FAMLog
今日から使えるFileMaker Pro 14
July 06, 2016
「今日から使えるFileMaker Pro 14」は2015年12月に発売された書籍です。
この書籍は、FileMaker Proをツールとして広く活用するための入門書であり、FileMaker Proの基本操作と在庫管理などの業務ツールの仕組みを学ぶことができます。
PC、iPhoneおよびiPad向けに最適化されているテンプレートであるStarter Solutionを手本とし、仮想のシナリオをもとに情報の連携方法やツールの作成方法が1ステップずつ解説されています。また、ダウンロードできるサンプルファイルも用意されています。
定価:2,680円(税別)
サイズ:B5変型
ページ数: 384
著者:富田 宏昭
出版社:ソシム株式会社
ISBN:978-4-8026-1005-6[Amazon.co.jpで購入...]
Ruby on Rails 5.0が公開
July 05, 2016
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 5.0」が公開されています。
バージョン5.0では、WebSocketsを扱うフレームワークであるAction Cableや、JSONでの応答を前提としたAPIモードが新たに導入されるなど、数多くの新機能が追加されています。Rails 5.0の動作にはRuby 2.2.2以降が要求されるようになっています。
なお、バージョン5.0系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
第28回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
July 04, 2016
2016年8月21日(日)午前10時より「第28回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/28
macOS SierraとiOS 10ではPPTPは非サポート
July 01, 2016
2016年秋に登場予定のmacOS SierraとiOS 10ではPPTPを使用するVPNがサポートされなくなります。
iOS 9およびOS X El Capitan v10.11では、PPTPによるVPN接続を確立しようとした際に「PPTP を使用する VPN は安全でない場合があります」という警告が表示されます。この警告が表示されるのは、PPTPによるデータ保護は強度が十分でないためです。
現在PPTPを使用している場合には、L2TP/IPSecやIKEv2/IPSec、Cisco IPSec、SSL VPNなどといった、セキュリティ面でより優れた他のVPNプロトコルおよび認証方式を使うことが強く推奨されます。
[関連]Prepare for removal of PPTP VPN before you upgrade to iOS 10 and macOS Sierra(Apple サポート)、「PPTP を使用する VPN は安全でない場合があります」という警告が表示される場合(Apple サポート)
FileMaker Pro 14.0.6はFileMaker Server 12にSSL接続不可
June 30, 2016
FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedのバージョン14.0.6は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン13.0v5以前のFileMaker ServerにはSSL接続できません。
バージョン13.0v5以前のFileMaker Server 13およびFileMaker Server 12で「保護された接続が必要」にチェックをつけてSSLを有効にしている場合、FileMaker Pro 14.0.6からFileMaker Serverに接続できないため、FileMaker Pro 14を利用している場合にはバージョン14.0.5を利用しなければならないケースがあります。
FileMaker Server 13でSSLを有効化している場合、FileMaker Pro 14.0.6からFileMaker Serverに接続できるようにするには、FileMaker Serverをバージョン13.0v9かバージョン13.0v10にアップデート、もしくはバージョン14以降のFileMaker Serverにバージョンアップする必要があります。
[関連]FileMaker Pro 14.0.6 host compatibility(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Server 12のテクニカルサポート終了予定日(FAMLog)
FileMaker Server 15の新機能:Admin Console上でのSSLサーバー証明書情報の表示
June 29, 2016
FileMaker Server 15では、サーバーで使用されている現在のSSLサーバー証明書に関する情報を表示できます。
バージョン15のAdmin Consoleでは、[データベースサーバー]>[セキュリティ]タブ内に[証明書を表示...]ボタンが追加されています。[データベース接続に SSL を使用する]設定を有効にしている場合に[証明書を表示...]ボタンを押すと、SSLサーバー証明書の詳細を表示するダイアログボックスが表示されます。
これまではSSLサーバー証明書の有効期限を確認する手段が用意されていませんでしたが、バージョン15ではAdmin Console上で証明書の有効期限を確認できるようになっています。
FileMaker Pro 15の新機能:[テーブルデータを削除]スクリプトステップ
June 28, 2016
FileMaker Pro 15では、[テーブルデータを削除]スクリプトステップが新たに追加されています。
[テーブルデータを削除]スクリプトステップは、現在の対象レコードに関係なく、指定したテーブルにあるすべてのレコードを削除します。大量のレコードを削除する場合は、[対象レコード削除]スクリプトステップよりも[テーブルデータを削除]スクリプトステップを利用する方が高速にレコードを削除できます。
なお、リレーションシップで設定されている場合でも、[テーブルデータを削除]スクリプトステップでは関連レコードは削除されません。関連レコードも削除する場合は[対象レコード削除]スクリプトステップを使用する必要があります。
[関連]テーブルデータを削除(FileMaker Pro 15 ヘルプ)、テーブルデータを削除(FileMaker Server 14で)(FileMaker Community)
(2016/07/05追記:関連リンクを追加・更新しました。)
Apache Tomcat 7.0.70が公開
June 27, 2016
Apache Tomcat 7.0.70が公開されています。
現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcat 7.0.70では、同梱しているCommons FileUploadにおけるサービス不能(DoS)攻撃が可能となる脆弱性が修正されています。また、Apache Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.7に更新され、Tomcat Native LibraryがWindows環境でOpenSSL 1.0.2hとAPR 1.5.2を使用するようになっています。
FileMaker Server 13以降のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使われていて、バージョン13.0v5以降、バージョン14およびバージョン15ではApache Tomcat 7.0.55が使用されています。
PHP 5.5.37、PHP 5.6.23およびPHP 7.0.8が公開
June 24, 2016
「PHP 5.5.37」、「PHP 5.6.23」および「PHP 7.0.8」が公開されています。
PHP 5.5.37、PHP 5.6.23およびPHP 7.0.8では、セキュリティ脆弱性が多数修正されています。なお、PHP 5.5系統の保守は今年の7月に、PHP 5.6系統の保守は2018年12月に終了する予定となっています。
PHP 7では実行速度が高速化されていることから将来的にはPHP 7.0系統の普及が期待されますが、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.1系統の開発も進められており、現在バージョン7.1.0 Alpha 1が公開されている状況です。
Windows版FileMaker Server 15の動作環境
June 23, 2016
Windows版のFileMaker Server 15はWindows Server 2012 R2 Standard Edition、Windows Server 2008 R2 SP1 Standard EditionおよびWindows Server 2008 R2 SP1 Enterprise Editionをサポートしています。
Windows上にFileMaker Server 15をインストールするには、インターネット接続が必要です。また、Windows Server 2012 R2 Standard Editionを利用する場合、更新プログラム2919355を適用済みの環境が必要です。
RAMの最低要件は従来と同様に4GBであり、FileMaker Server 14でサポートされていたWindows Server 2012 Standard EditionはFileMaker Server 15ではサポートされなくなっています。
[関連]OS X版FileMaker Server 15の動作環境(FAMLog)