FAMLog
Ruby on Rails 3.2.11、3.1.10、3.0.19および2.3.15が公開
January 11, 2013
Ruby on Rails 3.2.11、Ruby on Rails 3.1.10、Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.11、Rails 3.1.10、Rails 3.0.19およびRails 2.3.15では、セキュリティ上の問題点が修正されています。
Active RecordとJSONパラメーターの解析を組み合わせて利用されるRails 3.0系統以降にある脆弱性、およびAction PackでDoS攻撃に利用されてしまう脆弱性が修正されており、すべてのユーザーに対してすぐにアップデートを行うように推奨されています。
(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.0.19およびがRuby on Rails 2.3.15」を「Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15」に修正しました。)
FileMaker Web News:第60回 2013年冬号
January 10, 2013
■FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(2012年11月)
FileMaker Server 12.0v3 アップデータが2012年11月に公開されました。一定期間使用した後にインスタントWeb公開がクラッシュする問題が修正されており、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v3となっています。
[関連]FileMaker Server 12.0v3 アップデータが公開(FAMLog)
■INTER-Mediator 3.0が公開
PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 3.0が2012年12月に公開されました。INTER-MediatorのソースコードはGitHubでも公開されており、今後も引き続きVer.3系列でアップデートが継続される予定となっています。
[関連]INTER-Mediator 3.0が公開(FAMLog)
CakePHP 2.2.5が公開
January 09, 2013
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.2.5」が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.2.5はCakePHP 2.2系統の保守リリースであり、不具合の修正が行われています。また、CakeEmailでメール本文が1行あたり78文字ではなく998文字で折り返されるように変更されています。
CakePHP 2.3の開発も進められており、バージョン2.2.5と同時にリリース候補版となるCakePHP 2.3.0-RC2も公開されています。
FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー
January 08, 2013
アテイン株式会社が、月額2,800円(税込)でさまざまな動画講座を視聴し放題のクラウドeラーニングサービスである動学.tvで、「FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー」全4部の動画が2013年1月8日から利用できるようになったと発表しています。
動画講座「FileMakerプラットフォーム for iOS データベース作成セミナー」(監修:株式会社ジェネコム、講師:高岡幸生氏)は、ファイルメーカー株式会社が全国で開催して好評を博した「iOS ハンズオンセミナー」をeラーニング用動画として新たに収録したものです。
動学.tvにはFileMaker Pro 12の使い方講座も用意されており、講座を視聴することでiPadおよびiPhone向けのデータベースを作成・活用するための基本を学ぶことができます。
FileMaker Server 12の新機能:プログレッシブバックアップ
January 07, 2013
FileMaker Server 12では、「プログレッシブバックアップ」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
プログレッシブバックアップでは、最初にデータベースのフルバックアップが行われます。初回のフルバックアップが完了した後は、前回のバックアップ時以降に変更されたデータのみ内部的に新たに保存するようになっているため、従来から実装されているスケジュールバックアップに比べて短時間でバックアップ処理を実行できます。
現在のところ内部的に保存されている増分バックアップファイルを利用してデータベースを復元するツールは用意されておらず、プログレッシブバックアップが実行されるたびにデータベースファイルのフルコピーが都度生成され、2世代分のファイルのみ保存される仕様となっています。
上記のような仕様であることから、スケジュールバックアップの代替となるものではないため、スケジュールバックアップとプログレッシブバックアップは両方使用することが推奨されます。また、復元時には必ずファイルをコピーするようにして、プログレッシブバックアップフォルダに保存されているバックアップデータはそのままにしておくことが重要です。
(2022/05/27追記:リンク先のURLを変更しました。)
Ruby on Rails 3.2.10、Ruby on Rails 3.1.9およびRuby on Rails 3.0.18が公開
January 04, 2013
Ruby on Rails 3.2.10、Ruby on Rails 3.1.9およびRuby on Rails 3.0.18が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.10、Rails 3.1.9およびRails 3.0.18では、セキュリティ上の問題点が修正されており、Active RecordのSQLインジェクション脆弱性が修正されています。
今回バージョン2.3系統向けのパッチも提供されていますが、Railsは現在バージョン3.1系統と3.2系統が保守対象のバージョンであり、バージョン3.1系統以降へのバージョンアップが推奨されている状況となっています。
[関連]Rails SQL injection vulnerability: hold your horses, here are the facts(Phusion Corporate Blog)
FileMaker Pro 12の改善点:Starter Solutionの更新
December 28, 2012
FileMaker Pro 12では、Starter Solutionのテンプレートが更新されています。
一部のStarter SolutionにはFileMaker Go用にデザインされたレイアウトも含まれており、プロジェクト管理や製品カタログ、見積書作成など、さまざまな仕事に最適なソリューションが揃っています。
なお、Starter Solutionを使用してデータベースファイルを作成するには、[ファイル]メニューの[Starter Solution から新規作成...]を選びます。
FileMaker Pro 12の改善点:スクリプトステップの互換性表示
December 27, 2012
FileMaker Pro 12では、[スクリプトの編集]ウインドウにある[互換性を表示]リストの内容に変更が加えられています。
[互換性を表示]リストの項目は、バージョン11では[クライアント]、[サーバー]および[Web 公開]の3種類でしたが、バージョン12では下記の5種類となっています。
・デスクトップ(FileMaker Pro)
・サーバー(FileMaker Server スクリプトスケジュール)
・iOS(FileMaker Go)
・カスタム Web 公開
・インスタント Web 公開
なお、バージョン12のヘルプでは、上記以外に各スクリプトステップがランタイムソリューションでサポートされているかどうかも確認できるようになっています。
[関連]FileMaker Serverと互換性のあるスクリプトステップを確認する方法(FAMLog)
Ruby 1.9.3-p362が公開
December 26, 2012
「Ruby 1.9.3-p362」が公開されています。
Ruby 1.9.3-p362では、Solarisにおけるビルドの問題が修正され、Windows 8に対応しています。その他多数の不具合が修正されていますが、今回のリリースでは脆弱性の修正は特に含まれていないとのことです。
なお、Rubyはバージョン2.0系統の開発も進められており、現在プレビュー版が公開されている状況です。
FileMaker Pro 12 Advancedの改善点:スクリプトデバッガ
December 25, 2012
FileMaker Pro 12 Advancedでは、スクリプトの内容を1ステップずつ確認できるデバッグツールであるスクリプトデバッガの機能が強化されています。
バージョン12では、スクリプトデバッガで作業するときにスクリプトトリガを一時的に無効または有効にすることができるようになっています。
なお、スクリプトデバッガはFileMaker Pro Advancedのみで利用できる機能であり、通常版のFileMaker Proでは使用できません。