FAMLog


clamXav 0.8.7c

October 01, 2004

clamXav 0.8.7cがリリースされています。

clamXavはMac OS Xで動作するフリーウェアのウィルスチェッカーで、定評あるオープンソースのアンチウィルスソフト「Clam AntiVirus(ClamAV)」のGUIフロントエンドアプリケーションです。

利用する際には、ウィルス定義の更新を忘れないように気をつけましょう。

Tag: Mac

ファイルメーカーPro 関数・スクリプト事典

October 04, 2004

FileMaker Proの関数およびスクリプトの使い方や応用のコツを事典形式で解説した書籍「ファイルメーカーPro 関数・スクリプト事典」のバージョン7対応版が2004年9月に発売されています。

ファイルメーカーPro 3.0から最新のFileMaker Pro 7までを網羅した内容で、MacとWindowsの両対応になっています。価格は税込2,940円です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7 Advancedが販売開始

October 05, 2004

FileMaker Server 7の上位バージョン「FileMaker Server 7 Advanced」の販売が本日より開始されました。価格は税込303,450円です。

FileMaker Server 7 Advancedは、FileMaker Server 7のすべての機能や特徴を含むだけでなく、最大100までのWebクライアントおよび、最大250までのデスクトップクライアントにデータベースの同時ホスティングを行うことができます。

業界標準のXML、ODBC、JDBCなどを使用することで、FileMakerデータベースを他のアプリケーションと統合させることもできますが、Mac OS X上では現在のところODBC、JDBCのデータソースとして利用することはできません。

FileMaker, Inc.は、将来のリリースにおいてMac OS X上のODBCとJDBCをサポートすることを計画しているとのことです。

(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

Security Update 2004-09-30

October 06, 2004

Appleから米国時間2004年10月4日にSecurity Update 2004-09-30がリリースされました。

Security Update 2004-09-30では下記のソフトウェアが更新されます。

・AFP Server、NetInfo ManagerおよびPostfix(Mac OS X v10.3.5、Mac OS X Server v10.3.5)
・CUPSおよびQuickTime(Mac OS X v10.3.5、Mac OS X Server v10.3.5、Mac OS X v10.2.8、Mac OS X Server v10.2.8)
・ServerAdmin(Mac OS X Server v10.3.5、Mac OS X Server v10.2.8)

このセキュリティアップデートのタイトルとリリース日は一致していませんが、これは先週末にクパティーノと周辺の街の一部で停電があったために実際の公開日に影響が出たとのことです。

Tag: Security

FileMaker Pro 7v3 & FileMaker Developer 7v3

October 07, 2004

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 7v3 アップデータ」と「FileMaker Developer 7v3 アップデータ」を配布しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 7.0v1、7.0v1aもしくは7.0v2のプログラムをFileMaker Pro 7.0v3に、FileMaker Developer 7.0v1、7.0v1aもしくは7.0v2のプログラムをFileMaker Developer 7.0v3にアップデートするものです。

バージョン7v3では日本語の索引設定に変更が加えられたため、バージョン7v1またはv2にて作成されたファイル内のテキストフィールドにおいて日本語で索引が作成されている場合には、その索引を再構築する必要があります。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 7で索引の再構築

October 08, 2004

バージョン7v2および7v2より前のバージョンからバージョン7v3にアップデートすると、索引を再構築する必要がありますが、FileMaker Pro 7で索引を再構築する場合には下記のいずれかの方法で行います。

・ファイル内のすべての索引を再構築する場合は、「データなしのコピー」でファイルを別名保存して、新しく保存したファイルに、元のファイルからデータをインポートする。

・各フィールドごとに索引を再構築する場合は、フィールド定義のオプションの「データの格納」において、「索引設定」をオフ、「必要時に索引を自動設定」にチェックをつけて、フィールドごとにこの操作を繰り返す。

詳しい手順については、バージョン7v3アップデータの付属文書「FM アップデートお読みください.pdf」に記載されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro7 一目瞭然

