FAMLog
Java 8 Update 171およびJava 8 Update 172が公開
April 19, 2018
Java 8 Update 171が公開されています。
バージョン8 Update 171では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。同時にJava 8 Update 172とJava 10.0.1が公開されていますが、FileMaker ServerとJava 10との互換性に関する情報についてファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。
Java 10とJava 9は長期サポート対象バージョンではなく、Java 9の公式アップデートは2018年3月にすでに終了しており、Java 10は2018年9月に公式アップデートが終了する予定となっています。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 16.0.4 アップデータが公開(FAMLog)、Oracle Java SE サポート・ロードマップ(Oracle)
FileMaker Pro 16の新機能:複数の挿入スクリプトステップでターゲットとして変数を指定可能に
April 17, 2018
FileMaker Pro 16では、複数の挿入スクリプトステップにおいて変数をターゲットとして指定できるようになっています。
変数をターゲットとして指定できるようになったスクリプトステップは次の通りです。
・URL から挿入
・計算結果を挿入
・現在の日付を挿入
・現在の時刻を挿入
・現在のユーザ名を挿入
・ファイルを挿入
・テキストを挿入
なお、FileMaker Pro 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURL オプションを指定できるようになりましたが、当該スクリプトステップでファイルにアクセスする場合は、ファイルを含むオブジェクトフィールドに変数を設定してcURL オプションの引数としてこの変数を使用するようにします。
[関連]FileMaker Pro 16の新機能:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション(FAMLog)
macOS Server 5.6の変更点
April 13, 2018
macOS Server 5.6を使うにはmacOS High Sierra 10.13.4が必要であり、macOS High Sierra 10.13.4にアップデートした後でApp StoreからmacOS Server 5.6を購入および入手できます。
macOS Server 5.6では、プロファイルマネージャが新しい制限やペイロード、コマンドに対応しています。また、以前に案内されていた通り、以下のサービスは、macOS Server 5.6を新規インストールした環境では非表示になります。
・Calendar(カレンダー)
・Contacts(連絡先)
・DHCP
・DNS
・Mail(メール)
・Messages(メッセージ)
・NetInstall
・VPN
・Websites(Web サイト)
・Wiki
これらのサービスを使うように設定された以前のバージョンのServerをアップグレードした場合は通常通りに動作しますが、Serverの次回メジャーリリースでこれらのサービスは廃止される予定であるとのことです。
[関連]macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧(FAMLog)、APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan(FAMLog)
APPLE-SA-2018-3-29-6 Safari 11.1
April 09, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.1が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 11.1は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.4にもSafari 11.1が含まれています。
なお、OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan(FAMLog)
APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan
April 06, 2018
AppleからmacOS High Sierra 10.13.4と、macOS Sierra 10.12.6およびOS X El Capitan v10.11.6用のSecurity Update 2018-002が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、OS X Yosemite用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン16とバージョン15がmacOS High Sierraと互換性があり既知の問題はないと案内されていますが、FileMaker Server 14はmacOS High Sierraには対応していません。
[関連]FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)
2018年3月「INTER-Mediator勉強会2018-#2」発表資料
April 02, 2018
2018年3月28日に行われた「INTER-Mediator勉強会2018-#2」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:Selenium WebDriverを利用したサンプルアプリケーションのテスト(PDF形式/ファイルサイズ:約450KB)
「Testing-INTER-Mediator-Samples.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
d43db0f5120b6e6db2fdc91925b728b16003dfdda9d2fe0ef607af8cdb815077
■関連リンク
・INTER-Mediator
https://inter-mediator.com/
・INTER-Mediator-Server VM
http://inter-mediator.info/ja/for-novices/vm.html
・Selenium WebDriver
https://www.seleniumhq.org/projects/webdriver/
(2022年5月1日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Node.js v9.10.0、Node.js v8.11.0、Node.js v6.14.0およびNode.js v4.9.0が公開
March 30, 2018
Node.js v9.10.0、Node.js v8.11.0、Node.js v6.14.0およびNode.js v4.9.0が公開されています。
Node.js v9.10.0、Node.js v8.11.0、Node.js v6.14.0およびNode.js v4.9.0では、OpenSSLがバージョン1.0.2oに更新された他、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker Server 16とFileMaker Cloud 1.16のFileMaker Data API エンジンではNode.js v6系列が使われています。
[関連]OpenSSL 1.0.2oとOpenSSL 1.1.0hが公開(FAMLog)
Apache HTTP Server 2.4.33が公開
March 26, 2018
Apache HTTP Server 2.4.33が公開されています。
バージョン2.4.33では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されている他、ACMEv1を使用してLet's Encryptの証明書を取得・更新できるmod_mdが実験的に追加されています。
なお、Apache HTTP Server 2.2系統はすでに保守が終了しており、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨されます。
[関連]Apache HTTP Server 2.2系列の公式サポートが終了(FAMLog)
FileMaker CloudとGet(システムプラットフォーム)関数
March 20, 2018
FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。
この関数の戻り値は下記のようになります。
・「1」:プラットフォームがmacOSの場合
・「-2」:プラットフォームがWindowsの場合
・「3」:プラットフォームがiOSの場合
・「4」:プラットフォームがFileMaker WebDirectの場合
・「5」:プラットフォームがFileMaker Cloudの場合
FileMaker CloudでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「5」となります。
[関連]FileMaker WebDirectとGet(システムプラットフォーム)関数(FAMLog)
Apache HTTP Serverで使用中のマルチプロセッシングモジュールを確認する
March 09, 2018
Apache HTTP Serverで使用中のマルチプロセッシングモジュール(MPM)を確認する方法の1つにhttpdコマンドを使用する方法があります。
httpdコマンドで-lオプションを使用することで、マルチプロセッシングモジュールを含め、サーバーにコンパイルで組み込まれたモジュールすべてを列挙することができます。
[使用例]
$ httpd -l
Compiled in modules:
core.c
mod_so.c
http_core.c
prefork.c
macOS High Sierra 10.13.3では上記のように表示され、preforkマルチプロセッシングモジュールを利用していることが分かります。
[関連]Apache HTTP Server 2.2の改善点 (3)(FAMLog)