FAMLog
Ruby on Rails 2.0.2
December 21, 2007
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.0.2」が公開されています。
Rails 2.0.2では、デフォルトで利用するデータベースがMySQLからSQLiteに変更され、従来より容易にRailsアプリケーションを開発し始められるようになっています。
また、新しく生成されるアプリケーションのconfig/environments/production.rbファイルに「config.action_view.cache_template_loading = true」が設定されるように変更され、プロダクションモードでテンプレートファイルの変更がチェックされなくなっています。
FileMaker Pro 8.5v2 Mac版アップデータ
December 20, 2007
ファイルメーカー社が、Mac版の「FileMaker Pro 8.5v2 アップデータ」および「FileMaker Pro 8.5v2 Advanced アップデータ」を配布しています。
Mac版のバージョン8.5v2では、Mac OS X LeopardにおいてMicrosoft Excel形式で保存またはエクスポートする場合にアプリケーションがフリーズする原因になる問題、およびMac OS X Leopardにおいてシステム言語と地域設定が一致しない場合にファイル作成時にアプリケーションがクラッシュする不具合が修正されています。
なお、バージョン8.5v2でもMac OS X Leopard上ではインスタントWeb公開機能は動作しません。Mac OS X LeopardでFileMaker ProのインスタントWeb公開機能を利用したい場合には、FileMaker Pro 9.0v3にアップグレードする必要がある模様です。
[関連]FileMaker Pro 8.5v2 Windows版アップデータ
APPLE-SA-2007-12-14 Java Release 6 for Mac OS X 10.4
December 19, 2007
Appleから「Java Release 6 for Mac OS X 10.4」がリリースされています。
Java Release 6 for Mac OS X 10.4は、Mac OS X v10.4.10、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.10およびMac OS X Server v10.4.11において、Javaに関するセキュリティ上の各種問題を修正するものです。なお、今回修正されている問題は、Mac OS X Leopardではすでに修正されている、もしくは影響がないものであるとのことです。
このアップデートにより、J2SE 5.0はバージョン1.5.0_13に、Java 1.4はバージョン1.4.2_16に更新されます。
APPLE-SA-2007-12-13 QuickTime 7.3.1
December 18, 2007
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.3.1」が配布されています。
QuickTime 7.3.1では、RTSPの処理に関する危険な脆弱性や、QTL形式のファイルおよびFlashの処理において任意のコード実行を許してしまう脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows VistaおよびWindows XP SP2です。
2007年12月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
December 17, 2007
2007年12月15日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「FileMaker ServerとRailsをつなぐRfm」(PDF形式/ファイルサイズ:約140KB)
プレゼンテーションでは、FileMakerやRfmとは直接関係ないものですが、CとRubyで実装されたCometサーバーである「ShootingStar」を利用して、Webブラウザーに表示されているプレゼンテーションのスライドを無線LANでつながっているiPod touch上のSafariから切り替えるデモも行いました。
■関連リンク
・Rfm
http://sixfriedrice.com/wp/products/rfm
http://rubyforge.org/projects/rfm
・Rfm Community
http://groups.google.com/group/rfmcommunity
・Ruby on Rails
http://www.rubyonrails.org/
・Manifesto for Agile Software Development
http://www.agilemanifesto.org/
・ShootingStar
http://rubyforge.org/projects/shooting-star/
FileMaker Web News:第25回 2007年12月号
December 14, 2007
「FileMaker Web News」第25回目をお届けします。
■FileMaker Pro 9v3 アップデータ
FileMaker Pro 9v3 アップデータとFileMaker Pro 9v3 Advanced アップデータが2007年12月上旬に公開されました。Mac OS X LeopardにおいてインスタントWeb公開機能が動作するようになり、FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 9 Advancedの最新版はバージョン9.0v3となっています。
[関連]FileMaker Pro 9v3 アップデータ(FAMLog)
■FileMakerのインスタントWeb公開機能にXSS脆弱性
2007年11月21日に、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が、FileMakerのクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性に関する情報を公開しました。今回公開された脆弱性は、FileMakerのバージョン7、8および8.5のインスタントWeb公開機能に存在します。2007年12月14日現在、バージョン7、8および8.5用の修正パッチは提供されておらず、現時点で実行できる対策方法はFileMaker 9 製品ラインへアップグレードすることです。
[関連]FileMakerのインスタントWeb公開機能にXSS脆弱性(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
FileMaker Pro 9の改善点:Webビューアがdataスキームをサポート
December 13, 2007
FileMaker Pro 9では、WebビューアにおいてdataスキームがWindows版でも新たにサポートされています。
Mac版FileMaker Pro 8.5でもWebビューアにおいてdataスキームを使用することができましたが、バージョン9ではWindows版でもその機能を利用できるようになりました。
例えば、[Web ビューアの設定]ダイアログの[Web アドレス]欄に下記例の内容を入力すると、Webサーバーを介さずに任意のHTMLをソースとしたページをWebビューア上に表示させることができます。
[例]
"data:text/html,<html><body><b>HELLO </b>new features!</body></html>"
Webに関連する各種技術をさらに活用することができるため、アイデア次第でさまざまな応用が可能です。
[関連]FileMaker 9 Tip#9: Web Viewers without the Web(SFR FileMaker Blog)
FileMaker Pro 9の改善点:強化されたWebビューア
December 11, 2007
FileMaker Pro 9では、Webビューアで新たに進行状況バーとステータスメッセージが表示されるようになり、オプションで表示/非表示を選択できるようになっています。
WebビューアをFileMaker Pro 9で作成すると、[進行状況バーの表示]オプションおよび[ステータスメッセージの表示]オプションは通常オンになりますが、FileMaker Pro 8.5ではそれらのオプションは使用できません。
WebビューアをFileMaker Pro 8.5で作成して、FileMaker Pro 9で開くと、進行状況バーとステータスメッセージのオプションはオフのままです。その場合、進行状況バーおよびステータスメッセージを表示させるには、Webビューアのオプション設定を変更する必要があります。
Ruby on Rails 2.0
December 10, 2007
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 2.0」が公開されています。
Rails 2.0では、RailsのコアライブラリであるAction PackのResourcesやMultiviewの改良や機能追加が行われ、Basic認証を扱うための新しいモジュールの追加および例外処理の強化など、数多くの機能が追加・改良されています。また、セッションがCookieに保存される仕組みが新たに導入され、デフォルトでその仕組みを利用するように変更されています。
なお、バージョン2.0が公開された直後に問題が発覚したため、現時点では修正版としてバージョン2.0.1が公開されています。