接続」および「IWP 接続」の値が「許可」になっていれば、FileMaker Server Advancedのライセンスに更新されたことが確認できます。なお、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、必要なファイルはすでにインストールされているため、アップグレードのために追加インストールを行う必要はありません。
Mac OS X v10.5.5 and Security Update 2008-006
September 17, 2008
Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.5 Update」および「Mac OS X Server 10.5.5 Update」を公開しています。
バージョン10.4.11向けの「Security Update 2008-006」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています。
・ATS、BIND、ImageIO、libresolv、Login Window、OpenSSH、QuickDraw Manager、Ruby、SearchKit、VideoConference(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・Directory Services(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・ClamAV(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・Finder、Kernel、mDNSResponder、System Preferences、Time Machine、Wiki Server(Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・System Configuration(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
なお、このアップデートにより、OpenSSHはバージョン5.1p1に、Mac OS X Serverに付属のClamAVはバージョン0.93.3に、v10.4.11のBINDはバージョン9.3.5-P2に、v10.5.4のBINDはバージョン9.4.2-P2に更新されます。
Apache Tomcat 5.5.27
September 12, 2008
「Apache Tomcat 5.5.27」が公開されています。
Tomcat 5.5.27では、ディレクトリトラバーサルやクロスサイトスクリプティングなど4点の脆弱性が修正されています。context.xmlまたはserver.xmlにおいてallowLinkingがtrueかつURIEncodingがUTF-8に設定されている場合に発生するディレクトリトラバーサルの脆弱性については、バージョン6.0系列ではApache Tomcat 6.0.18で修正されていますが、バージョン4.1系列ではまだ修正された正式版が公開されていません。
なお、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 AdvancedではTomcat 5.5系列が利用されていて、バージョン9v3ではTomcat 5.5.17が使用されています。