FAMLog


Mac OS X Server v10.4とmod_encoding

June 01, 2006

Mac OS X Server v10.4には、WebDAVでファイルやフォルダの名前に日本語を使用できるようにするためのApacheモジュールであるmod_encodingが組み込まれています。

Mac OS X Server v10.4に付属するApache 1.3用のhttpd.confの記述内容や動作を確認したところ、Mac OS X Server v10.4に組み込まれているmod_encodingは、オリジナルのmod_encodingではなく、Mac OS X専用mod_encodingであると推測されます。これにより、Windowsのクライアントから接続してもほぼ問題ないと言えるほど文字化けが解消されます。

mod_encodingは初期状態では無効になっているので、利用するためには「サーバ管理」アプリケーションで有効にする必要があります。

なお、Mac OS X Server v10.4にオプションとして最初からインストールされているApache 2.0にはmod_encodingは組み込まれていません。また、通常版のMac OS X v10.4にもmod_encodingは組み込まれていません。

Tag: Apache

FileMaker Server 8v3 アップデータとFileMaker Server Admin

June 02, 2006

FileMaker Server 8v3 アップデータを適用すると、FileMaker Server 8.0v2がバージョン8.0v3に更新されますが、FileMaker Server Adminのバージョンは8.0v2のままです。

これは、FileMaker Server 8v3 アップデータにおいては、FileMaker Server Adminに関する修正点がないためです。

なお、FileMaker Server Admin ツール(SAT)のバージョンは、Macの場合は、SATの[FileMaker Server Admin]メニューから[FileMaker Server Admin について]を選択すると確認することができます。Windowsの場合は、SATの[ヘルプ]メニューから[FileMaker Server Admin のバージョン情報]を選択します。

[関連]The FileMaker Server 8.0v3 Updater Does Not Update the Server Admin Tool(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

第12回「FileMaker Fun Night!」のお知らせ

June 05, 2006

2006年6月10日(土)に行われる、セブンズドアが毎月Apple Store, Ginzaで開催しているFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」で、ゲストとしてFileMaker 7/8のカスタムWeb公開機能についてのお話をします。

今回は、カスタムWeb公開の仕組み、レイアウトとデータの関係、セキュリティ面での注意点など、XSLTを使用したカスタムWeb公開においておさえておきたい基本やTipsを紹介する予定です。

参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。

第12回 FileMaker Fun Night!「これは知っておきたいカスタムWebの基本」
開催日時:2006年6月10日(土)18:00〜19:00
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/map/

参加費:無料(登録も不要です)

詳細は下記URLのページをご覧ください。
http://www.sevensdoor.com/news20060610.html

(2006/06/07追記:セブンズドアによるプレスリリースのページへのリンクを追加しました。)

(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8におけるフィールド数の上限

June 06, 2006

FileMakerにおける1ファイルあたりのフィールド数の上限は、ファイルメーカーPro 6ではおよそ5900でしたが、FileMaker Pro 8では合計で2億5千6百万となっています。

FileMaker Pro 8のデータファイルフォーマットは、バージョン7と同じフォーマットであるため、FileMaker Pro 7もバージョン8と同様の仕様です。

なお、ファイルメーカーPro 6におけるフィールド数の上限である5900は目安であり、実際にはフィールド名の長さによりその上限値は変わります。

[関連]Technical Specifications Of FileMaker Pro 5.5Technical Specifications Of FileMaker Pro 7Technical Specifications of FileMaker Pro 8 and FileMaker Pro 8 Advanced
(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 8のデフォルトデータベースフォルダ

June 07, 2006

Mac版FileMaker Server 8では、ホストするデータベースファイルを以下のフォルダ内に通常配置します。

/Library/FileMaker Server/Data/Databases/

Windows版FileMaker Server 8では、以下のフォルダにデータベースファイルを配置します。

\Program Files\FileMaker\FileMaker Server\Data\Databases\

デフォルトデータベースフォルダのパスは、バージョン7とは一部違っています。

Mac OS Xでは、上記のデータベースフォルダとサブフォルダは、「fmsadmin」グループが所有する必要があります。また、データベースフォルダ内に配置されたデータベースは、グループが読み書き可能であることが必要です。ただし、アクセス制御リスト(ACL)を利用すればこの限りではありませんが、FileMaker Server 8 管理者ガイドによると、ACLの使用は正式にはサポートされていない可能性があります。

