FAMLog


FMPress Forms 1.2.0を公開

July 25, 2022

FMPress Forms 1.2.0を公開しました。

FMPress Formsは、サーバー上で共有されているFileMakerデータベースにフォームデータを登録できるWordPressプラグインです。Contact Form 7 5.6との互換性が改善されているFMPress Forms 1.2.0では、新たにFileMakerスクリプトの実行に対応しました。例えば、Webフォームの入力があった後に、サーバー上でPDFファイルを生成して担当者に送信したり、クラウドストレージにファイルをアップロードするといったような処理を実行することも可能になります。

また、バージョン1.2.0では、Contact Form 7の特別なメールタグのうち[_remote_ip]と[_user_agent]をサポートしました。フィールドを割り当てることで、フォームにデータを入力した送信者のIPアドレスおよびユーザーエージェント(Webブラウザー)情報をデータベースに保存できるようになっています。

[関連]エミックオンラインセミナーを2022年7月28日に開催(FAMLog)

Tag: FileMaker

Contact Form 7 5.6.1が公開

July 21, 2022

Contact Form 7 5.6.1が公開されています。

Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。バージョン5.6.1では、#[ReturnTypeWillChange]を使用してPHP 8.1での廃止予定通知が抑制されるようになっています。また、フォームタグ名でのコロンの使用に関する検証ルールが追加され、フォームタグ作成ツールでID属性およびクラス属性の値に含まれるコロン(:)が自動的に削除されるようになっています。

なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

Tag: WordPress

WordPress 6.0.1が公開

July 13, 2022

WordPress 6.0.1が公開されています。

WordPressはブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースソフトウェアです。バージョン6.0.1では、コアに関する13件の不具合修正とブロックエディターに関する18件の不具合修正が行われています。WordPressはバージョン6.1系統の開発も進められており、現在のところWordPress 6.1は2022年後半に公開される予定となっています。

なお、FMPress FormsはWordPress 6.0.1と互換性があることを検証済みです。FMPress Formsを使用すれば、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。

[関連]FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)

(2022/09/26追記:セキュリティ関連の修正を含むWordPress 6.0.2が2022年8月末に公開されていました。)

Tag: WordPress

Node.js v14.20.0とNode.js v16.16.0が公開

July 12, 2022

Node.js v14.20.0 (LTS)およびNode.js v16.16.0 (LTS)が2022年7月上旬に公開されています。

Node.js v14.20.0およびNode.js v16.16.0では、それぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。Node.js v14は2023年4月末に、Node.js v16は2023年9月にサポートが終了する予定となっています。

なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 19.5.1ではNode.js v16.14.0が使用されています。


PHP 8.0.21とPHP 8.1.8が公開

July 11, 2022

PHP 8.0.21PHP 8.1.8が公開されています。

PHP 8.1.8ではfinfo_buffer()のセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

なお、PHPはバージョン8.2系統の開発も進められており、現在バージョン8.2.0 Alpha 3が公開されている状況です。

Tag: Apache

FAMLog News Archive:第96回 2022年夏号

July 08, 2022

■Claris FileMaker 19.5の提供が開始(2022年6月)

Claris FileMaker 19.5の提供が2022年6月に開始されました。バージョン19.5.1では、共有カスタム Appの集計フィールドをFileMakerクライアントではなくClaris FileMaker Serverで処理できるようになっています。なお、Claris FileMaker Pro 19.5.1ではWindows 8.1がサポートされなくなっているので注意が必要です。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)

■FMPress Forms 1.1.0を公開(2022年5月)

Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるWordPressプラグインであるFMPress Formsのバージョン1.1.0を2022年5月に公開しました。WordPress 6.0との互換性が確認されているFMPress Forms 1.1.0では、オブジェクトフィールドへのファイルのアップロードに新たに対応しています。

[関連]FMPress Forms 1.1.0を公開(FAMLog)

Tag: News

OpenSSL 1.1.1qとOpenSSL 3.0.5が公開

July 07, 2022

OpenSSL 1.1.1qとOpenSSL 3.0.5が公開されています。

OpenSSLは通信暗号化ライブラリとして広く利用されているオープンソースソフトウェアです。OpenSSL 1.1.1qおよびOpenSSL 3.0.5では、32ビットのx86プラットフォーム向けAES OCBモードにおいて、AES-NIアセンブリ最適化実装を使用するとデータが暗号化されない場合がある脆弱性(CVE-2022-2097)が修正されています。

なお、OpenSSL 3.0.5では、AVX512IFMA命令をサポートするX86_64 CPUのRSA実装不備により、2048ビットの秘密鍵を使用すると、計算中にメモリー破壊が発生する脆弱性(CVE-2022-2274)も修正されています。

[関連]JVNVU#96381485: OpenSSLに複数の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.5.1の改善点:Claris FileMaker Admin API

July 06, 2022

2022年6月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.5.1では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。

バージョン19.5.1のFileMaker Admin APIでは、パラレルバックアップの状態を調べるAPI呼び出しと、パラレルバックアップを有効または無効にするAPI呼び出しが新しく追加されています。さらに、server/cancelbackupエンドポイントを使用して現在実行中のバックアップを中止できるようになっています。

なお、2022年6月に公開したfmcsadmin 2.0.0では、パラレルバックアップ設定の確認および変更に新たに対応し、実行中のバックアップ処理を中止するためのCANCELコマンドを新たに追加しました。さらに、環境変数でユーザー名とパスワードを指定できるようになっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.5.1の提供が開始(FAMLog)、fmcsadmin 2.0.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

fmcsadmin 2.0.0の動作環境

July 01, 2022

リモート管理機能を備えたClaris FileMaker Server管理者向けコマンドラインツールであるfmcsadminは、Linux、macOSおよびWindowsプラットフォームで利用できます。

FileMaker Server 19.5に対応したfmcsadmin 2.0.0の動作環境は、Ubuntu Server 18.04 LTS、Ubuntu 18.04 Desktop、Ubuntu Server 20.04 LTS、Ubuntu 20.04 Desktop、CentOS Linux 7、macOS Catalina 10.15.7以降(macOS Monterey 12で動作確認済み)およびWindows 10 Version 21H1以降(Windows 11で動作確認済み)であり、Claris FIleMaker Server 19.1以降に対応しています。

なお、fmcsadmin 2.0.0では、32bitのWindows版の提供をせず、メーカーサポート対象外となっているCentOS Linux 8やmacOS Mojave 10.14等を動作保証対象外としました。同時に、FileMaker Server 18とFileMaker Server 19.0もサポート対象外にしました。

[関連]fmcsadmin 2.0.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Form data to kintone 2.25.0が公開

June 30, 2022

Form data to kintone 2.25.0が2022年6月下旬に公開されています。

Form data to kintoneは、WordPress用のフォームプラグインであるContact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをkintoneに保存できるWordPressプラグインです。Form data to kintone 2.25.0では、form_data_to_kintone_completed_savingアクションフックが追加されています。

Form data to kintoneのライセンスはWordPressと同じくGPLv2 or laterであり、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。

Tag: WordPress

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