FAMLog


FileMaker Server 12によって使用されるポート

April 01, 2013

FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedでは、データ通信のために次に挙げるポートを使用します。

・ポート番号5003:FileMakerネットワーク共有
・ポート番号80:Webサーバー(HTTP)
・ポート番号443:Webサーバー(HTTPS)
・ポート番号16000:FileMaker Server Admin Console 開始ページおよびオブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロード
・ポート番号16001:FileMaker Server Admin Console
・ポート番号2399:ODBC/JDBCデータソース

上記以外にWeb公開エンジンやFileMaker Server Helper等が内部的に使用するポートが存在します。なお、ポート番号16000についてはFileMaker Server Admin Consoleだけでなく、オブジェクトフィールドのプログレッシブダウンロードでも使用されるので注意が必要です。

[関連]第86回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の新機能:64ビット対応

April 02, 2013

FileMaker Server 12では、データベースサーバーとWeb公開エンジンが64ビットに対応し、活用できるメモリーが増加しています。

Admin Consoleにおいて[データベースサーバー]ペインの[データベース]タブで、より大きなデータベースキャッシュサイズを指定して、64ビットシステムのパフォーマンスを改善することが可能です。

特に、大容量のファイルや多数のクライアント接続がある場合に、データベースキャッシュ用に予約するRAMを増やすと、適切に設計されたデータベースの全体的なパフォーマンスを向上させることができます。

[関連]FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12.0v4で管理サーバーとWeb公開エンジンがJava 7に対応

April 03, 2013

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 12.0v4」のインストーラを公開しています。

このソフトウェアは、FileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedのバージョン12.0v4(12.0.4.405)をインストールするものです。バージョン12.0v4では、Java 7がインストールされ、管理サーバー(Admin Consoleサーバー)とカスタムWeb公開エンジンで使用するTomcatがJava 7に対応しています。アップデータは用意されておらず、バージョン12.0v3以前からのアップデートにあたりFileMaker Serverのアンインストールが必要になるのでその点は要注意です。

なお、Java 7はMac OS X Snow Leopardでサポートされていないため、FileMaker Server 12.0v4をMac OS X Snow Leopardにインストールすることができません。さらに、Mac OS X Snow Leopardの環境からAdmin Consoleを使用して日本語ファイル名のデータベースをアップロードできなくなる問題があるとのことです。

[関連]FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)、Java 7 for Mac OS X: [データベースアップロードアシスタント]で、全角文字を含むファイルを選択できない(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 11の販売終了予定日

April 04, 2013

ファイルメーカー社が、2013年9月30日をもってFileMaker Go 11 for iPadとFileMaker Go 11 for iPhoneの販売を終了すると発表しています。

FileMaker Go 11(旧名称:FileMaker Go 1.2)は、iTunes App Storeで販売されており、現在iPad版の価格は3,450円、iPhone版の価格は1,700円となっています。FileMaker Go 11を2013年9月30日までに購入していればiTunes App Storeからダウンロードすることは可能ですが、それ以降はFileMaker Go 11を新しいデバイスのために購入できなくなるとのことです。

FileMaker Go 11は、ファイルの拡張子が「.fp7」であるFileMakerデータベースファイルしか開くことができず、FileMaker Pro 12で作成されたデータベースファイルと互換性がありません。FileMaker Go 12については引き続きiTunes App Storeから無料でダウンロードできるので、今後はバージョン12へのバージョンアップを検討しなければならないケースも出てくることでしょう。

[関連]FileMaker 12 製品ラインではファイル形式が変更(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Web News:第61回 2013年春号

April 05, 2013

■FileMaker Server 12.0v4のインストーラが公開(2013年4月)

FileMaker Server 12.0v4のインストーラが2013年4月に公開されました。管理サーバーとWeb公開エンジンがJava 7に対応しており、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advancedの最新版はバージョン12.0v4となっています。

[関連]FileMaker Server 12.0v4で管理サーバーとWeb公開エンジンがJava 7に対応(FAMLog)

■FileMaker Server 11.0v5 アップデータが公開(2013年2月)

FileMaker Server 11.0v5 アップデータが2013年2月に公開されました。OS X Mountain LionでもWeb公開機能を利用できるようになっており、FileMaker Server 11およびFileMaker Server 11 Advancedの最新版はバージョン11.0v5となっています。

[関連]FileMaker Server 11.0v5 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: News

第5回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

April 08, 2013

2013年4月20日(土)午前10時より「第5回カスタムWeb勉強会」を開催します。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-MediatorやRfm等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/5

なお、同日午後にはFM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)のオフラインミーティングが国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される予定となっています。

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 3.3が公開

April 09, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.3」を公開しています。

INTER-Mediatorは、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークであり、HTMLページの要素として情報を加えるだけでデータベース連動ページを作成できます。