[関連]FileMaker Server 7のデフォルトデータベースフォルダ

Tag: FileMaker

Cyberduck 2.6

June 08, 2006

Mac OS Xで動作するオープンソースのSFTP/FTPクライアントソフトウェア「Cyberduck 2.6」が公開されています。

バージョン2.6では、Dashboardウィジェットが同梱され、ブラウザーウインドウのドローワー式のログ情報パネルが復活しています。Sparkle.frameworkによる自動ソフトウェアアップデート機能も追加され、その他にも数多くの機能追加や不具合の修正がされています。

Cyberduck 2.6はMac OS X v10.4にも対応したUniversalアプリケーションであり、Mac OS X v10.3.9以降で動作します。

Tag: Mac

2006年FIFAワールドカップ専用スコアブック「Win Cup2006」

June 09, 2006

セブンズドアが、2006年FIFAワールドカップドイツ大会を楽しむためのスコアブック「Win Cup2006」に関する記事を公開しています。

このスコアブックは、FileMaker Proで作成されたテンプレートであり、雑誌「アスキー・ドットPC」のWebサイトからダウンロードすることができます。

詳しい使い方については、「アスキー・ドットPC」2006年7月号、92〜95ページの「わくわくパソコン超活用・ファイルメーカーで作るちょい得ツール」に掲載されています。

(2006/06/13追記:セブンズドアで公開されている記事のURLが変更されたため、それにあわせてリンクを変更しました。)

(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

第12回「FileMaker Fun Night!」発表資料

June 12, 2006

2006年6月10日に行われた、セブンズドア主催のFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」(第12回)で発表した資料を下記よりダウンロードできます。

・ダウンロード:「これは知っておきたいカスタムWebの基本」(PDF形式/ファイルサイズ:約2.3MB)

デモでは、出力されたXMLデータの確認およびスタイルシート(CSS)を使用しない場合のWebページの表示に、オープンソースのWebブラウザーとして人気のある「Firefox」を使用しました。

[関連資料]第7回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)

■関連リンク

FileMaker Server 8 Advanced(ファイルメーカー株式会社)

FileMaker Solutions Alliance(ファイルメーカー株式会社)

・書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」のご案内
http://www.filemaker.ne.jp/book/

Extensible Markup Language (XML)(World Wide Web Consortium)

XSL Transformations (XSLT)(World Wide Web Consortium)

Cascading Style Sheets (CSS)(World Wide Web Consortium)

(2006/06/12追記:FileMaker Solutions Alliance(FSA)のページへのリンクを追加しました。FSAのメンバーになれば(メンバーシップ費は有料)、特典の1つとしてFileMaker Server Advancedの開発用ライセンスが提供されます。)

(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

第12回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート

June 13, 2006

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2006年6月10日に行われた第12回のイベントレポートが追加されており、XSLTを使用したカスタムWeb公開においておさえておきたい基本やTipsに関する内容が紹介されています。

次回は、「開発事例シリーズ3 承認フローを考える」というテーマで、2006年7月8日(土)18:00-19:00に同イベントが開催される予定になっています。

[関連]第12回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)、第2回FM-Hokkaido Annex Report(FM-Hokkaido)

(2006/06/18追記:FM-Hokkaidoによるレポートページへのリンクを追加しました。)

(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server Advanced カスタムWeb公開ガイド

June 14, 2006

FileMaker Server Advancedには、カスタムWeb公開機能の使用方法を説明したPDFファイル「FileMaker Server Advanced カスタムWeb公開ガイド」が付属しています。

