FAMLog
APPLE-SA-2018-3-29-6 Safari 11.1
April 09, 2018
Appleからセキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 11.1が配布されています。
複数の脆弱性が修正されたSafari 11.1は、OS X El Capitan v10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6で利用できます。同時に公開されたmacOS High Sierra 10.13.4にもSafari 11.1が含まれています。
なお、OS X Yosemite用のSafari 11は提供されておらず、OS X El Capitan以降にアップグレードすることが推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan(FAMLog)
APPLE-SA-2018-3-29-5 macOS High Sierra 10.13.4, Security Update 2018-002 Sierra, and Security Update 2018-002 El Capitan
April 06, 2018
AppleからmacOS High Sierra 10.13.4と、macOS Sierra 10.12.6およびOS X El Capitan v10.11.6用のSecurity Update 2018-002が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれていますが、OS X Yosemite用のアップデートは用意されていません。
なお、FileMaker Serverはバージョン16とバージョン15がmacOS High Sierraと互換性があり既知の問題はないと案内されていますが、FileMaker Server 14はmacOS High Sierraには対応していません。
[関連]FileMaker Serverの運用環境としてOS X El Capitan v10.11がサポート対象外に(FAMLog)
APPLE-SA-2018-3-29-4 Xcode 9.3
April 05, 2018
Appleから「Xcode 9.3」が公開されています。
Xcode 9.3には、iOS 11.3、watchOS 4.3、tvOS 11.3およびmacOS High Sierra 10.13.4用のSDKが含まれており、Swift 4.1が同梱されています。また、LLVMのセキュリティ脆弱性が修正されています。
Xcode 9.3はApp Storeもしくはhttps://developer.apple.com/xcode/downloads/から入手可能で、動作条件としてmacOS High Sierra 10.13.2以降が必要です。
(2019/11/07追記:「macOS Sierra 10.13.2以降」を「macOS High Sierra 10.13.2以降」に修正しました。)
APPLE-SA-2018-3-29-1 iOS 11.3
April 04, 2018
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 11.3の提供が2018年3月下旬に開始されています。
iOS 11.3では、ARKitがARKit 1.5に更新され、4種類の新しいアニ文字が追加された他、iPhoneが搭載するバッテリーの状態とパフォーマンスをより視覚的に確認できるようになっています。機能の追加・改善や不具合修正だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
iOS 11.3を利用できる機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、第1世代および第2世代の12.9インチiPad Pro、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
Ruby 2.5.1、Ruby 2.4.4、Ruby 2.3.7およびRuby 2.2.10が公開
April 03, 2018
Ruby 2.5.1、Ruby 2.4.4、Ruby 2.3.7およびRuby 2.2.10が2018年3月下旬に公開されています。
Ruby 2.5.1、Ruby 2.4.4、Ruby 2.3.7およびRuby 2.2.10では、WEBrickにおけるHTTPレスポンス偽装の脆弱性や、TempfileおよびTmpdirでのディレクトリトラバーサルを伴う意図しないファイルまたはディレクトリ作成の脆弱性など、7点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、2018年3月末をもって、Ruby 2.2系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートが終了する予定となっており、以後Ruby 2.2系列は公式には更新されなくなります。
2018年3月「INTER-Mediator勉強会2018-#2」発表資料
April 02, 2018
2018年3月28日に行われた「INTER-Mediator勉強会2018-#2」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:Selenium WebDriverを利用したサンプルアプリケーションのテスト(PDF形式/ファイルサイズ:約450KB)
「Testing-INTER-Mediator-Samples.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
d43db0f5120b6e6db2fdc91925b728b16003dfdda9d2fe0ef607af8cdb815077
■関連リンク
・INTER-Mediator
https://inter-mediator.com/
・INTER-Mediator-Server VM
http://inter-mediator.info/ja/for-novices/vm.html
・Selenium WebDriver
https://www.seleniumhq.org/projects/webdriver/
(2022年5月1日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
Node.js v9.10.0、Node.js v8.11.0、Node.js v6.14.0およびNode.js v4.9.0が公開
March 30, 2018
Node.js v9.10.0、Node.js v8.11.0、Node.js v6.14.0およびNode.js v4.9.0が公開されています。
Node.js v9.10.0、Node.js v8.11.0、Node.js v6.14.0およびNode.js v4.9.0では、OpenSSLがバージョン1.0.2oに更新された他、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker Server 16とFileMaker Cloud 1.16のFileMaker Data API エンジンではNode.js v6系列が使われています。
[関連]OpenSSL 1.0.2oとOpenSSL 1.1.0hが公開(FAMLog)
INTER-Mediator 5.7を公開
March 29, 2018
INTER-Mediator 5.7を公開しました。同時に、バージョン5.7をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。バージョン5.7では、PHP 7.2に対応し、今回新たにMicrosoft SQL Serverをサポートしました。data-im-format属性によるクライアントサイドでの書式設定機能が追加されている他、実験的にFileMaker Server 16のFileMaker Data API (Trial)に対応しています。また、不具合も多数修正されています。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。
OpenSSL 1.0.2oとOpenSSL 1.1.0hが公開
March 28, 2018
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2o」と「OpenSSL 1.1.0h」が公開されています。
OpenSSL 1.0.2oおよびOpenSSL 1.1.0hでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、OpenSSLのバージョン1.0.2系統は2019年12月31日までサポートされる予定になっています。
FileMaker Pro 16.0.4およびFileMaker Pro 16.0.5にはOpenSSL 1.0.2lが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降です。
CakePHP 2.10.9が公開
March 27, 2018
CakePHP 2.10.9が公開されています。
CakePHP 2.10.9は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースです。CakePHP 2.9系統からCakePHP 2.10系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
なお、オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.10に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.10で動作可能な状態になっています。CakePHPをバージョン2.10に更新する際には、FMCakeMixもあわせて更新するようにしてください。