FAMLog
CakePHP 2.5.9、CakePHP 2.6.11およびCakePHP 2.7.2が公開
August 11, 2015
CakePHP 2.5.9、CakePHP 2.6.11およびCakePHP 2.7.2が公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.5.9、CakePHP 2.6.11およびCakePHP 2.7.2では2点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、一部非推奨となっている機能もあるため、CakePHP 2.6系統からCakePHP 2.7系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
PHP 5.6.12、PHP 5.5.28およびPHP 5.4.44が公開
August 10, 2015
「PHP 5.6.12」、「PHP 5.5.28」および「PHP 5.4.44」が公開されています。
PHP 5.6.12、PHP 5.5.28およびPHP 5.4.44では多数のセキュリティ脆弱性が修正されています。PHP 5.4系統の保守は今年の9月中旬に終了する予定となっており、さらにPHP 5.5系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっています。
なお、PHPはバージョン7系統の開発も進められており、現在「PHP 7.0.0 Beta 3」が公開されている状況です。
CakePHP 3.0.11が公開
August 07, 2015
CakePHP 3.0.11が公開されています。
CakePHPは、PHP用のWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 3.0系統の保守リリースであるCakePHP 3.0.11では、2点のセキュリティ脆弱性が修正されています。CakePHP 2からCakePHP 3にバージョンアップする際には、移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
CakePHPはバージョン3.1系統の開発も進められており、現在バージョン3.1.0-beta2が公開されている状況です。なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)は現在のところCakePHP 3に対応していません。
FileMaker製品のWindows 10対応状況
August 06, 2015
ファイルメーカー社が、FileMaker製品のWindows 10対応状況をFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker Pro 14とFileMaker Pro 14 AdvancedはWindows 10をサポートしますが、Office 365を使用してメールを送信すると“不明なエラー: -1”が生成される問題があるとのことです。Windows 10のMicrosoft EdgeでFileMaker WebDirectを使用した場合には、データの確定後に改行コードが無視される、フィールド内でデータの削除ができない、オブジェクトフィールドへのファイルのドラッグアンドドロップができないなどといった複数の問題が現時点で確認されています。
FileMaker Server 14は元々Windows 7やWindows 8.1をサポートしておらず、Windows 10もサポートしません。なお、FileMaker 13およびそれ以前の製品は、Windows 10上でテストされておらず、Windows 10上での動作がサポートされていません。
[関連]Windows 10 と FileMaker 14 製品の互換性(FileMaker ナレッジベース)、Windows 10 と、FileMaker 13 以前の製品との互換性(FileMaker ナレッジベース)
第21回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
August 05, 2015
2015年8月22日(土)午前10時より「第21回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/21
FileMaker Pro 14で名称が変更されたスクリプトステップ
August 04, 2015
FileMaker Pro 14では一部のスクリプトステップの名称が変更されています。
バージョン14では、[スクリプトアニメーション設定]スクリプトステップは[レイアウトオブジェクトアニメーション設定]に、[スクリプトの管理を開く]スクリプトステップは[スクリプトワークスペースを開く]に名称が変更されました。
なお、バージョン14では[QuickTime を挿入]スクリプトステップは削除されました。[QuickTime を挿入]スクリプトステップの代わりに[オーディオ/ビデオを挿入]スクリプトステップを使用するように変更する必要があります。
FileMaker Pro 14の新機能:チェックボックスのチェックマーク
August 03, 2015
FileMaker Pro 14では、チェックボックスでチェックをつけている場合に表示する記号を選ぶことができるようになり、新たにチェックマークを表示させることができるようになっています。
インスペクタを使用することで、コントロールスタイルを「チェックボックス」にしているフィールドに対して、チェックをつけている場合の表示としてチェックマークとXのどちらを表示するか選択できます。
上記の記号はインスペクタの[データ]タブにある[アイコン]のメニューから指定できますが、このメニューは同じタブにある[コントロールスタイル]の値を「チェックボックス」にしている場合のみ表示されます。
FileMaker Pro 14の新機能:プレースホルダテキスト
July 31, 2015
FileMaker Pro 14では「プレースホルダテキスト」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
プレースホルダテキストは、ブラウズモードおよび検索モードでフィールド内に表示されるフィールドラベルです。インスペクタでフィールドにプレースホルダテキストを設定することにより、データや検索条件を入力するまでフィールド内に任意のラベルや説明を表示できます。このフィールド内ラベルのテキストは、フィールドに何か入力されると表示されなくなります。
なお、インスペクタにおいて「検索モードでプレースホルダテキストを表示」のチェックを外すと、ブラウズモードでのみプレースホルダテキストが表示されるようになります。
[関連]FileMaker Pro のプレースホルダテキスト(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 14の新機能:ボタンバー
July 30, 2015
FileMaker Pro 14では「ボタンバー」と呼ばれるレイアウトオブジェクトが新たに導入されています。
ボタンのグループを作成するボタンバーは、水平または垂直に配置でき、ボタンまたはポップオーバーボタン(または両者の組合せ)を表示するためのレイアウトオブジェクトです。各ボタンのアクティブ状態を表示でき、各ボタンに処理(単一コマンドまたはスクリプト)を割り当てることができるので、ナビゲーションやカスタムツールバーとして使用することができます。
ウインドウのサイズを変更すると、各ボタンのサイズもそれに比例して自動的に調整されます。なお、ボタンバーオブジェクトには、最大で50個のセグメント/ボタンを組み込むことができます。
[関連]FileMaker Pro のボタンバーの概要(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 14の新機能:スクリプトワークスペース
July 29, 2015
FileMaker Pro 14では、FileMakerスクリプトの作成および管理インターフェースがスクリプトワークスペースとして全面的に刷新されています。
タブに対応したスクリプトワークスペースウインドウ内で複数のスクリプトを管理することができ、空白行や行番号、インデント、構文の色分けがサポートされたことで従来よりスクリプトが読みやすくなっています。さらに、オートコンプリート機能により、文字を入力するとすぐに関連するスクリプトステップのリストが表示され、効率的に開発を進めることができるようになっています。
スクリプトワークスペースでスクリプトを直接編集でき、ウインドウ内で多数のスクリプトステップオプションも編集できます。スクリプトおよび計算式の作成、編集、表示をすべて、統一されたワークスペースで行うことができ、開発時間が短縮される工夫が各所に施されています。
[関連]FileMaker Pro のスクリプトワークスペースの概要(FileMaker ナレッジベース)