FAMLog
curl 7.54.1が公開
June 21, 2017
curl 7.54.1が2017年6月中旬に公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.54.1ではWindowsプラットフォームにおけるセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker 16では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。
Apache HTTP Server 2.4.26が公開
June 20, 2017
「Apache HTTP Server 2.4.26」が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.26は、Apache HTTP Server 2.4系統の最新版であり、このバージョンからHTTP/2を正式にサポートするようになっています。バージョン2.4.26では、5点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
HTTP/2を利用できるようにするmod_http2の利用にはnghttp2が必要です。なお、Apache HTTP Server 2.2系統のセキュリティ修正は2017年12月までの予定となっていることから、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨される状況となっています。
[関連]JVNVU#98416507: Apache HTTP Web Server における複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)
2017年6月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
June 19, 2017
2017年6月17日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker Server 16とHSTS(PDF形式/ファイルサイズ:約320KB)
「FMS16HSTS.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
2efe03854fb450dbeca53663cf723a2f2effc90760180ffc3fa0eb1cc2c7e307
■関連リンク
・HSTS (HTTP Strict Transport Security)(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 16 プラットフォームのその他の動作変更(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 16 セキュリティガイド: セキュリティオプションを構成するためのベストプラクティス(FileMaker)
(2022年5月1日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Pro 16の新機能:バージョン16で追加された関数一覧
June 16, 2017
FileMaker Pro 16では新しい関数が多数追加され、JSONデータを扱える関数やデータを暗号化および復号できる関数、ハッシュ値を返す関数などが新設されています。
バージョン16で追加された関数一覧は次の通りです。
・Base64EncodeRFC
・CryptAuthCode
・CryptDecrypt
・CryptDecryptBase64
・CryptDigest
・CryptEncrypt
・CryptEncryptBase64
・Get(アカウントグループ名)
・Get(領域監視イベント)
・HexDecode
・HexEncode
・JSONDeleteElement
・JSONFormatElements
・JSONGetElement
・JSONListKeys
・JSONListValues
・JSONSetElement
・SortValues
・TextDecode
・TextEncode
・UniqueValues
バージョン16ではJSONデータを解析および変更できるようにするテキスト関数が用意されるようになり、Webサービスから取得したJSONデータを取り扱いやすくなっています。
[関連]JSON 関数の使い方(FileMaker Pro 16 ヘルプ)、FileMaker Pro 15の新機能:バージョン15で追加された関数一覧(FAMLog)
(2017/06/17追記:一部の誤記を修正してHexEncode関数を追加しました。)
ScriptMaster 5が公開
June 15, 2017
360Worksが無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 5」を2017年5月に公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができるプラグインです。バージョン5では、JRE(Java Runtime Environment)を同梱することで、別途Javaをインストールする必要がなくなっています。また、FileMaker Cloudにも対応しています。
現時点でのScriptMasterの最新バージョンはバージョン5.05です。FileMakerプラグインの生成、クリップボードへのアクセス、およびFileMakerのSQLエンジンへのアクセスができるAdvanced版の価格は年間95ドルです。
PHP 7.0.20とPHP 7.1.6が公開
June 14, 2017
PHP 7.0.20とPHP 7.1.6が公開されています。
PHP 7.0.20とPHP 7.1.6では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.2系統の開発も進められており、今回バージョン7.2.0 Alpha 1も同時に公開されました。
なお、FileMaker Server 16に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.6および5.5のPHPをサポートしています。
Apache Tomcat 7.0.78、8.0.44および8.5.15ではセキュリティ脆弱性が修正済み
June 13, 2017
2017年5月に公開されたApache Tomcat 7.0.78、Apache Tomcat 8.0.44およびApache Tomcat 8.5.15ではエラーページ処理に関するセキュリティ制限回避の脆弱性(CVE-2017-5664)が修正されています。
Apache Tomcat 7.0.78、8.0.44および8.5.15が公開されたのは先月ですが、上記修正に関する情報は今月上旬に公開されました。
CVE-2017-5664がFileMaker Serverに影響を与えるかは現時点では不明です。なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
[関連]JVNVU#95420726: Apache Tomcat にセキュリティ制限回避の脆弱性(Japan Vulnerability Notes)
iMac Proが2017年12月に登場予定
June 12, 2017
Appleが完全に新しいワークステーションクラスの製品ラインとなる「iMac Pro」を2017年12月に発売すると発表しています。
最大18コアのプロセッサーを搭載し、Macで初めて10Gb Ethernetを搭載するiMac Proは、最大で4TBのSSD、最大で128GBのメモリーをサポートします。4つのThunderbolt 3ポートには、高性能RAIDアレイを最大で2つ、5Kディスプレイを最大で2台同時に接続できます。
2017年12月に発売される予定であるiMac Proの価格は4,999米ドルからとなる見込みで、日本での予定価格は現在のところ発表されていません。
Kaby Lake世代のプロセッサーを搭載したMacBookが登場
June 09, 2017
Kaby LakeマイクロアーキテクチャーのIntel Core プロセッサーを搭載した「MacBook」をAppleが発表しています。
最大50パーセント高速化されたSSDを搭載するようになった新しいMacBookは、オプションで、1.4GHzデュアルコアIntel Core i7 プロセッサー(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)を選択でき、メモリーを16GBに変更可能です。
新しいMacBookの価格は、256GBフラッシュストレージ搭載モデル(1.2GHzデュアルコアIntel Core m3 プロセッサー)が142,800円(税別)、512GBフラッシュストレージ搭載モデル(1.3GHzデュアルコアIntel Core i5 プロセッサー)が175,800円(税別)となっています。なお、新しいMacBookの登場と同時に、1.8GHzのプロセッサーを搭載した新しい13インチMacBook Airも発表されています。
Kaby Lake世代のプロセッサーを搭載したMacBook Proが登場
June 08, 2017
Kaby LakeマイクロアーキテクチャーのIntel Core プロセッサーを搭載した「MacBook Pro」をAppleが発表しています。
新しい15インチMacBook Proには、より大きなビデオメモリーでさらにパワフルになったディスクリートグラフィックスが標準で搭載され、13インチMacBook Proには142,800円モデルが新たに追加されています。
MacBook Proの税込価格は、13インチモデルが142,800円(税別)から、13インチ Touch Bar搭載モデルが198,800円(税別)から、Touch Barを搭載している15インチモデルが258,800円(税別)からとなっています。