FAMLog
OpenSSL 1.0.2c、OpenSSL 1.0.1o、OpenSSL 1.0.0sおよびOpenSSL 0.9.8zgが公開
June 15, 2015
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2c」、「OpenSSL 1.0.1o」、「OpenSSL 1.0.0s」および「OpenSSL 0.9.8zg」が公開されています。
OpenSSL 1.0.2b、OpenSSL 1.0.1n、OpenSSL 1.0.0sおよびOpenSSL 0.9.8zgでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。当初OpenSSL 1.0.0sおよびOpenSSL 0.9.8zgと同時にOpenSSL 1.0.2bとOpenSSL 1.0.1nが公開されていましたが、ABI互換性の問題を修正するために急遽OpenSSL 1.0.2cとOpenSSL 1.0.1oが公開された次第です。
なお、OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日にサポートが終了する予定となっており、今後はバージョン1.0.1系統もしくはバージョン1.0.2系統へのアップグレードが推奨されています。
FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧
June 12, 2015
FileMaker Pro 14では新しい関数が追加され、メニューバーやタッチキーボードの状態を取得する関数や、日本語テキストをひらがな、カタカナまたはローマ字に変換する関数などが新設されています。
バージョン14で追加された関数一覧は下記の通りです。
・Get ( メニューバー状態 )
・Furigana
・Get ( アプリケーションアーキテクチャ )
・Get ( スクリーン倍率 )
・GetAVPlayerAttribute
・Get ( トリガ外部イベント )
・Get ( タッチキーボード状態 )
なお、バージョン13.0v2以降で利用できる「Get ( スクリーン倍率 )」関数も、バージョン14で追加された新しい関数の1つとしてマニュアルで紹介されています。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)、Get(スクリーン倍率)関数(FAMLog)
FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトステップ一覧
June 11, 2015
FileMaker Pro 14では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・許可される向きの設定
・ディレクトリの取得
・ポータルの更新
・AVPlayer 再生
・AVPlayer 再生状態設定
・AVPlayer オプション設定
・タッチキーボードの有効化
上記のうち、「許可される向きの設定」、「AVPlayer 再生」、「AVPlayer 再生状態設定」および「AVPlayer オプション設定」スクリプトステップはFileMaker Goでのみ利用できるスクリプトステップとなっています。
なお、「ポータルの更新」スクリプトステップについては、FileMaker WebDirectと互換性があります。
FAMLog News Archive:第69回 2015年夏号
June 10, 2015
■FileMaker 14 製品ラインが発売(2015年5月)
「FileMaker Pro 14」「FileMaker Pro 14 Advanced」および「FileMaker Server 14」が2015年5月13日に発売されました。「FileMaker Go 14」についてはiTunes App Storeから無料で入手できます。なお、FileMaker Server 14.0v2 アップデータが2015年6月に公開されており、FileMaker Server 14の最新版はバージョン14.0v2となっています。
[関連]FileMaker 14 製品ラインが登場(FAMLog)、FileMaker Server 14.0v2 アップデータが公開(FAMLog)
■FileMaker Server 13.0v9 アップデータが公開(2015年4月)
FileMaker Server 13.0v9 アップデータが2015年4月に公開されました。これにより、FileMaker Server 13の最新版はバージョン13.0v9となっています。バージョン13.0v9では、FileMaker 13 プラットフォームの潜在的なSSLに関する問題が修正されており、同月にはFileMaker Server 12 セキュリティ更新も公開されています。
[関連]FileMaker Server 13.0v9 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Server 12 セキュリティ更新が公開(FAMLog)
OS X El Capitanが2015年秋に登場予定
June 09, 2015
Appleが、OS Xの次期メジャーバージョンとなるOS X El Capitanを今秋出荷する予定であると発表しています。
OS X El Capitanでは、ウインドウ管理やSpotlight、各種内蔵アプリケーションが改良され、システムのパフォーマンスも向上する予定です。さらに、日本語の平仮名入力を書き言葉に自動的に変換することで、個別に変換候補を選んで確定するといった必要性を減らし、入力を速くしているとのことです。
OS X El Capitanは、今秋Mac App Storeを通じて無料でダウンロードできるようになります。なお、OS X El Capitanと同時にiOS 9も発表されており、iOS 9も今秋正式に提供が開始される予定となっています。
2015年6月「INTER-Mediator勉強会2015-#4」発表資料
June 08, 2015
2015年6月8日に行われた「INTER-Mediator勉強会2015-#4」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:INTER-Mediator 5.1の新機能(PDF形式/ファイルサイズ:約520KB)
「INTER-Mediator-FM-upload-component.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
1a99c43a87bae341a36fa334df79edeea7e224fc
■関連リンク
・INTER-Mediator
http://inter-mediator.com/
・ファイルのアップロードコンポーネント(INTER-Mediator詳細マニュアル)
http://inter-mediator.info/ja/for-programmers/jscomponent.html
・定義ファイルでの記述方法(INTER-Mediator詳細マニュアル)
http://inter-mediator.info/ja/for-developers/reference.html
(2022年5月11日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
OS X版FileMaker Server 14の動作環境
June 05, 2015
OS X版のFileMaker Server 14はOS X MavericksとOS X Yosemiteをサポートしています。
RAMの最低要件は4GBとなっており、FileMaker Server 13でサポートされていたOS X Mountain LionはFileMaker Server 14ではサポートされなくなっています。
また、FileMaker WebDirectの同時接続ユーザー数が7以上の場合には、サーバーを2台構成にすることが推奨されており、推奨されるWebサーバーの搭載RAMおよびCPUはバージョン14では下記のようになっています。
・同時接続ユーザー数 7-25:RAM 8GB、CPU 4-Core
・同時接続ユーザー数 26-50:RAM 12GB、CPU 8-Core
・同時接続ユーザー数 51-100:RAM 16GB、CPU 12-Core
[関連]OS X版FileMaker Server 13の動作環境(FAMLog)
FileMaker Pro 14の動作環境
June 04, 2015
OS X版FileMaker Pro 14およびFileMaker Pro 14 Advancedの動作環境は、OS X MavericksもしくはOS X Yosemiteとなっており、OS X LionとOS X Mountain Lionが動作環境の対象から外されています。
Windows版FileMaker Pro 14およびFileMaker Pro 14 Advancedの動作環境は、Windows 7、Windows 8もしくはWindows 8.1となっています。
FileMaker Proはバージョン14で64ビットに対応し、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。なお、OS X版は32ビットおよび64ビットの両バージョンを含む単一のアプリケーションとなっています。
[関連]FileMaker Pro 13の動作環境(FAMLog)
FileMaker Server 14.0v2 アップデータが公開
June 03, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 14.0v2 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン14.0v1のFileMaker Server 14をバージョン14.0v2に更新するものです。FileMaker Server 14.0v2では、特定の条件下でライセンスキーが競合して起動できない問題が解決されています。
なお、上記の問題を回避するために暫定的に評価版のライセンスキーを入力していた場合は、このアップデータをインストールした後に、評価版のライセンスキーではなくFileMaker Server 14のライセンスキーを入力し直す必要があります。
FileMaker Server 14でサポートされるクライアントアプリケーション
June 02, 2015
FileMaker Server 14でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro 12、13および14
・FileMaker Go 12、13および14
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアントアプリケーション
・FileMaker Server 14のWeb公開エンジンを経由してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション
なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 14にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要です。
[関連]FileMaker Server 14のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)