バージョン3.3では、ファイルアップロードが可能になっています。その他、Internet Explorer 8およびFirefoxで一部動作に問題が生じていた不具合が修正されています。

Tag: FileMaker

CakePHP 2.3.2が公開

April 10, 2013

PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.3.2」が公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。バージョン2.3.2では、すべてのプラットフォームにおいてFormHelper::year()が1901年から2038年までの範囲外の日付をサポートするようになり、Validator::uuid()がRFC 4122を考慮するように改善されています。その他にも不具合の修正等が行われています。

なお、オリジナルのFMCakeMixは2013年4月現在CakePHP 2.3に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.3.2で動作可能な状態になっています。

Tag: Apache

PHP 5.3.24とPHP 5.4.14が公開

April 11, 2013

PHP 5.3.24とPHP 5.4.14が公開されています。

PHP 5.3.24とPHP 5.4.14では不具合の修正が行われている他、同梱されているPerl互換正規表現ライブラリであるPCREライブラリはバージョン8.32に更新されています。

なお、PHPはバージョン5.5系統の開発も進められており、現在PHP 5.5 beta3が公開されている状況です。

Tag: Apache

FileMaker Server 12の新機能:FileMaker スクリプトエンジン

April 12, 2013

FileMaker Server 12では、データベースサーバーの内部構造が刷新されており、スクリプトやプラグインの処理を別プロセスとして実行するコンポーネントである「FileMaker スクリプトエンジン」が新たに用意されています。

バージョン12では、FileMaker Serverのサーバーサイドスクリプトおよびプラグインを実行するスクリプトエンジン(OS Xにおけるプロセス名はfmsased)だけでなく、ODBC/JDBCおよびプログレッシブバックアップも別プロセスとして実行されるようになっています。これにより各プロセスで万一障害が発生してもデータベースサーバーに影響することがなくなったため、データベースサーバーの安定性が向上しています。

なお、FileMakerのスクリプトを実行する際にFileMaker Serverでプラグインを使用できるようにするには、プラグインを所定のフォルダに保存し、Admin Consoleの[データベースサーバー]ペインにある[サーバープラグイン]タブ内で[FileMaker スクリプトエンジン (FMSE) によるプラグインの使用を有効にする]にチェックをつけます。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12で名称が変更された関数とスクリプトステップ

April 15, 2013

FileMaker Pro 12では一部の関数とスクリプトステップの名称が変更されています。

バージョン12では、Get ( ツールバーの表示状態 )関数はGet ( 書式設定バーの表示状態 )関数に名称が変更されています。また、[ツールバーの表示]スクリプトステップは[書式設定バーを許可]に、[ステータスエリアの表示切り替え]スクリプトステップは[ツールバーの表示切り替え]に名称が変更されました。

なお、ステータスエリアの代わりにウインドウの上部にステータスツールバーとして表示されるようになったのはバージョン10からです。

Tag: FileMaker

ClamXav 2.3.5 with ClamAV 0.97.7 backend

April 16, 2013

OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.3.5」が公開されています。

バージョン2.3.5では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.97.7が搭載されるようになっています。

ClamXavはOS X Mountain Lionに対応しており、ClamXavのWebサイトで配布されているバージョン2.3.5はMac OS X v10.5以降に対応しています。

Tag: Mac

Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開

April 17, 2013

Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開されています。

Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。

なお、Java SE 6は2013年2月に公式アップデートが終了する予定でしたが、現時点ではJava SE 6のサポート期間がさらに延長されたという公式発表もなく、今後の動向がはっきりしない状況となっています。

Tag: Java

APPLE-SA-2013-04-16-2 Java for OS X 2013-003 and Mac OS X v10.6 Update 15

April 18, 2013

Java for OS X 2013-003」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 15」が公開されています。

各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_45にアップデートされます。

FileMaker Serverが稼働しているサーバーでJavaのアップデートを行う際には、FileMaker ServerのWeb公開エンジンやAdmin Consoleサーバーを一時的に停止すること、およびテスト環境で事前に動作確認を実施することなどが推奨されます。

[関連]Java SE 7 Update 21とJava SE 6 Update 45が公開(FAMLog)

Tag: Security

APPLE-SA-2013-04-18-1 OS X: Java Web plug-in blocked

April 19, 2013

OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されています。この定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できない制限がかかるようになります。

具体的には、Java 6の場合にはJava 6 Update 43およびそれ以前のバージョン、Java 7の場合にはJava 7 Update 17およびそれ以前のバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。

セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されますが、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 21やJava for OS X 2013-003を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 15を適用する必要がある状況になっています(2013年4月19日現在)。

(2013/04/21追記:「(2012年4月19日現在)」を「(2013年4月19日現在)」に修正しました。)