このマニュアルでは、FileMaker XSLTスタイルシートの開発、XMLまたはXSLTを使用するWeb公開エンジンによるデータベースの公開、およびCDMLからXSLTへの移行に関する話題について説明されています。FileMaker 7/8のカスタムWeb公開機能を利用する場合には、必ず読んでおきたい内容となっています。

カスタムWeb公開ガイドは、Web公開エンジンのソフトウェアコンポーネントをインストールすると、「FileMaker Server Advanced Web公開インストールガイド」と一緒にインストールされます。

[関連]FileMaker クエリー文字列リファレンスFileMaker XSLT 拡張関数リファレンス(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Web News:第7回 2006年6月号

June 15, 2006

書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に関する出版後の情報を補足することを主目的とした「FileMaker Web News」第7回目をお届けします。

■カスタムWeb公開に関するプレゼンテーション資料

セブンズドア主催のFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」で、ゲストとしてFileMaker 7/8のカスタムWeb公開に関する発表を2006年6月10日に行いました。発表で使用した資料をダウンロードできますので、まだご覧になっていない方は下記よりどうぞ。

[関連]第12回「FileMaker Fun Night!」発表資料

■FileMaker Pro 8のための作り方ガイドブック

ファイルメーカー社が、2006年5月下旬にFileMaker Pro 8向けにリニューアルされたデータベースの作り方ガイドブックの提供を開始しています。これらのガイドブックは、ファイルメーカー社のWebサイトで配布されており、Web公開とは直接関係のない内容ですが、FileMaker Proを初めて使う方がその基本を短時間で修得するのに最適な教材の1つであると言えるでしょう。

[関連]FileMaker Pro 8のための作り方ガイドブック(FAMLog)

(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)

(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)

Tag: News

FileMakerクエリー文字列

June 16, 2006

FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開では、HTTP経由でFileMakerデータベースからXML形式のデータを取得したり、処理した結果の内容をXML形式のデータとして取得できます。

FileMaker Server Web公開エンジンにXMLデータを要求するには、FileMaker固有の命令であるクエリーコマンドとクエリー引数、およびそれらの値で構成される「FileMakerクエリー文字列」の情報をサーバーに送信します。

FileMakerクエリー文字列は、主に下記のような方法で指定することができます。

・HTTPリクエストのGETリクエストメソッドを使用してクエリー文字列等で指定する
・HTTPリクエストのPOSTリクエストメソッドを使用してフォーム等で指定する
・XSLTスタイルシートにおいてxslt-cwp-query処理命令で指定する
・XSLTスタイルシートでdocument関数を使用して新しいHTTPリクエストを発生させる

例えば、GETリクエストメソッドの場合には、URLにおける「?」以降の文字列(クエリー文字列)がそのままFileMakerクエリー文字列として扱われます。

Tag: FileMaker

FileMakerホスティングサービス プラン8

June 19, 2006

株式会社エミックが、FileMaker 8に対応したホスティングサービス「FileMakerホスティングサービス プラン8」を発表しています。

FileMakerホスティングサービス プラン8は、代表的なワークグループ向けデータベースソフトウェアであるFileMakerを使って、インターネット上でのデータベース共有、ノンプログラミングでのWeb公開(インスタントWeb公開)、およびカスタムWeb公開機能による独自開発のWebアプリケーションの運用が行える、1社1台の専用サーバーの利用環境が提供されるサービスです。サーバーにはあらかじめFileMaker Server 8 Advancedがインストールされているので、初期コストを大きく抑えることができます。

サービスの価格は月額税込31,290円、初期セットアップ料金は税込39,900円であり、本日より受付を開始しています。

Tag: Ad

-dbクエリー引数

June 20, 2006

-dbクエリー引数は、FileMaker Server Advancedにおいて、クエリーコマンドを適用するFileMakerデータベースの名称を指定する際に使用します。

-dbnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、ほぼすべてのリクエストで必ずFileMakerクエリー文字列に含まれる引数であると言えます。

注意点として、実際のデータベースファイル名にはオプションで拡張子を含めることができますが、-dbクエリー引数の値にはファイル拡張子を含めた形式で指定することはできません。

(使用例)
http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=employees&-lay=departments&-findall

