FAMLog
FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加されたスクリプトステップ一覧
March 23, 2006
FileMaker 8では、スクリプトステップが新しく追加されると共に、一部のスクリプトステップの機能も強化されています。
バージョン8で追加されたスクリプトステップ一覧は下記の通りです。
・変数を設定
・レコードをExcelとして保存
・レコードをPDFとして保存
・メニューセットのインストール
また、バージョン8では、下記のスクリプトステップの機能が改善もしくは強化されています。
・関連レコードへ移動
・レコードのエクスポート
・メールを送信
・ウインドウを選択
・現在のスクリプト終了
その他にも、フィールドを選択するオプションのあるスクリプトステップにおいて、繰り返しフィールドの繰り返し位置を計算式で指定できるようになっています。
[関連](イベントレポート)FileMaker 8 ワークショップ:関数・スクリプト機能を使いこなそう(sevensdoor.com)
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:関連レコードへ移動機能の強化
March 22, 2006
FileMaker Pro 8では、[関連レコードへ移動]スクリプトステップの機能が一部強化されました。
[関連レコードへ移動]スクリプトステップの[関連レコードのみを表示]オプション(バージョン7では[関連レコードだけを表示])に、[現在の対象レコード内のすべてのレコードを照合]というオプション設定がバージョン8で追加され、対象レコード内のすべての関連レコードを簡単に表示できるようになっています。
なお、バージョン7以前と同様に、現在のレコードの関連レコードのみを表示したい場合には、[現在の対象レコード内のすべてのレコードを照合]ではなく[現在のレコードのみ照合]オプションを選びます。
FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧
March 20, 2006
FileMaker 8では、新しい関数が追加され、ファイルの場所と名前を計算するパス関数や、取得、論理、テキストおよび書式設定の関数などが新設されています。
バージョン8で追加された関数一覧は下記の通りです。
・Get ( デスクトップパス )
・Get ( ドキュメントパス )
・Get ( FileMakerパス )
・Get ( 環境設定パス )
・Get ( システムドライブ )
・Get ( ホストIPアドレス )
・Get ( 開いているレコード数 )
・Get ( レコードのオープン状態 )
・Get ( カスタムメニューセット名 )
・Get ( 検索条件除外状態 )
・Get ( スクリプトの結果 )
・Get ( システム書式使用状態 )
・Get ( テキスト定規表示 )
・Get ( ツールバーの表示状態 )
・Get ( ウインドウのズームレベル )
・GetAsBoolean
・GetNthRecord
・GetValue
・TextColorRemove
・TextFontRemove
・TextFormatRemove
・TextSizeRemove
(2020/01/18追記:リンク先のページがなくなっていたので、関連リンクを削除しました。)
(2022/04/19追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
第8回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート
March 17, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年3月11日に行われた第8回のイベントレポートが今週前半に追加されており、FileMakerのプラグインを活用した事例が紹介されています。
次回は、「初心者脱却大作戦・FileMaker落とし穴特集」というテーマで、2006年4月8日(土)18:00-19:00に同イベントが開催される予定になっています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
(2021/01/20追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
APPLE-SA-2006-03-13 Security Update 2006-002
March 16, 2006
Appleから「Security Update 2006-002」がリリースされています。
Security Update 2006-002は、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.5およびMac OS X Server v10.4.5向けのもので、下記のソフトウェアが主な更新対象となっています。
・CoreTypes、Mail、Safari、LaunchServices(Mac OS X v10.4.5、Mac OS X Server v10.4.5)
また、「Security Update 2006-001」を適用した際に、PHP 4.4.1でSquirrelMailが機能しなくなる問題や、rsyncコマンドで「--delete」コマンドラインオプションが機能しなくなる問題などが修正されています。
[関連]Security Update 2006-002 について(アップル)、Safari: Security Update 2006-002 v1.0 をインストール後に白紙アイコンになる(アップル)
(2006/03/20追記:Security Update 2006-002でSafariがアップデートされない場合がある問題に対処する「Security Update 2006-002 v1.1」がリリースされたことを受けて、関連リンクを追加しました。)
