FAMLog
FileMaker 実践データベースシステム
June 25, 2008
FileMakerの導入事例やインタビュー、カスタマイズ手法を紹介した書籍「FileMaker 実践データベースシステム」が2008年6月中旬に発売されています。
FileMakerを選択する理由やFileMakerによるシステムの提案方法、FileMakerとAccessの違い、カスタマイズから運用や保守に関する話題まで、幅広い内容を取り扱っている書籍です。
開発現場の参考になる内容構成となっていて、FileMakerに関わる開発者や利用者のインタビューもあり、読みやすくなるよう工夫されています。
定価:3,675円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 512
著者:大川 泰典、荒木 祐二
監修:FileMakerPro Kyushu Users Meeting
出版社:秀和システム
ISBN:978-4-7980-1989-5[Amazon.co.jpで購入...]
MacRuby 0.2
June 24, 2008
Objective-CベースのRuby実装であるMacRubyの新バージョン「MacRuby 0.2」が2008年6月上旬に公開されています。
MacRubyは、Ruby 1.9をベースとしており、RubyからMac OS XおよびObjective-Cの機能を利用することができます。MacRubyでは、すべてのRubyのクラスおよびオブジェクトは、Objective-Cのクラスおよびオブジェクトとなっていることで、RubyCocoaより処理速度が向上します。
MacRubyの動作環境はMac OS X v10.5.2以降となっています。なお、現段階ではMacRubyは実験的なプロジェクトであり、実運用を行うアプリケーションを開発する際にはMacRubyではなくRubyCocoaを利用することが推奨されています。
Ruby 1.8.6-p230 & Ruby 1.8.7-p22
June 23, 2008
Ruby 1.8.6-p230およびRuby 1.8.7-p22が公開されています。
Ruby 1.8.6-p230およびRuby 1.8.7-p22では、サービス妨害攻撃を受けたり、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
同時に、Ruby 1.8.5-p231とRuby 1.9.0-2も公開されていますが、Ruby 1.8.5は今回でメンテナンスが終了する予定となっています。
Mac OS X LeopardではACLを標準で利用可能
June 20, 2008
Mac OS X v10.4ではアクセス制御リスト(ACL)は有効になっておらず通常では利用できませんでしたが、Mac OS X LeopardではACLを標準で利用できるようになっています。
アクセス制御リスト(ACL)を利用すると、ファイルやフォルダのアクセス権をきめ細かく制御することが可能です。
Mac OS X Leopardでは、chmodコマンドだけではなく、Finderの情報ウインドウを利用してACLの設定を編集することもできるようになっています。
[関連]Mac OS X v10.4でACLを有効にする(FAMLog)
FileMaker Web News:第31回 2008年6月号
June 16, 2008
「FileMaker Web News」第31回目をお届けします。
■FileMaker ServerへアクセスするためのPythonモジュール
オブジェクト指向スクリプト言語PythonからFileMaker Serverへのアクセスを可能にするオープンソースソフトウェアであるPyFileMaker 2.5が2008年5月下旬に公開されました。PyFileMakerは、Rfmと同様、XMLを使用したカスタムWeb公開機能を内部的に利用しています。
[関連]PyFileMaker 2.5(FAMLog)
■Ruby 1.8.7が登場
オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの最新安定版となるRuby 1.8.7が2008年6月上旬に公開されました。次世代版Ruby 1.9の機能の一部がRuby 1.8でも利用できるようになっており、現時点の最新バージョンはバージョン1.8.7-p17です。
[関連]Ruby 1.8.7(FAMLog)、Ruby 1.8.7-p17(FAMLog)
第35回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
June 05, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年5月18日に行われた第35回のイベントレポートが追加されており、検索結果を保持するテクニックやリレーションに関する考察、およびバージョン6以前からのコンバージョンに関する情報などが紹介されています。
次回は、「日付」について掘り下げる 、というテーマで2008年6月21日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Ruby on Rails 2.1
June 04, 2008
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.1」が公開されています。
Rails 2.1では、バージョン2.0が公開されてから6ヶ月の間に寄せられた1600以上のパッチが取り込まれています。
バージョン2.1では、タイムゾーンがサポートされ、named_scopeによりActiveRecordで検索条件に名前をつけて利用できるようになっています。さらに、ActiveRecordオブジェクトの状態を追跡できるようになるほか、キャッシュ機能が強化されているなど、数多くの新機能が追加されています。
Ruby 1.8.7
June 03, 2008
オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの最新安定版となる「Ruby 1.8.7」が公開されています。
Ruby 1.8.7では、組み込みクラスの機能充実、標準ライブラリの更新、パフォーマンスの改善、不具合の修正などが行われています。次世代版Ruby 1.9の機能が一部バックポートされていて、一部のメソッドがRuby 1.8でも利用できるようになっています。
なお、Ruby 1.8.6は今後もメンテナンスが継続される予定です。Ruby 1.8.5については、未適用のパッチを取り込んでから最後のリリースが行われ、その後はメンテナンスが終了する予定であるようです。
[関連]Ruby 1.8 リリース計画(Ruby Issue Tracking System)
Macy'sがFileMaker Pro 9を採用
May 30, 2008
FileMaker, Inc.が、Macy's Parade & Entertainment Groupにより、ニューヨーク市で開催されるMacy's Thanksgiving Day Paradeの情報システムを管理するためのデータベースソフトウェアプラットフォームとしてFileMaker Pro 9が採用されたと発表しています。
メイシーズ(Macy's)はニューヨークに本拠をおく全米最大級の百貨店チェーンであり、Macy's Thanksgiving Day Paradeは何百万人もの観衆や何千万人ものテレビ視聴者を誇る感謝祭パレードです。
もともとMicrosoft Accessで構築されていた、Macy'sのパレードデータベースは、FileMaker Proの導入により時間のかかるタスクが短縮され、利用者のニーズによりよく応えられるようになったとのことです。将来的には、パレードにボランティアが参加するためのオンライン登録をできるようにするなど、Webとの連動も予定されているようです。
Mac OS X LeopardではNetInfoが廃止
May 27, 2008
Mac OS X LeopardではNetInfoが廃止されており、「NetInfo マネージャ」アプリケーションが含まれなくなっています。
Mac OS X v10.4 Tigerまでに含まれていたNetInfo マネージャで使用できていたいくつかの高度な機能は、コマンドラインユーティリティdsclで代替することができます。
例えば、dsclコマンドを使用することで、fmsadminグループに任意のユーザーを追加することができます。
[関連]Mac OS X 10.5: 以前「NetInfo マネージャ」にあったいくつかの機能の代わりにコマンドラインユーティリティ "dscl" を使用してください(アップル)