FAMLog
FileMaker Pro 9の新機能:ソフトウェアアップデートの通知機能
November 08, 2007
FileMaker Pro 9では、新機能としてソフトウェアアップデートの通知機能が追加され、ソフトウェアの更新情報を取得できるようになっています。
インターネットに接続されている状態であれば、FileMaker Proで、毎週ソフトウェアの更新情報を自動的にチェックすることができます。また、[ヘルプ]メニューの[ダウンロードと更新]を選択することでも任意にアップデートの通知を得ることができます。
本機能は、自動的にソフトウェアをインストールおよび更新してくれるものではなく、更新情報の通知を取得するためのものです。ソフトウェアアップデートが入手できる場合には、通知を受け取り、アップデータをダウンロードできるWebページを表示することができます。
なお、自動的に更新情報をチェックしない場合には、[環境設定]ダイアログボックスにあるチェックボックス「7 日ごとに更新をチェック」のチェックを外します。
Santa RosaベースのMacBookが登場
November 02, 2007
アップルが、最高2.2GHzにスピードアップしたインテル Core 2 Duo プロセッサーを搭載した「MacBook」を発表しています。
新しいMacBookはSanta Rosaベースのプラットフォームを採用し、最大4GBまでメモリーを増設できるようになっています。また、インテルのGMA X3100 グラフィックプロセッサーが搭載され、パフォーマンスが向上しています。
Apple Storeでの税込価格は、2.0GHz・ホワイトモデルが139,800円、2.2GHz・ホワイトモデルが159,800円、2.2GHz・ブラックモデルが179,800円となっています。
なお、上記のMacBookの発表と同時に、MacBook Proのカスタム構成オプションで、新たに2.6GHzのインテル Core 2 Duo プロセッサーにアップグレードできるようになっています。
APPLE-SA-2007-10-30 Xcode 2.5 Developer Tools
November 01, 2007
Appleから「Xcode 2.5 Developer Tools」が公開されています。
バージョン2.5では、GDB(GNUデバッガー)とWebObjectsに関するセキュリティ上の問題が修正されています。悪意を持って巧妙に作られたTektronix Hex Format(TekHex)形式のファイルをGDBで処理することで任意のコードが実行される恐れがあった問題、およびWebObjectsで権限のないローカルユーザーがシステム権限を取得できてしまう問題の2点に対処されています。
Xcode 2.5は、Mac OS X Tiger(バージョン10.4)およびMac OS X Leopard(バージョン10.5)で動作します。
なお、上記とは別に、Mac OS X Leopardで動作するXcode 3.0が、Leopardの発売と共に入手可能となっています。
FileMaker Mobileの販売・サポート終了予定日
October 24, 2007
ファイルメーカー社が、2007年12月20日をもってFileMaker Mobileの販売を終了すると案内しています。
同時に、FileMaker Mobileのサポートが2008年6月20日(日本時間)に終了する予定であることも案内されています。
FileMaker Mobileの最新バージョンはFileMaker Mobile 8であり、今回の発表でFileMaker 9 製品ラインの一部として登場することはなくなったことが明らかになったと言えます。
[関連]FileMaker とモバイルデバイス(ファイルメーカー株式会社)
第28回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
October 23, 2007
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2007年10月13日に行われた第28回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Server 9のWeb公開機能、タブコントロール、およびMac OS X環境でドットインパクトプリンターを使う試みなどに関する情報が紹介されています。
次回は、「FileMakerと外部SQLデータソースの探索」というテーマで、2007年11月10日(土)18:00-19:00に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
[関連]第28回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)、第10回FM-Hokkaido Annex Report(FM-Hokkaido)
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)
CodeZineでFileMakerに関する連載が開始
October 22, 2007
開発者のための実装系Webマガジン「CodeZine(コードジン)」でFileMakerに関する連載が開始されています。
全10回(予定)のリレー形式でFileMaker Proを紹介する連載の第1回目の記事「FileMaker Pro という選択」では、システム開発において採用が増えつつあるFileMakerの概要や運用に適している規模、およびそのメリットなどが説明されています。
連載第2回からは、実際にFileMakerによるシステム開発のエキスパートが、FileMakerの各種機能を利用したシステム開発の手法や開発ノウハウについて、詳しく解説をしていく予定になっているそうです。
[関連]Oracle with FileMaker:必要なデータは現場で管理させるというアプローチ(CodeZine)
Ruby on Rails 1.2.5
October 18, 2007
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 1.2.5」が公開されています。
今月上旬にRuby on Rails 1.2.4が公開されていましたが、セキュリティに関わる問題を修正するために、矢継ぎ早にRails 1.2.5が公開されました。
Rails 1.2.5では、to_jsonメソッドにおけるXSS脆弱性が修正されています。また、Rails 1.2.4で発生するようになったいくつかの不具合が修正されると共に、Rails 2.0 Preview Releaseに組み込まれている機能や修正が一部反映されています。
[関連]Ruby on Rails 1.2.5(Security annoucements for Ruby on Rails)
FileMaker Web News:第23回 2007年10月号
October 16, 2007
「FileMaker Web News」第23回目をお届けします。
■FileMaker Server 9v2 アップデータ
「FileMaker Server 9v2 & FileMaker Server 9v2 Advanced アップデータ」が2007年9月下旬に公開されました。これにより、FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedの最新版はバージョン9.0v2(9.0.2.151)となっています。
[関連]FileMaker Server 9v2 アップデータ(FAMLog)
■FileMaker API for PHP Public Beta Extension Patch
「FileMaker API for PHP Public Beta Extension Patch for FileMaker Server 8.0v4 Advanced」が2007年9月下旬に公開されました。本パッチは、FileMaker API for PHP Public Betaの使用期限を2008年1月7日まで延長するために提供されています。
[関連]FileMaker API for PHP Public Beta Extension Patch(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
FileMaker Pro 9の新機能:クイックスタート画面
October 11, 2007
FileMaker Pro 9では、起動時に「FileMaker クイックスタート画面」が通常最初に表示されるようになっています。
この新しいダイアログボックスを利用して、ファイルを作成したり、ローカルまたはリモートにあるコンピューター上のファイルを開いたり、FileMaker Proの電子マニュアルを表示することができます。その他に、最近使ったファイルや共有ファイルを開いたり、最も頻繁に使用するデータベースのお気に入りリストを作成することもできます。
なお、FileMaker Proを起動した後に、FileMaker クイックスタート画面を再度表示させたい場合には、[ファイル]メニューの[新規データベース...]を選択します。
(2007/10/12追記:FileMaker Pro 9の環境設定で[[FileMaker クイックスタート] 画面の表示]のチェックを外している場合には、FileMaker クイックスタート画面は表示されません。)
Ruby on Rails 1.2.4
October 10, 2007
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 1.2.4」が公開されています。
Rails 1.2.4では、Rails 2.0においてエラーとして扱われる予定の仕様変更に関する警告が出力されるようになっています。Rails 2.0へ移行することを検討している場合には、Rails 1.2.4で警告が出力されないようにしておくことで移行準備を行うことができます。
また、バージョン1.2.4にはセキュリティに関わる修正や変更も含まれており、セッション固定攻撃の危険性を軽減させるためにURLベースのセッションが標準でサポートされなくなると共に、XMLドキュメント解析時に発生しうる潜在的な危険性や性能上の問題も修正されています。その他、ActiveRecord::Base#to_json使用時にXSSが発生する可能性がある問題を回避するようにJSONエンコーディングアルゴリズムが変更されています。
[関連]Ruby on Rails 1.2.4(Security annoucements for Ruby on Rails)