FileMaker Web News:第4回 2006年3月号
March 15, 2006
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に関する出版後の情報を補足することを主目的とした「FileMaker Web News」第4回目をお届けします。
■FileMaker 8 製品ラインのIntelベースMac対応状況
インテル製プロセッサーへの移行が急速に進んでいるMacですが、FileMaker 8 製品ラインのIntelベースMac対応状況については、2006年2月上旬にファイルメーカー株式会社から案内されています。気になるFileMaker Server 8およびFileMaker Server 8 Advancedについては、Rosettaが搭載されたIntelベースのMacでは動作がサポートされておらず、IntelベースのMacとPowerPC搭載のMacの両方でネイティブに動作するUniversal版の登場を待つ必要があるようです。
[関連]FileMaker 8 Products and Rosetta(FAMLog)
■デュアルCPU環境におけるWeb公開エンジンの問題が解決
FileMaker Server 7 Advancedにおいて、マシンがデュアルCPU構成もしくはWindowsプラットフォームでハイパースレッディングが有効になっている場合に、Web公開エンジンで発生することがある問題がFileMaker Server 8 Advancedで解決されました。このことについては、FileMaker Knowledge Baseの記事(英語)で言及されています。
[関連]デュアルCPU環境におけるWeb公開エンジンとバージョン8(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
FileMaker Server カスタムWebテクニック:正誤表更新のお知らせ
March 14, 2006
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」の正誤表を本日更新しました。
FileMaker Server Advancedにおけるデータベースセッションオプションとグローバルフィールドの関係について、書籍内で一部誤解を招く表現や誤りがありました。
読者の皆さまにご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック:正誤表
FileMaker Pro 8 Advancedの改善点:スクリプトデバッガ
March 13, 2006
FileMaker Pro 8 Advancedでは、スクリプトの内容を1ステップずつ確認できるデバッグツールである「スクリプトデバッガ」の機能が一部強化されています。
バージョン8では、スクリプトデバッガでサブスクリプトの内容を確認および実行しているときに、デバッガウインドウの下の領域に表示されているスクリプト名をクリックすることで、呼び出し元のスクリプトの詳細を確認できるようになっています。
また、スクリプトデバッガで1ステップずつ実行する際、[コメント]スクリプトステップはスキップされるようになっています。
FileMaker Pro 8 Advancedの新機能:各種項目のコピー&ペースト
March 10, 2006
FileMaker Pro 8 Advancedでは、フィールド、テーブル、スクリプトおよびスクリプトステップのコピー&ペーストが新たに可能になりました。
コピーしたものは、現在のファイルやテーブル内に限らず、他のファイルやテーブルにもペーストが可能で、再利用が容易になっています。さらに、テーブルスキーマをインポートすることが可能で、レコードをインポートすることなく、フィールドやテーブルを再利用することもできます。
なお、上記機能はFileMaker Pro 8 Advancedのみで利用できる機能であり、通常版のFileMaker Pro 8では使用できません。
2005年6月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
March 09, 2006
2005年6月18日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を下記よりダウンロードできます。
・ダウンロード:「XSLTの可能性を広げるWeb公開エンジンの拡張機能」(PDF形式/ファイルサイズ:約1.4MB)
[注記]内容は以前公開したものと変わりありません。
プレゼンテーションの最後には、Web公開エンジンに含まれるXSLTプロセッサー「Xalan-Java」の拡張機能を用いて、テキストファイルの出力やコマンドの実行結果の取得、および正規表現を用いてWebページからHTMLの一部を取得するデモなどを行いました。
■関連リンク
・Xalan-Java
http://xml.apache.org/xalan-j/
・White Papers(FileMaker, Inc.)
http://www.filemaker.com/support/whitepapers.html
・Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced(FileMaker, Inc.)
http://www.filemaker.com/downloads/pdf/whitepaper_fms7adv.pdf
・Xalan-Java Extensions
http://xml.apache.org/xalan-j/extensions.html
・EXSLT
http://www.exslt.org/