Tag: FileMaker

-layクエリー引数

June 21, 2006

-layクエリー引数は、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、FileMakerデータベースのレイアウトを指定する際に使用します。

-layクエリー引数の値にはリクエストの処理に使用するレイアウトの名前を指定します。基本的に、FileMaker ServerとWeb公開エンジンは、-layクエリー引数で指定されたレイアウトの情報を基にXMLデータを生成します。

-dbnames、-layoutnames、-scriptnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、-dbクエリー引数と同様に、FileMakerクエリー文字列に必ず含まれる引数であると言えます。

Tag: FileMaker

-lay.responseクエリー引数

June 22, 2006

-lay.responseクエリー引数は、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、リクエストの処理に使用するレイアウトとは異なるレイアウトを利用して応答データを出力させる場合に使用します。

(使用例)
-db=employees&-lay=Budget&Salary=100000&Salary.op=gt&-find&-lay.response=ExecList

例えば、ある特定のフィールド(上記例では「Salary」フィールド)を検索対象にしたいが、そのフィールドのデータを出力する必要がない場合などに使用できます。ソーステーブルが違うレイアウトでも指定することは一応可能ですが、-lay.responseクエリー引数による処理が発生するまでにどこかでエラーが発生すると、途中で処理が中断され、-lay.responseクエリー引数の指定が無効になってしまいます。通常は、ソーステーブルが同じレイアウトを指定するとよいでしょう。

-lay.response引数が含まれていない場合は、リクエストの処理時も、応答の処理時も、-layクエリー引数で指定されているレイアウトが使用されます。ただし、意図しないレイアウトが指定されることを防止するために、常に-lay.responseクエリー引数の値を指定するようにしておくことが大事です。

Tag: FileMaker

fmsadminコマンドの活用 (3)

June 23, 2006

FileMaker Server 8およびFileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、CLI(コマンドラインインターフェース)でホストされているデータベースファイルをバックアップすることができます。

fmsadminコマンドを使って、ホストされているデータベースファイルをバックアップするには、BACKUPコマンドを使用します。データベースファイルが開かれている状態でもバックアップが可能であり、クライアントによるファイルの使用を妨げることなく、ライブバックアップを実行することができます。

(構文)
fmsadmin BACKUP [FILE...] [PATH...] [options]

(使用例)
$ fmsadmin backup
$ fmsadmin backup DATABASENAME
$ fmsadmin backup -d "filemac:/Macintosh HD/Library/FileMaker Server/Data/Backups/"

パスを指定しなかった場合には、データベースはデフォルトバックアップフォルダにバックアップされます。また、ファイルを指定しなかった場合、ホストされているデータベースがすべてバックアップされます。

オプションには「-d」もしくは「--dest」を指定することができます。このオプションを利用すると、指定したパスにデータベースをバックアップします。指定したパスが存在しない場合は、通常FileMaker Serverによってフォルダが作成されることになります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 8のデフォルトバックアップフォルダ

June 26, 2006

FileMaker Server 8では、[データベースのバックアップ]タスクスケジュールが実行されると、ホストされているデータベースファイルは通常下記のフォルダ内にバックアップされます。

(Mac版)
/Library/FileMaker Server/Data/Backups/

(Windows版)
\Program Files\FileMaker\FileMaker Server\Data\Backups\

FileMaker Server Admin ツールを使用すれば、上記のデフォルトバックアップフォルダのパスを指定、変更することができます。パスは、FileMaker独自の形式で指定し、「filemac:/」もしくは「filewin:/」で始まりスラッシュ(/)で終わるようにしなければなりません。

(指定例)
filemac:/Macintosh HD/Library/FileMaker Server/Data/Backups/
filewin:/C:/Program Files/FileMaker/FileMaker Server/Data/Backups/

なお、デフォルトデータベースフォルダ、およびそのサブフォルダにあるデータベースは、FileMaker Serverの起動時にすべて自動的に開かれるため、デフォルトバックアップフォルダのパスとしてそれらのフォルダを使用しないように注意する必要があります。