October 12, 2004

FileMaker Pro 7のフィールド定義やレイアウト作成といった基本的な操作やWeb共有、そして関数やスクリプトの活用などの応用的な操作を分かりやすく解説した書籍「FileMaker Pro7 一目瞭然」が2004年10月上旬に発売されています。価格は税込3,150円です。

簡単なデータベースの作成例を通して、基本操作やデータベース作成の流れをつかむことができ、活用法別に分類されたページ構成により機能を効率的に修得することができるそうです。巻末には便利な関数の用法と用例が掲載されています。

FileMaker Pro 7の新機能であるリレーションシップグラフ、マルチテーブル、マルチウインドウなども詳しく紹介されています。

Tag: FileMaker

AppleScript Examples

October 13, 2004

フォーサイト社が、AppleScriptのサポートプログラム「AppleScript 救急隊(ASQs)」会員向けのサンプルスクリプトをMac OS X用に全面的に改訂し、「AppleScript Examples」として150本以上のスクリプトをフリーウェアとして配布しています。

これらのスクリプトは、AppleScriptのより一層の普及のため、ASQs会員だけでなく広く一般ユーザーにも開放され、誰でもダウンロードして自由に利用することができます。

AppleScript Examplesの対象アプリケーションは下記の通りです。

・Finder (10.3.2)
・Adobe Illustrator 10 (10.0.3)
・Adobe Illustrator CS (11.0.1)
・Adobe Photoshop 7.0 (7.0.1)
・Adobe Photoshop CS (8.0.1)
・InDesign 2.0J (2.0.2)
・InDesign CS_J (3.0.1)
・FileMaker Pro 7 (7.0v3)
・ファイルメーカーPro (6.0Jv4)
・QuarkXPress 6.1J (6.1)
・その他 (Image Events 1.0、System Events 1.2.1)

必要な動作環境はMac OS X v10.3で、v10.3.5で動作検証が行われています。

Tag: Mac

FileMaker Server Web公開エンジン

October 14, 2004

FileMaker Server 7 Advancedには「FileMaker Server Web公開エンジン」(以下、Web公開エンジン)と呼ばれるソフトウェアコンポーネントのセットが含まれます。

Web公開エンジンを使用することにより、FileMaker Server 7 Advancedでは下記の方法でFileMakerデータベースのWeb公開が可能となります。

・XML(Extensible Markup Language)を使用したカスタムWeb公開
・XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)を使用したカスタムWeb公開
・インスタントWeb公開

公開されるデータベースはFileMaker Serverでホストされ、旧バージョンのようにカスタムWeb公開を利用するためにFileMaker Pro(FileMaker Pro Unlimited)がインストールまたは実行されている必要はありません。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

Apple Remote Desktop 2.1

October 15, 2004

アップルから「Apple Remote Desktop 2.1 Admin」と「Apple Remote Desktop 2.1 Client」がリリースされています。

Apple Remote Desktop 2.1の改良点は下記の通りです。

・リモートコンピュータの制御・監視時のフルスクリーンモードに対応
・複数モニタを使用した、リモートコンピュータの制御・監視に対応
・リモートコンピュータの制御時のマウスのスクロールホイール、右クリックに対応
・再起動が必要なパッケージのためのコンピュータの再起動が可能
・UNIXコマンド送信時の出力レポート機能を改良
・ハードウェア、ソフトウェアのレポートのプリント機能を改良
・リモートデータ収集機能の改良
・ネットワーク化されたホームディレクトリ内のファイルについてのコピー機能を改良
・管理アプリケーションでのカラム並べ替え機能を改良

Apple Remote Desktop 2.1 ClientはApple Remote Desktop 2.1 Adminからのみ管理することができるもので、管理用ソフトウェアであるApple Remote Desktop 2.1 AdminにアップデートするためにはApple Remote Desktop 2があらかじめインストールされている必要があります。

Tag: Mac

FileMaker Server 7 AdvancedのVLA販売開始

October 18, 2004

ファイルメーカー社が、ファイルメーカー SLP(Software Licensing Program)のもと、「FileMaker Server 7 Advanced」のVLA(ボリュームライセンスアグリーメント)を2004年10月18日から発売すると発表しています。VLAでは10ライセンス以上から一括購入できますが、FileMaker Server 7 Advancedの1ライセンスあたりの税込価格は26万9,587.5円となっています。

