FAMLog
FileMaker Pro 13の新機能:充実したインスペクタのデザイン属性
March 09, 2015
FileMaker Pro 13では、インスペクタでコントロールできるレイアウトオブジェクトのデザイン属性が増えています。
バージョン13では、インスペクタの[外観]タブで下記をはじめとした多くの要素を新たに調整できるようになっています。
・外側/内側の影
・パディング
・テキストの基線
・全画面の背景、色、グラデーションのサポートを含むレイアウト背景
なお、インスペクタは、レイアウトモードにおいて[表示]メニューの[インスペクタ]を選択することで表示・非表示を切り替えることができます。
Java 8 Update 40が公開
March 06, 2015
Java 8 Update 40が公開されています。
バージョン8 Update 40では、不具合の修正や機能強化が行われていますが、特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。そのため、バージョン7 Update 75やバージョン7 Update 76、バージョン8 Update 31を利用していて問題がない場合にはバージョン8 Update 40に更新する必要は特にありません。Javaのバージョン8についてはFileMaker Server Admin Consoleとの互換性に関する情報は現時点ではファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
FileMaker Serverのバージョン10、11もしくは12を利用している場合には、JavaのコントロールパネルでFileMaker Server Admin Console 開始ページのURLを「例外サイト・リスト」に事前に登録しておかないとAdmin Consoleを起動できないのでその点は注意が必要です(2015年1月下旬以降、証明書の有効期限が切れたため、バージョン12でもこの回避策が必要な状態に陥っています)。
FileMaker Pro 13の改善点:レイアウトモードのマルチアンドゥ・リドゥ機能
March 05, 2015
FileMaker Pro 13では、レイアウトを保存してブラウズモードで表示した後でも、レイアウトモードの変更を元に戻せるようになっています。
FileMaker Pro 12でもレイアウトの編集を複数回元に戻したりやり直せることは可能でしたが、一度レイアウトを保存すると、保存前の状態にさかのぼることはできませんでした。
バージョン13では、ファイルを閉じるまでに行ったレイアウトへの変更であれば、一度レイアウトを保存した後でも元に戻したりやり直しできるようになっています。
[関連]FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced の新機能(FileMaker ナレッジベース)
ClamXav 2.7.5が公開
March 04, 2015
OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.7.5」が公開されています。
バージョン2.7.5では、ClamXav Sentryが更新されており、安定性が向上しています。また、上級者向けにdefaultsコマンドでClamXav Sentry用の設定3点を調整できるようになっています(詳細はVersion Historyを参照)。
[設定例]
$ defaults write uk.co.markallan.clamxav.clamxav-sentry PromptForZeroSizedVolumes -bool YES; killall cfprefsd
$ defaults write uk.co.markallan.clamxav.clamxav-sentry IgnoreSystemVolumes -bool YES; killall cfprefsd
$ defaults write uk.co.markallan.clamxav.clamxav-sentry LargeVolumePromptSizeInMBs 100; killall cfprefsd
ClamXavのWebサイトで配布されているClamXav 2.7.5は、Mac OS X v10.6以降で動作し、OS X Yosemiteにも対応しています。
Ruby 2.2.1が公開
March 03, 2015
Ruby 2.2.1が公開されています。
Ruby 2.2.1では不具合の修正が行われており、ffiのビルドが失敗する問題やSymbol GCがメモリーリークを引き起こす問題などが修正されています。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 2.2.1であり、Ruby 2.0.0の保守は2016年2月24日で終了する予定となっていることから、今後はRuby 2.2系統もしくはRuby 2.1系統に移行することが推奨されます。
第19回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
March 02, 2015
2015年4月18日(土)午前10時より「第19回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/19
FileMaker Pro 13ではオブジェクトフィールドへのサウンドの挿入は非サポート
February 27, 2015
FileMaker Pro 13では、オブジェクトフィールドへのサウンド録音をサポートするメニューコマンドが取り除かれています。
オーディオ/ビデオの挿入とQuickTimeファイルのサポートは継続されていますが、「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポートは将来廃止される見込みとなっています。今後は「オーディオ/ビデオを挿入」を利用することが推奨されます。
また、OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポートも今後廃止される予定となっています。
[関連]FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能(FAMLog)
Ruby 2.0.0-p643が公開
February 26, 2015
Ruby 2.0.0-p643が公開されています。
Ruby 2.0.0-p643には多数のバグ修正が含まれています。また、Ruby 2.0.0-p643が、Ruby 2.0.0における最後の通常リリースとなることが案内されています。今後はRuby 2.1系統もしくはRuby 2.2系統に移行することが推奨されます。
Ruby 2.0.0はセキュリティメンテナンスフェーズに移行し、致命的な問題や緊急のセキュリティ問題が発見されない限り、新たな修正バージョンは公開されない予定となっています。このフェーズは1年間を予定しており、2016年2月24日でRuby 2.0.0の保守は終了する予定であるとのことです。
CakePHP 2.6.2が公開
February 25, 2015
CakePHP 2.6.2が2015年2月中旬に公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.6.2はCakePHP 2.6系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。また、このバージョンではリダイレクト時のHTTPステータスコードが200から302に変更されています。
CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン3.0.0-RC2が公開されている状況です。
Ruby 1.9.3のサポートが終了
February 24, 2015
2015年2月23日をもってRuby 1.9.3のサポートが終了しています。
Ruby 1.9.3のサポート終了は1年以上前に告知されていました。バージョン1.9.3のサポート終了に伴い、今後Ruby 1.9.3に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、Ruby 2.0.0以上にアップグレードすることが強く推奨されます。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、2014年12月に公開されたRuby 2.2.0です。
[関連]Ruby 1.9.3 のサポート終了について