FAMLog
FileMaker 7 製品ラインの出荷終了日
November 16, 2005
ファイルメーカー社が、FileMaker 7 製品ラインについて2006年3月31日に出荷を終了する予定であることを案内しています。
FileMaker 7 製品ライン(FileMaker Pro 7、FileMaker Developer 7、FileMaker Server 7、FileMaker Server 7 Advanced、およびFileMaker Mobile 7)は、その出荷終了日である日本時間の2006年3月31日まで、FileMaker Web Storeを通じて提供されます。
(2007/01/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを一部削除しました。)
FileMaker Pro 8とFileMaker Pro 8 Advancedが販売開始
November 15, 2005
実用的なネットワーク共有機能を備えた、使いやすいデスクトップデータベースソフトウェアであるFileMaker Proの最新バージョン「FileMaker Pro 8」と、上級ユーザーおよび開発者向けの「FileMaker Pro 8 Advanced」の販売が本日より開始されました。
ファイルメーカー社のWebサイトからは、ビジネスに役立つソリューションである「Business Productivity Kit」の日本語版がダウンロードできるようになっています。
同時に、FileMaker製品に関するよくある質問やTipsなどをまとめたテクニカルサポートインフォメーションも内容が更新されていて、バージョン8に関する情報が新たに追加されています。
Cyberduck 2.5.1
November 14, 2005
Mac OS Xで動作するオープンソースのSFTP/FTPクライアントソフトウェア「Cyberduck 2.5.1」がリリースされています。
バージョン2.5.1では、 ユニバーサルバイナリ化によりIntelベースのMacに対応するようになっています。また、アプリケーションアイコンにファイルをドラッグすると、最も手前にあるブラウザーウインドウで接続しているサーバー内にファイルがアップロードされるようになっています。
Cyberduck 2.5.1はMac OS X v10.4に対応していて、Mac OS X v10.3.9以降で動作します。
FileMaker Pro 8の新機能:PDF Maker
November 11, 2005
FileMaker Pro 8では、「PDF Maker」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
この機能により、FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedで、FileMaker Proのレイアウトに基づいてデータをPDFファイルとして保存できます。
PDFファイルには、パスワードを割り当てたり、ファイルのメタデータや初期表示形式を設定することが可能となっています。なお、PDFファイルで保存するためには、印刷を許可するアクセス権が必要です。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
ModSecurity 1.9
November 10, 2005
Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュール「ModSecurity 1.9」が2005年11月6日にリリースされています。
ModSecurity 1.9では、リアルタイムのAuditログ収集を行うために新しいAuditロギングサブシステムが追加され、Apache 2.0用のModSecurityではレスポンス内容をログに保存できるようになっています。
さらに、新しいアクションやディレクティブが追加され、GETおよびPOST以外のメソッドが全面的にサポートされるようになっています。ファイルアップロード時にClamAVとの連係機能をサポートしたり、chroot機能が改良されるなど、従来のバージョンと比較して数多くの点が改良されたものに仕上がっています。
Apache HTTP Server 2.1.9-beta
November 09, 2005
Apache HTTP Serverの次期バージョンの開発途上版「Apache HTTP Server 2.1.9-beta」がリリースされています。
Apache 2.1.9-betaでは、mod_dbd、mod_filterおよびmod_charset_liteの各モジュールのステータスがExperimentalではなくなり、正式に標準で付属するモジュールとして扱われるようになっています。
また、worker MPMにおけるメモリーリークが原因で、ある特定の状況下でサービス妨害攻撃が引き起こされるセキュリティ脆弱性(CVE-2005-2970)が修正されています。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
APPLE-SA-2005-11-04 QuickTime 7.0.3
November 08, 2005
先月にリリースされた「QuickTime 7.0.3」では、セキュリティホールが修正されています。
バージョン7.0.3では、細工された動画ファイルやPICT形式の画像ファイルにより任意のコードが実行される脆弱性や、サービス妨害攻撃を引き起こされる脆弱性が修正されています。
Secuniaによると、今回のセキュリティホールは、Mac OS X版のQuickTime 6.5.2および7.0.1、Windows版のQuickTime 7(バージョン7.0.3は含まず)で確認されており、さらにそれ以前のバージョンも影響を受けるだろう、とのことです。
FX.php 4.2 & PHP 4.4.1
November 07, 2005
PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするライブラリクラス「FX.php」のバージョン4.2が2005年11月3日にリリースされています。
FX.php 4.2では、FX Parserがアップデートされ、新たにPostgreSQLがサポートされています。また、DoFXAction()の不具合などが修正されています。
なお、PHPでは深刻なセキュリティ脆弱性が修正された「PHP 4.4.1」が日本時間の今月1日頃にリリースされています。
(関連)PHPに“最悪”のセキュリティ・ホール,全ユーザーは今すぐ対処を(IT Pro)
APPLE-SA-2005-10-31 Mac OS X v10.4.3
November 04, 2005
Mac OS X v10.4.3およびMac OS X Server v10.4.3にはセキュリティ脆弱性を修正するアップデートも含まれていて、Finder、ソフトウェア・アップデート、memberd、キーチェーンおよびカーネルのセキュリティ脆弱性が修正されます。
Finderの情報を見るウインドウで表示されるファイルとグループの所有権情報が特定の状況下で正しくない場合がある問題や、カーネルが利用するメモリー内にある重要なデータをローカルユーザーに漏洩してしまうことがある脆弱性などが修正されています。
カーネルの脆弱性についてはMac OS X v10.4.2およびそれ以前に影響がありますが、それ以外についてはMac OS X v10.4より前のシステムには影響がないとのことです。
Mac OS X Update 10.4.3
November 02, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.4.3」および「Mac OS X Server 10.4.3」アップデートがリリースされています。
このアップデートにより、「ディスクユーティリティ」でMac OS X v10.4の起動ボリュームの検証を行うことが可能になり、Mac OS X TigerでサポートされていないQuartz 2D Extremeの機能が無効になります。その他にも数多くの機能や動作が改善されています。
また、Mac OS X Server v10.4に付属するApache 2はバージョン2.0.54にアップデートされ、Mac OS X Server v10.4でApache 2が64KBより大きなファイルを正常に取り扱えない状況が発生する不具合が修正されています。
[関連]Mac OS X v10.4で発生するApache 2.0.54の不具合回避策(FAMLog)
(2005/11/02追記:Apache 2に関する関連事項を追記しました。)