ファイルメーカー SLPには、購入数量や購入方法に応じ、下記の3種類のライセンスプログラムがあります。

・LP(ライセンスパック)
・VLA(ボリュームライセンスアグリーメント)
・Box Set(ボックスセットライセンスアグリーメント)

VLAは、企業・団体・教育機関などで10ライセンス以上の導入ニーズに柔軟に対応する、LP(ライセンスパック)よりも有利な一括購入用ボリューム割引プログラムです。

[関連]Box SetがSLA(サイトライセンスアグリーメント)に名称変更(FAMLog)

(2006/09/28追記:Box Setは2006年9月にSLA(サイトライセンスアグリーメント)に名称変更されました。また、2006年9月時点ではLP(ライセンスパック)はファイルメーカーSLPには含まれなくなっています。あわせて関連記事へのリンクを追加しました。)

(2006/09/28追記:リンク先のWebページがなくなっていたため「FileMaker Server 7 Advanced」のリンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

mod_ssl 2.8.20 for Apache 1.3.31

October 19, 2004

Apache 1.3.31用のモジュール「mod_ssl 2.8.20」がリリースされています。このバージョンでは2点のセキュリティ脆弱性の修正が含まれています。

1点目は、OpenSSL 0.9.7を使用していて、DirectoryあるいはLocationコンテキストにおいてSSLCipherSuiteディレクティブが使われ、特定の暗号アルゴリズムを指定している場合に、実際にはバーチャルホスト設定で許可されているあらゆる暗号アルゴリズムが許可されてしまう脆弱性(CAN-2004-0885)です。この脆弱性はApache 2.0.35からApache 2.0.52までのmod_sslにも存在します。

2点目は、mod_sslのログレベルがtraceもしくはdebugの場合に、サーバーのクラッシュを引き起こすprintf関数の書式文字列に関わる脆弱性です。

なお、Apache HTTP Server 1.3.32が近日中にリリースされる見込みなので、Apache 1.3用のmod_sslは再度アップデートされると思われます。

Tag: Apache

Xserve RAID 5.6TB

October 20, 2004

アップルが3Uサイズの高可用性ラックストレージシステムである「Xserve RAID」ストレージシステムをアップデートし、5.6テラバイト(TB)という巨大なストレージ容量を業界で最も低価格の約270円というギガバイト単価で提供することを発表しています。

新しいXserve RAIDの価格は下記の通りです。

・Xserve RAID 5.6TB:税込1,575,000円
・Xserve RAID 2.8TB:税込1,029,000円
・Xserve RAID 1TB:税込724,500円

2004年10月19日より受注を開始し、アップルのオンラインストアであるApple Storeおよびアップル製品取扱販売店を通じて2004年11月上旬より順次販売されます。

Tag: Mac

Microsoft Windows Server 2003 Certification

October 21, 2004

FileMaker, Inc.が2004年10月19日(米国時間)に、Lionbridge Technologies社のテスト部門であるVeriTestにより実施されたテストの結果、FileMaker Server 7およびFileMaker Server 7 AdvancedがMicrosoft Windows Server 2003 Standard certificationを取得したことを発表しています。

VeriTestは、Microsoftの"Certified for Windows"プログラムの申請アプリケーションをテストする世界で唯一の公認テストラボです。

このMicrosoft Windows Server 2003 certificationの詳細は、www.veritest.com/go.asp?filemakerにて閲覧できます。

Tag: FileMaker

シングル1.8GHz Power Mac G5 & New iBook G4

October 22, 2004

アップルが2004年10月19日に、Power Mac G5シリーズにシングル1.8GHzモデルを追加したことを発表しています。同時に、「AirMac Extreme」54Mbps 802.11gワイヤレスネットワーキングを全モデルに備えたiBook G4も発表しています。

シングル1.8GHz Power Mac G5は2004年10月19日より受注を開始し、2004年10月20日より順次出荷が開始されます。税込価格は188,790円です。

