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FileMaker Pro 16の新機能:[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプション

December 01, 2017

FileMaker Pro 16では、[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURL オプションを指定できるようになっています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。FileMaker Pro 16では、90を超えるcURL オプションがサポートされており、[URL から挿入]スクリプトステップにおいて多数の一般的なファイル転送オプションを利用できるようになっています。

このオプションを使用することで、REST APIで他のアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを簡単に作成することができます。

[関連]サポートされている cURL オプション(FileMaker Pro 16 ヘルプ)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2017-11-29-2 Security Update 2017-001

November 30, 2017

macOS High Sierra 10.13およびmacOS High Sierra 10.13.1用のSecurity Update 2017-001が公開されています。

上記のアップデートでは、macOS High Sierra 10.13および10.13.1においてパスワードなしで管理者アカウントでログインできてしまうセキュリティ脆弱性が修正されています。深刻な脆弱性が修正されているので、macOS High Sierraを利用している場合には早期にアップデートを適用することが強く推奨されます。なお、この問題はmacOS Sierra 10.12.6以前には影響しないと案内されています。

macOS High Sierra用のSecurity Update 2017-001を適用した後に、sw_verコマンドでmacOS High Sierra 10.13.1のビルドバージョンが17B1002もしくは17B1003に更新されます。当初公開されたSecurity Update 2017-001を適用した場合、ビルドバージョンが17B1002になっていますが、17B1002の場合にはファイル共有に関する問題が確認されています。当該問題を解決するには修正版のSecurity Update 2017-001を適用する必要があります。

[関連]macOS High Sierra の設定に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)、APPLE-SA-2017-11-29-1 Security Update 2017-001(Apple)、APPLE-SA-2017-11-29-2 Security Update 2017-001(Apple)、Repair file sharing after Security Update 2017-001 for macOS High Sierra 10.13.1(Apple)

Tag: Security

curl 7.57.0が公開

November 29, 2017

curl 7.57.0が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.57.0では3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、FileMaker 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。

Tag: Apache

FileMaker Pro 16の新機能:外部データソース参照における変数のサポート

November 28, 2017

FileMaker Pro 16では、FileMaker データソース参照で変数がサポートされるようになっています。

他のFileMakerファイルまたはODBC データソース名(DSN)に対するFileMaker データソース参照では変数がサポートされますが、参照を使用するものにアクセスする前に変数を設定する必要があります。参照が解決された後は、変数が変更されても参照は変更されません。

なお、FileMaker データソースを編集するには、[ファイル]メニューの[管理]>[外部データソース...]を選択した後、一覧から FileMaker データソースを選択して[編集...]をクリックします。

Tag: FileMaker

PHP 7.0.26とPHP 7.1.12が公開

November 27, 2017

PHP 7.0.26PHP 7.1.12が公開されています。

PHP 7.0.26とPHP 7.1.12では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.2系統の開発も進められており、現在バージョン7.2.0 Release Candidate 6が公開されている状況です。

なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

FAMLog News Archive:第79回 2017年冬号

November 24, 2017

■FileMaker Server 16.0.3 アップデータが公開(2017年10月)

FileMaker Server 16.0.3 アップデータが2017年10月に公開されました。FileMaker Server 16の最新版はバージョン16.0.3となっており、バージョン16.0.3ではJavaがバージョン8 Update 144に更新されます。

[関連]FileMaker Server 16.0.3 アップデータが公開(FAMLog)

■FileMaker Cloud 1.16が登場(2017年10月)

FileMaker Cloudの新バージョンであるFileMaker Cloud 1.16.0が2017年10月に発表されました。FileMaker Cloudは、AWS Marketplaceを通じて提供され、Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するクラウドサービスです。なお、FileMaker Cloudでは、カスタムWeb公開機能はサポートされていません。

[関連]FileMaker Cloud 1.16.0が登場(FAMLog)

Tag: News

CakePHP 2.10.5が公開

November 22, 2017

CakePHP 2.10.5が公開されています。

CakePHP 2.10.5は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースです。CakePHP 2.9系統からCakePHP 2.10系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

なお、オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.10に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.10で動作可能な状態になっています。CakePHPをバージョン2.10に更新する際には、FMCakeMixもあわせて更新するようにしてください。

Tag: Apache

FileMaker Server 16の新機能:FileMaker WebDirectでPDFファイルの出力をサポート

November 21, 2017

FileMaker Server 16では、FileMaker WebDirectで[印刷]、[印刷設定]および[レコードを PDF として保存]スクリプトステップを使用できるようになっています。

[印刷]スクリプトステップを用いてFileMaker WebDirectでPDFファイルを生成すると、新しいWebブラウザーのタブにPDFファイルが表示されます。PDFファイルを表示するには、Webブラウザーのポップアップブロックを無効にする必要があります。

FileMaker WebDirectで[レコードを PDF として保存]スクリプトステップを使用すると、作成されたPDFファイルはWebブラウザーで設定されているダウンロードフォルダに保存されます。なお、[レコードを PDF として保存]スクリプトステップはモバイルデバイスではサポートされていません。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:サーバーサイドスクリプトでPDFファイルの出力が可能に(FAMLog)

Tag: FileMaker

macOSでFileVaultの状態を確認する

November 20, 2017

macOSでFileVaultの状態を確認するには、ターミナルでfdesetupコマンドを使用します。

macOS High Sierra 10.13.1でFileVaultが有効になっている場合は次のように表示されます。

[実行例]
$ fdesetup status

[実行結果]
FileVault is On.

FileVaultが無効になっている場合には「FileVault is On.」ではなく「FileVault is Off.」と表示されます。FileVaultによるディスク全体の暗号化(FileVault 2)では、XTS-AES 128暗号化方式と256ビットのキーを用いて、起動ディスク上の情報への不正アクセスを阻止します。

[関連]OS X Lionは新バージョンのFileVaultを搭載(FAMLog)、FileVault を使って Mac の起動ディスクを暗号化する(Apple)

Tag: Mac

FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:FileMaker Data API (Trial)

November 17, 2017

FileMaker Cloud 1.16では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が新機能として追加されています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16と同様、FileMaker Cloud 1.16では試用版として利用できる機能です。2018年9月27日が試用期限となっており、試用期間終了後はFileMaker Data APIを利用できなくなるので注意が必要です。

FileMaker Data APIのライセンスモデルが将来導入される計画となっており、FileMaker Data APIを引き続き使用するには試用期間が終了する前にFileMakerプラットフォームの最新バージョンにアップグレードする必要があるとのことです。

Tag: FileMaker

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