Tag: Security

APPLE-SA-2013-04-16-1 Safari 6.0.4

April 22, 2013

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.4」が配布されています。

Safari 6.0.4では1件の脆弱性が修正されている他、Javaプラグインの実行許可をWebサイトごとに設定できるようになっています。

なお、Mac OS X Snow Leopard向けにSafari 5.1.9が利用できるようになっていますが、こちらについては修正内容の詳細は不明のままとなっています。

[関連]AppleがMac向けのJava更新版公開、SafariにはJavaプラグイン管理の新機能(ITmedia エンタープライズ)

Tag: Security

OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べる方法

April 23, 2013

Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなります。

OS Xで使用が制限されているJavaプラグインのバージョンを調べるには、ターミナルで次のように入力します。

[使用例]
$ defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta

[出力例]
{
    JavaWebComponentVersionMinimum = "1.6.0_45-b06-451";
    LastModification = "Thu, 18 Apr 2013 21:19:55 GMT";
    PlugInBlacklist =     {
        10 =         {
            "com.macromedia.Flash Player.plugin" =             {
                MinimumPlugInBundleVersion = "11.6.602.171";
            };
            "com.oracle.java.JavaAppletPlugin" =             {
                MinimumPlugInBundleVersion = "1.7.21.12";
            };
        };
    };
    Version = 2037;
}

セキュリティ上の理由によりJavaのバージョンは最新版に更新することが推奨されますが、OS X LionやOS X Mountain Lionを使用している場合にはJava 7 Update 21やJava for OS X 2013-003を、Mac OS X Snow Leopardを使用している場合にはJava for Mac OS X 10.6 Update 15を適用する必要がある状況になっています(2013年4月23日現在)。

Tag: Mac

OS Xでマルウェア対策用の安全なダウンロードリストを手動で更新する方法

April 24, 2013

Mac OS X Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルをCLI(コマンドラインインターフェース)で更新するには、ターミナルで次のように入力します。

sudo /usr/libexec/XProtectUpdater

OS X Mountain Lionの場合、システム環境設定の[セキュリティとプライバシー]における詳細設定で[安全なダウンロードリストを自動的にアップデート]を無効にしていない場合、マルウェア対策用の定義ファイルは24時間おきに更新されるようになっています。

上記の定義ファイルが更新されると古いバージョンのJavaプラグインを使用できなくなる面もありますが、Javaの脆弱性対策のためにもこの機能は有効にしたままにすることが推奨されます。

[関連]【コラム】新・OS X ハッキング! (81) OS Xの「マルウェア」対策を知る(マイナビニュース)

Tag: Mac

FileMaker Pro 12v4 アップデータが公開

April 25, 2013

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 12v4 アップデータ」と「FileMaker Pro 12v4 Advanced アップデータ」を公開しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 12またはFileMaker Pro 12 Advancedをバージョン12.0v4に更新するものです。バージョン12.0v4では、ポータルの枠が必要以上に太く表示される可能性がある問題、Windows XPでPDFファイルを作成する場合にFileMaker Proがクラッシュする可能性がある問題、およびWindows環境でクラシックテーマの印刷速度が低下する問題が修正されています。

なお、FileMaker Go 12については特にアップデートされておらず、FileMaker Goの最新バージョンは12.0.6のままです。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧

April 26, 2013

2013年2月にFileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOS(オペレーティングシステム)の一覧が発表されていましたが、この情報はFileMaker Pro 12v4 アップデータに付属の文書にも記載されています。

FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないオペレーティングシステムの一覧は下記の通りです。

・Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
・Windows XP
・Windows Vista
・Windows Server 2003(ターミナルサービス用)
・Citrix XenApp 5.0

さらに、今後推奨されない技術・機能一覧も下記の通り挙げられています。

・オブジェクトフィールドへの[サウンドを挿入]オプション(サウンドをオブジェクトフィールドに直接録音)

なお、FileMaker Pro 12であれば、オブジェクトフィールドの[インタラクティブコンテンツ]オプションを有効にして、[ファイルを挿入]または[オーディオ/ビデオを挿入]を使用することでサウンドファイルをオブジェクトフィールドに格納することができます。

[関連]FileMaker 12 - Deprecated Features and Operating Systems(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Go 12の動作環境として今後推奨されないハードウェアとOSの一覧

April 30, 2013

2013年2月にFileMaker Go 12の動作環境として今後推奨されないハードウェアおよびOS(オペレーティングシステム)の一覧が発表されていましたが、この情報はFileMaker Pro 12v4 アップデータに付属の文書にも記載されています。

FileMaker Go 12の動作環境として今後推奨されないハードウェアの一覧は下記の通りです。

・iPad(初代)
・iPhone 3GS
・iPod touch(第3世代)

さらに、今後推奨されないオペレーティングシステムの一覧も下記の通り挙げられています。

・iOS 5

[関連]FileMaker Pro 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

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