新しいiBookシリーズは、12インチモデルに1.2GHz PowerPC G4プロセッサを、14インチモデルに1.33GHz PowerPC G4プロセッサを搭載しています。2004年10月20日より順次販売が開始され、各モデルの価格は下記のようになっています。

・iBook G4 12インチモデル(コンボドライブ):税込125,790円
・iBook G4 14インチモデル(コンボドライブ):税込146,790円
・iBook G4 14インチモデル(SuperDrive):税込167,790円

Tag: Mac

Apache HTTP Server 1.3.32

October 25, 2004

Apache HTTP Server 1.3.32がリリースされています。

Apache 1.3.32では、リモートサーバーからの不正な(負の)Content-Lengthヘッダーの応答の処理の問題(CAN-2004-0492)が修正されています。このセキュリティ脆弱性はApache 1.3.25から1.3.31までのmod_proxyに存在するものです。

あわせてmod_ssl 2.8.21 for Apache 1.3.32もリリースされています。

Tag: Apache

FileMaker Server 7 Advancedで使用するソフトウェアコンポーネント

October 26, 2004

FileMaker Server 7 AdvancedでWeb公開する際に使用するソフトウェアコンポーネントは下記の通りです。

・Webサーバー
・Webサーバーモジュールおよび管理コンソール
・Web公開エンジン(Web公開コア+カスタムWeb公開エンジン)
・FileMaker Server 7

FileMaker Server 7 Advancedには、FileMaker Server 7とWeb公開エンジンおよび関連ツールが含まれていて、Web公開エンジンのインストーラで、「Web公開エンジン」と「Webサーバーモジュールおよび管理コンソール」をインストールできます。

Webサーバーは、Mac OS Xの場合はあらかじめインストールされているApache HTTP Serverが使用されます。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

Web公開コア

October 27, 2004

FileMaker Server Web公開エンジンは、「Web公開コア」と「カスタムWeb公開エンジン」から構成されます。

Web公開コアは、WebサーバーおよびFileMaker Serverと通信し、ホストされたデータベースのインスタントWeb公開用のページを生成することができます。また、適切なクエリーコマンドと引数を指定したHTTPリクエストに基づいて、FileMakerデータベースからXMLデータを生成することもできます。

なお、Web公開エンジンからXMLドキュメントを取得するための、クエリーコマンドと引数を指定したHTTPリクエストは、FileMaker Server 7 Advancedでは「XMLリクエスト」と呼ばれています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7v2 アップデータ

October 28, 2004

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 7v2 アップデータ」を配布しています。

このアップデータは、FileMaker Server 7およびFileMaker Server 7 Advanced向けのもので、FileMaker Server 7.0v1もしくは7.0v1aをFileMaker Server 7.0v2にアップデートします。安定性やパフォーマンスの向上、外部認証のセキュリティの強化が含まれているとのことですが、より詳細な情報については不明です。

FileMaker Server 7をFileMaker Pro 7v3およびFileMaker Developer 7v3と組み合せて日本語を使用する場合には、必ずFileMaker Server 7v2にアップデートする必要があります。

また、FileMaker Server 7v2で公開しているデータベースにアクセスするFileMaker ProおよびFileMaker Developerは、バージョン7v3に統一して使用する必要があります。

(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

QuickTime 6.5.2

October 29, 2004

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 6.5.2」がリリースされています。

BMPイメージタイプのデコード処理がヒープメモリを上書きし、イメージに隠された任意のコードの実行を許可する恐れがある脆弱性(CAN-2004-0926)が修正されていますが、Mac版についてはSecurity Update 2004-09-30を適用していればすでに修正されているものです。

QuickTime 6.5.2では上記修正の適用可能なシステムが新たに増え、Windowsプラットフォームでの脆弱性にも対処されています。

Windowsプラットフォームでは上記の他に、整数オーバーフローによりリモートのアタッカーからDoS攻撃を受けてしまう脆弱性(CAN-2004-0988)も修正されています。この問題はMac OS X版QuickTimeには存在しません。

Tag: Security

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