FAMLog
Rubyist Magazine 0058 号が公開
August 28, 2018
日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0058 号が公開されています。
「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。
Rubyist Magazine 0058 号には、るびまのバージョンアップの内容を記した記事やRubyistへのインタビュー記事、国内で開催された地域Ruby会議のレポートなどが掲載されています。
OpenSSH 7.8が公開
August 27, 2018
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 7.8」が公開されています。
OpenSSH 7.8では、ユーザー名に関する情報漏洩の脆弱性(CVE-2018-15473)が修正されています。認証でRSA/SHA2署名を明示的に強制する署名アルゴリズムとして「rsa-sha2-256-cert-v01@openssh.com」と「rsa-sha2-512-cert-v01@openssh.com」が新たに追加され、sshd_configにおいて環境変数を管理者が明示的に指定できるようにするSetEnvディレクティブが追加された他、不具合が多数修正されています。
なお、バージョン7.8では、ssh-keygenコマンドがOpenSSLのPEM形式ではなくOpenSSH形式のプライベートキーを書き込むように挙動が変更されていますが、ssh-keygenコマンドの引数に「-m PEM」と加えることで引き続きPEM形式で書き込むことができます。
[参考]OpenSSH 7.8 がリリースされました(春山征吾のBlog)
FileMaker Master Book 中級編・上級編(バージョン17対応)
August 24, 2018
FileMaker 17に対応したトレーニング教材「FileMaker Master Book」の中級編と上級編が無料でダウンロードできるようになり、冊子版の販売も開始されています。
中級編は、データモデリング、レイアウト設計、高度な計算式・スクリプトの組み込み方、レポート・グラフ作成、モバイル対応など中級テクニックの技術・知識を習得できるように構成されています。上級編は、FileMaker Serverの運用やFileMaker Cloudの導入、FileMaker Data APIを用いた外部Webサービスとの連携、FileMaker Admin APIを用いたFileMaker Serverの管理、OAuth 2.0を用いたセキュリティ機能などについての実践的な知識とテクニックの習得を目的とした上級レベルの内容となっています。
FileMaker Master Book 中級編と上級編の冊子版はFileMaker Storeでは各2,800円(税別)で販売され、ダウンロード版については無料でPDFファイルをダウンロードできます。
[関連]FileMaker Master Book 初級編(バージョン17対応)(FAMLog)
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:カスタムメニューのコピー&ペースト
August 23, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは、[カスタムメニューの管理]ダイアログボックスにおいて、カスタムメニューセット、メニューおよびメニュー項目をコピーして貼り付ける(ペーストする)ことができるようになっています。
コピーしたメニューセット、メニューおよびメニュー項目は、現在のファイルに限らず、他のFileMaker Pro Advancedファイルにもペーストが可能で、再利用が容易になっています。
なお、この機能を使用するには、[環境設定]ダイアログボックスの[一般]タブで[高度なツールを使用する]を選択した後にFileMaker Pro Advancedを再起動する必要があります。[カスタムメニューの管理]ダイアログボックスを表示するには、高度なツールを使用できる状態で[ツール]メニューの[カスタムメニュー]>[カスタムメニューの管理...]を選択します。
[関連]カスタムメニューセットの作成と編集(FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ)
FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:保存およびエクスポート用スクリプトステップの[ディレクトリの作成]オプション
August 22, 2018
FileMaker Pro 17 Advancedでは、レコードやデータを保存およびエクスポートする一部のスクリプトステップに[ディレクトリの作成]オプションが追加され、ファイルを出力する際にディレクトリを新規に作成できるようになっています。
バージョン17で[ディレクトリの作成]オプションが追加されたスクリプトステップの一覧は次の通りです。
・フィールド内容のエクスポート
・レコードのエクスポート
・レコードを Excel として保存
・レコードを PDF として保存
・レコードをスナップショットリンクとして保存
・名前を付けて保存
なお、FileMaker GoとFileMaker WebDirectでは、[ディレクトリの作成]オプションはサポートされていません。
PHP 7.1.21とPHP 7.2.9が公開
August 21, 2018
PHP 7.1.21とPHP 7.2.9が公開されています。
PHP 7.1.21とPHP 7.2.9では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.2に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.3系統の開発も進められており、現在バージョン7.3.0 Beta 2が公開されている状況です。
なお、PHP 5.6は2018年12月31日まで、PHP 7.0は2018年12月3日まで、PHP 7.1は2019年12月1日まで、PHP 7.2は2020年11月30日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
2018年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
August 20, 2018
2018年8月18日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:fmcsadmin 0.9.2(PDF形式/ファイルサイズ:約310KB)
「fmcsadmin-trial-for-FMS17.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
f75130fa3c1c1fa9a53beebb9e06c883114c413956aaeeb3523b8de2bfb6b485
■関連リンク
・fmcsadmin – CLIでFileMaker Admin APIを操作(株式会社エミック)
・fmcsadmin 0.9.2を公開(株式会社エミック)
・FileMaker Server 17 リリースノート(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Cloud 17 Admin API Guide(FileMaker)
(2022年4月24日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Cloud 1.17の改善点:サーバーの使用状況ログファイルのダウンロードが可能に
August 17, 2018
FileMaker Cloud 1.17では、サーバーの使用状況ログファイル(Stats.log)をFileMaker Cloud Admin Consoleを使用してダウンロードできるようになっています。
「Stats.log」ファイルは、FileMaker Cloud Admin Consoleの[Subscription]>[Subscription Center]ページからダウンロードできます。[Select the log to download]をクリックした後に[stats.log]をクリックすると、Zip形式で圧縮されたファイルをダウンロードします。
サーバーの使用状況情報を表示するには、ダウンロードした圧縮ファイルを展開してから、タブ区切りのテキストファイルを開くことができるアプリケーションで「Stats.log」ファイルを開きます。
[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)
FileMaker Cloud 1.17の改善点:fmi.filemaker-cloud.comサブドメインのSSLサーバー証明書を有効期限が切れる60日前から更新可能に
August 16, 2018
FileMaker Cloud 1.17では、90日間利用できる試用版のComodo SSL 証明書を有効期限が切れる60日前から更新できるようになっています。
FileMaker Cloudでは、90日間試用できるSSLサーバー証明書が提供されます。SSLサーバー証明書の試用期間終了後は、最初から付属していたデフォルトのSSLサーバー証明書を更新・購入してfmi.filemaker-cloud.comサブドメインを使い続けるか、もしくは独自ドメイン名で運用することになります。
デフォルトのSSLサーバー証明書を更新する場合は、FileMaker Storeで証明書を購入することができ、CSRファイルを生成したりDNSレコード情報を変更する手間は不要です。
[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)、FileMaker Cloudでは90日間の評価用SSLサーバー証明書が付属(FAMLog)
OpenSSL 1.0.2pとOpenSSL 1.1.0iが公開
August 15, 2018
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2p」と「OpenSSL 1.1.0i」が公開されています。
OpenSSL 1.0.2pおよびOpenSSL 1.1.0iでは複数のセキュリティ脆弱性(CVE-2018-0732とCVE-2018-0737)が修正されています。なお、OpenSSLのバージョン1.0.2系統は2019年12月31日までサポートされる予定になっています。
FileMaker Pro 17 Advancedのバージョン17.0.2にはOpenSSL 1.0.2oが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降です。