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クエリーコマンドを使用する際の注意点 (3)

January 25, 2005

FileMaker Server 7 Advancedでは、クエリーコマンドおよびクエリー引数の名称は、-findや-dbのように小文字で指定する必要があります。

-Findおよび-DBのように大文字を利用して指定すると、無効なコマンドと認識されて正常に処理されません。

ただし、フィールド名クエリー引数およびフィールド名.op(比較演算子)クエリー引数で使用されるフィールド名については、必ずしも小文字である必要はないようです。

しかしながら、フィールド名クエリー引数とフィールド名.opクエリー引数のフィールド名が完全に一致していない場合だと(例:id=1&ID.op=neq)、比較演算子の指定が正常に処理されないため、その点は注意する必要があります。

Tag: FileMaker

クエリーコマンドを使用する際の注意点 (2)

January 24, 2005

FileMaker Server 7 Advancedでは、クエリーコマンドごとに、対応するクエリー引数を指定する必要があります。例外として、XMLを使用したカスタムWeb公開で、-dbnamesクエリーコマンドを使用する場合のみ、クエリー引数を指定する必要がありません。

XSLTを使用したカスタムWeb公開では、XML文法を指定するための-grammarクエリー引数がXSLTリクエストで必須となっています。

-dbnamesおよび-processクエリーコマンドは、クエリー対象のデータベースを指定する-db引数を必要としませんが、-processはXSLTリクエストの場合のみ利用できるクエリーコマンドであることから、-grammarクエリー引数の指定が必要です。

Tag: FileMaker

AutoUpdate Example for FileMaker Server 7

January 21, 2005

Troi Automatisering社が、FileMaker Server 7の自動更新機能の使用方法を紹介するためのサンプルファイルを配布しています。

FileMaker Serverの自動更新機能を利用すると、FileMaker Server上にある最新のプラグインが、FileMaker Proクライアントに自動的にインストールされるようにすることができます。

Mac版のプラグインで自動更新機能を利用するためには、プラグインファイルをtarコマンドで圧縮された形式のものを利用する必要があります。Troi Automatisering社のWebページからはサンプルファイルと共に、tarで圧縮された同社のプラグインファイルも配布されています。

Tag: FileMaker

処理命令

January 20, 2005

FileMaker XSLTスタイルシートにおいて<?xslt-cwp-query?>処理命令を使用することにより、XMLデータを要求するクエリーコマンドおよび引数をあらかじめ定義しておくことができます。

(使用例)
<?xslt-cwp-query params="-grammar=fmresultset&-db=dbname&-lay=layoutname&-lay.response=layoutname&-max=10&-find"?>

<?xslt-cwp-query?>処理命令は、FileMaker Server Advanced固有の処理命令です。この処理命令を使用すると、あらかじめ定義したクエリーコマンドや引数が優先されるため、クエリーコマンドとクエリー引数の不正使用を防止することができます。

URLのクエリー文字列でクエリーコマンドや引数を指定する必要もないため、URLを短くできる利点もあります。

Tag: FileMaker

クエリーコマンドを使用する際の注意点 (1)

January 19, 2005

FileMakerクエリー文字列でクエリーコマンドおよび引数を使用する場合には、いくつか注意すべき点があります。

まず重要な点として、FileMakerクエリー文字列に含めるクエリーコマンドは、1つだけにする必要があります。クエリーコマンドを指定しなかったり、2種類以上のクエリーコマンドを指定すると、データベースに接続できず正常に処理されません。

XSLTスタイルシート内の<?xslt-cwp-query?>処理命令でクエリーコマンドを指定しなかった場合には、Webブラウザーでアクセスするときに、URLのクエリー文字列でクエリーコマンドを指定する必要があります。

エラー処理対策およびセキュリティ上の観点からすると、<?xslt-cwp-query?>処理命令でクエリーコマンドを指定することが推奨されるでしょう。

Tag: FileMaker

バージョン7でサポートされなくなった引数名 (2)

January 18, 2005

FileMaker Server 7 Advancedでは、エラー処理関連やメール送信関連の変数タグもサポートされなくなっています。

下記の変数タグがCDMLのエラー処理に使用されていましたが、バージョン7ではエラーはXSLTスタイルシートで処理されます。

-error
-errnum
-errfmtfield

サポートされなくなったメール送信関連の変数タグは下記の通りで、Web公開エンジンでメールの送信を実行するには、FileMaker XSLT拡張関数を使用することになります。

-mailto
-mailfrom
-mailhost
-mailformat
-mailcc
-mailbcc
-mailsub

Tag: FileMaker

バージョン7でサポートされなくなった引数名 (1)

January 17, 2005

FileMaker Server 7 Advancedでは、「-password」や「-format」、「-fmtfield」、エラー処理関連およびメール送信関連の変数タグが引数名としてサポートされなくなりました。

-passwordは、-dbopenにデータベースのパスワードを指定するために使用されていました。

-formatは、CDMLフォーマットファイルまたはXML文法を指定するために使用されていました。バージョン7ではCDMLがサポートされなくなり、XSLTスタイルシートを使用するようにWeb公開の方法が変わったことにより、-format変数タグは使用する必要がなくなっています。

-fmtfieldは、データベース内のフィールドからフォーマットファイルの情報を取得するために使用されていました。

Tag: FileMaker

バージョン7でサポートされなくなったリクエスト名

January 14, 2005

FileMaker Server 7 Advancedでは、「-dbopen」、「-dbclose」および「-img」がリクエスト名としてサポートされなくなりました。

-dbopenおよび-dbcloseは、リモート管理機能が有効で、「Web」フォルダにあるデータベースを開くあるいは閉じるために使用されていました。

-imgは、指定されたイメージを取得するために使用されていましたが、バージョン7では代わりにオブジェクトを取得するURL構文を使用します。

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2005-01-11 iTunes 4.7.1

January 13, 2005

Appleからセキュリティ上の問題が修正された「iTunes 4.7.1」がリリースされています。

このバージョンでは、悪意あるプレイリストによってiTunesがクラッシュしたり、任意のコードが実行されてしまう問題が修正されています。対象となるプラットフォームは、Mac OS X、Microsoft Windows XPおよびMicrosoft Windows 2000です。

iTunes 4.7.1はシステム環境設定のソフトウェアアップデート、もしくはAppleのWebサイトから入手できます。

Tag: Security

Mac mini

January 12, 2005

アップルがこれまでで最もコンパクトなMacとなる「Mac mini(マックミニ)」を2005年1月12日に発表しています。

Mac miniは、高さ2インチ(約5cm)、重さ2.9ポンド(約1.3kg)で、1.25GHzまたは1.42GHzのPowerPC G4プロセッサを搭載しています。1基のFireWire 400および2基のUSB 2.0ポート、10/100BASE-T Ethernet等を内蔵しています。メモリは標準構成で256MBで、1GBまで拡張可能です。

価格は1.25GHzモデルが税込58,590円、1.42GHzモデルが税込70,140円となっています。米国内では2005年1月22日(土)より、その他の国々では2005年1月29日(土)より販売されます。

Tag: Mac

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