FAMLog


PHP 7.0.19とPHP 7.1.5が公開

May 15, 2017

PHP 7.0.19PHP 7.1.5が公開されています。

PHP 7.0.19とPHP 7.1.5では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

なお、FileMaker Server 16に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.6および5.5のPHPをサポートしています。

Tag: Apache

FileMaker Server 16のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー

May 12, 2017

FileMaker Server 16では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。

バージョン16では、Safari 9およびMobile Safari 9がサポート対象外となり、Google Chromeはバージョン55以上、Microsoft Edgeはバージョン38に対応しています。FileMaker Server 16のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。

・macOSの場合:Safari 10.0.x、Google Chrome 55以上
・Windowsの場合:Google Chrome 55以上、Internet Explorer 11.x、Microsoft Edge 38
・iOSの場合:iOS 10.x上のMobile Safari 10.0.x
・Androidの場合:Android 6.x上のGoogle Chrome 55以上

サポートされるモバイルデバイスは、iOSの場合はiPad Pro(12.9インチおよび9.7インチ)、iPad Air 2、iPad mini 4、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6sおよびiPhone 6s Plusとなっています。Androidについては、2GB以上のRAM、1.4GHzおよびクアッドコアプロセッサー以上、そして5インチ以上の画面サイズが必要条件となっています。

[関連]FileMaker Server 15のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Server 16 技術仕様(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16はFileMaker Pro 12のファイル形式を踏襲

May 11, 2017

FileMaker Pro 16のデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲しています。

同じファイル形式であり、ファイル拡張子は「fmp12」のままであるため、FileMaker Pro 16、FileMaker Pro 16 AdvancedおよびFileMaker Go 16はFileMaker 12のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、FileMaker Pro 16では新しい機能や関数が追加されています。FileMaker Pro 16の新機能を利用して作成されたデータベースファイルを旧バージョン(バージョン12、13、14および15)で開いた場合には、適切に動作しない部分が出てくる可能性があるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Pro ファイルを「.fmp12」ファイル形式に変換(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker 16 プラットフォームが登場

May 10, 2017

ファイルメーカー社が、FileMaker 16 プラットフォームを2017年5月10日から販売を開始すると発表しています。

FileMaker 16 プラットフォームの各製品は日本国内では下記の価格にて販売され、「FileMaker Go 16」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。

・FileMaker Pro 16:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 16 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 16:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・FileMaker Licensing for Teams (FLT) 5 ユーザ接続:96,000 円(年間利用料金、最大500ユーザ接続まで購入可能)

FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 16にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。なお、FileMaker Pro 16では、OS X Yosemite v10.10はサポート対象外となっています。

Tag: FileMaker

Cyberduck 6.0が公開

May 09, 2017

オープンソースのファイルサーバーおよびクラウドストレージ接続クライアントソフトウェア「Cyberduck 6.0」が公開されています。

Cyberduck 6.0では、Microsoft OneDriveやクライアントサイドの暗号化手法であるCryptomator等が新たにサポートされています。また、ブラウザーウインドウでローカルファイルシステムを閲覧できるになっています。

CyberduckのライセンスはGPLであり、Mac版についてはOS X Lion v10.7以降、Windows版についてはWindows Vista以降で動作します。

Tag: Mac

LibreSSL 2.5.4が公開

May 08, 2017

LibreSSL 2.5.4が公開されています。

LibreSSLは、OpenSSLからフォークしたものであり、OpenBSDの標準TLSライブラリとして採用されています。LibreSSL 2.5.4では、セキュリティ脆弱性が修正されており、証明書の検証が行われない場合があった問題が解決されています。

現時点でのLibreSSLの最新安定バージョンはバージョン2.5.4であり、LibreSSLはバージョン2.6系統の開発が今後進められる予定となっています。

[関連]OS X El CapitanおよびmacOS SierraのApache HTTP ServerではLibreSSLを利用(FAMLog)

Tag: Security

Ruby on Rails 5.1が公開

May 02, 2017

Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 5.1」が2017年4月下旬に公開されています。

バージョン5.1では、JavaScriptの依存管理をnpmからYarnに変更できるようになり、さらにオプションでwebpackを簡単にRailsアプリに統合できるようになっています。その他、Railsアプリの秘密情報を安全に管理できるようになるなど、数多くの新機能が追加されています。

なお、バージョン5.1系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

[関連]Ruby on Rails 5.1リリースノート(Ruby on Rails ガイド)

Tag: Ruby

FileMaker Go 15の新機能:App Extensionsによる他のiOSアプリとの連携

May 01, 2017

FileMaker Go 15ではApp Extensionsが新たにサポートされています。

App ExtensionsがサポートされたFileMaker Go 15では、iOSデバイス上にある他のアプリケーションに備わっている固有の機能を活用してFileMakerデータベースのコンテンツを共有および修正できます。

モバイルプリンターにデータを送信したり、写真編集アプリで写真を修正したり、会社専用アプリと情報交換するなど、以前のバージョンと比べてさまざまなことが新たにできるようになっています。

[関連]FileMaker Go 15の新機能:クラウドストレージサービスとの連携(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15でサポートされているPHPのバージョン

April 28, 2017

FileMaker Server 15に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.5および5.6のPHPをサポートしています。

FileMaker Server 15のPHPを使用したカスタムWeb公開では、当初はバージョン5.5のPHPが動作条件となっていて、Windows ServerおよびOS X El Capitan v10.11ではPHP 5.5.31で、OS X Yosemite v10.10ではPHP 5.5.14で動作検証が行われています。FileMaker Server 15.0.3ではPHP 5.6.24がインストールされますが、macOSでPHP 5.6(5.6.24)を利用できるのはmacOS Sierra 10.12のみとなっています。

2017年4月28日現在、PHP 5.6系統の最新バージョンはPHP 5.6.30、PHP 7.0系統の最新安定バージョンはPHP 7.0.18、PHP 7.1系統の最新安定バージョンはPHP 7.1.4です。PHP 5.5系列はすでにメンテナンスされていない状況となっており、PHP 5.6系列は2018年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

[関連]FileMaker Server 15 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)、ソフトウェア アップデート: FileMaker Server 15.0.3(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.9.8が公開

April 27, 2017

CakePHP 2.9.8が公開されています。

バージョン2系のAPI互換となる保守リリースであるCakePHP 2.9.8では、PHP 5.6以降を使用している場合にCakeSocketでTLS 1.2がサポートされるようになっています。CakePHP 2.8系統からCakePHP 2.9系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.9に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.9で動作可能な状態になっています。なお、現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.4.5ですが、FMCakeMixはCakePHP 3に対応していないのでご注意ください。

Tag: Apache

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