[関連]FileMaker Server 8のデフォルトデータベースフォルダ

Tag: FileMaker

入門OpenSSH

June 27, 2006

システム管理者の立場からOpenSSHの使い方を説明した書籍「入門OpenSSH」が秀和システムから2006年6月に発売されています。

この書籍は、OpenSSHの概略とその仕組み、インストール方法、実践的な使い方からトラブルシューティング、安全に使うためのさまざまなアイデアなどについて紹介されていて、Linux、FreeBSD、SolarisおよびMac OS Xに対応した内容になっています。sshdサーバーデーモンへのパスワード総当たり攻撃を検知、阻止するためのツールとして、DenyHostsも紹介されています。

なお、この書籍の正誤表、および刊行後に更新された情報については、下記のURLで掲載される予定になっているとのことです。

http://www.unixuser.org/~euske/openssh-intro/

定価:2,415円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 256
著者:新山 祐介
出版社:秀和システム
ISBN:4-7980-1348-X[Amazon.co.jpで購入...

Tag: Security

Mac OS X Update 10.4.7

June 28, 2006

Appleから「Mac OS X Update 10.4.7」(PowerPCベースMac用IntelベースMac用)および「Mac OS X Server Update 10.4.7」がリリースされています。

Mac OS X v10.4.7の主な改良点は下記の通りです。

・AFPでのデッドロック、接続切れの防止
・AFPでマウントしたボリュームへのAdobe書類やQuark書類の保存
・Bluetoothファイル転送、Bluetoothマウスの登録と接続、携帯電話との同期
・QuickTime、iTunes、Final Cut Pro、Soundtrackでのオーディオ再生
・デスクトップにアイコンが一定間隔で正しく表示されるように調整
・ディスク作成フォルダからのディスク作成に必要な空き容量の算定
・iChatでのオーディオ、ビデオの接続性、AIM使用時のチャットルーム作成機能
・Keynote 3へのファイル読み込み
・iCal、iPhoto使用時のPDFワークフロー
・Automatorワークフローでの各アクションの動作信頼性
・Font Bookでのフォントの追加と取り除き
・アドレス、ブックマーク、カレンダーのイベント、ファイルなどの情報を.Macと同期する機能
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
・以前に、単体で実施されたセキュリティアップデート

なお、Mac OS X Server v10.4に付属するClamAVはバージョン0.88.2にアップデートされています。

(2006/06/30追記:当初公開されていた「Mac OS X 10.4.7 Update for Intel」においてOpenGL関連の一部ファイルが欠落していた問題がありました。現在は修正版に置き換えられています。)

Tag: Mac

APPLE-SA-2006-06-27 Mac OS X v10.4.7

June 29, 2006

Mac OS X v10.4.7にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれています。

AFPサービスでファイル名およびフォルダ名が意図せず漏洩してしまう問題や、細工されたTIFF形式の画像を閲覧すると任意のコードが実行されてしまう問題、ローカルユーザーの特権昇格を許してしまうlaunchdの問題などが、バージョン10.4.7で修正されています。

こららの問題はMac OS XおよびMac OS X Server v10.4からv10.4.6までに影響するもので、それ以前のバージョンのMac OS XおよびMac OS X Serverには影響がないとのことです。

Tag: Security

KP-Backup 1.0.2 アップデート

June 30, 2006

株式会社キー・プランニングが「KP-Backup 1.0.2 アップデート」を公開しています。

KP-BackupはFileMaker Serverの標準機能では実現できない機能を提供するバックアップソフトウェアであり、価格は税込13,440円です。

Windows版およびMac OS X版が共にアップデートされ、FileMaker Server 7/8がpauseおよびresumeコマンドの引数でOS標準のパス書式を理解しない点に対応し、データベースの一時停止に失敗してもバックアップ処理を実行してしまう場合がある不具合が修正されています。

Mac OS X版では、Java 2 Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 4がインストールされた環境に対応し、さらにUniversal Binary対応を果たしているとのことです。

Tag: FileMaker

このページの上へ