FAMLog
FileMaker Pro 7v3a Windows版アップデータ
October 28, 2005
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 7v3a Windows版アップデータ」を配布しています。
このアップデータは、Windows版のFileMaker Pro 7.0v3をFileMaker Pro 7.0v3aに更新します。この更新により、ポップアップリストを表示するときのパフォーマンスが改善されます。
本アップデータでは、Windows版のFileMaker Pro 7.0v3のみが更新されます。旧バージョンのFileMaker Pro 7を使用している場合は、このアップデータを実行する前にあらかじめバージョン7.0v3へ更新しておく必要があります。また、このアップデータではFileMaker Developer 7をアップデートすることができません。
(2007/01/06追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8 評価版 & FileMaker Server 8 評価版
October 27, 2005
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 8 評価版」、「FileMaker Server 8 評価版」および「FileMaker Server 8のデータシート」を配布しています。
それぞれの評価版は30日間試用できるもので、インストール後30日が経過すると、期限切れのため機能しなくなります。FileMaker Pro 8は来月中旬に発売される予定になっていますが、FileMaker Server 8は2005年12月中旬発売予定であるため、FileMaker Server 8 評価版を試用する際にはその点について注意が必要です。
なお、これらの無料評価版にはサポートサービスは提供されません。
Linux版FileMaker Serverの行方
October 26, 2005
ファイルメーカー Server 5.5にはWindows版とMac版だけでなく、Red Hat Linux 6.2および7.0で動作するLinux版がありましたが、FileMaker Server 7およびFileMaker Server 8にはLinux版がありません。
FileMaker 7 製品ラインが発表されたときには、Linux版FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advancedの計画があると案内されていましたが、現在のFileMaker, Inc.のWebサイトや各種発表内容を見る限り、Linux版FileMaker Serverの開発計画があるのか不明な状態です。
(2020/05/25追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
ファイルメーカー Mobile for i-modeはバージョン7以降に対応せず
October 25, 2005
FileMaker 8 製品ラインが国内で発表されましたが、その発表資料において「ファイルメーカー Mobile for i-mode」の将来バージョンをFileMaker 8 製品ラインの一部として開発する計画はないことが案内されています。
ファイルメーカー Mobile for i-modeは、iモード対応携帯電話向けのWeb公開用データベース・サーバーソフトウェアであり、日本でのみ販売されていた製品でした。FileMaker 7対応版は出荷されておらず、さらに上記の発表でFileMaker 8にも対応しないことが明らかになりました。
なお、「ファイルメーカー Mobile for i-mode」と「FileMaker Mobile」は全く違う製品であり、Pocket PCおよびPalm OSハンドヘルド用に設計されているFileMaker Mobile 8は2006年1月に日本国内で発売される予定になっています。
(2007/01/06追記:「ファイルメーカー Mobile for i-mode」のリンク先URLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)
October 24, 2005
FileMaker Pro 8とFileMaker Pro 8 Advancedに関する新しい製品ドキュメントのPDFファイルが、FileMaker, Inc.のWebサイトから入手できるようになっています。
新たに追加されていた製品ドキュメントは次の通りで、関数およびスクリプトステップのリファレンス、およびチュートリアルのPDFファイルがダウンロードできるようになっています。また、チュートリアルで説明に使用されるデータベースファイルも同ページから配布されています。
・FileMaker Pro Tutorial(PDF)
・FileMaker 8 Functions Reference(PDF)
・FileMaker 8 Script Steps Reference(PDF)
[関連]FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)
Apacheセキュリティ
October 21, 2005
株式会社オライリー・ジャパンからApacheベースのシステムをセキュリティで保護するために必要な情報をすべて盛り込んだ書籍「Apacheセキュリティ」が2005年10月17日に発売されています。定価は3,780円(税込)です。
この書籍は、ModSecurityの開発者であるIvan Risticが執筆した「Apache Security」の翻訳書であり、 Apacheセキュリティの原則、SSL、サービス妨害攻撃、サーバーの共有、アクセス制御など基礎的なことから、インフラストラクチャー、Webセキュリティの診断、Web侵入検知など高度なトピックまで、Apacheをセキュアに保つ方法を詳細な解説と豊富なサンプルで分かりやすく説明しています。
WebアプリケーションのセキュリティやModSecurityの使用方法、関連ツールについても記述および紹介されていて、システム管理者だけでなく、プログラマーやシステムアーキテクトなどWebセキュリティに関わるすべての人に必携の一冊となっています。
Power Mac G5 Quad & Power Mac G5 Dual
October 20, 2005
アップルが、新しい「Power Mac G5」デスクトップシリーズとして「Power Mac G5 Quad」と「Power Mac G5 Dual」を発表しています。
今回発表されたPower Mac G5はすべて、デュアルコアプロセッサー、業界標準のPCI Expressアーキテクチャー、2基のギガビットEthernetポートおよび二層記録式16倍速SuperDriveを搭載してします。また、Power Mac G5 Quadには2基の2.5GHzデュアルコアPowerPC G5プロセッサーが搭載されています。
2.0GHzおよび2.3GHzのPower Mac G5 Dualは本日より、2.5GHz Power Mac G5 Quadは2005年11月上旬より順次販売が開始されます。税込価格は、2.0GHz Power Mac G5 Dualが244,800円、2.3GHz Power Mac G5 Dualが299,800円、そしてPower Mac G5 Quadが399,800円となっています。
なお、ディスプレイを高解像度化し、バッテリー駆動時間を最大1時間長くした「PowerBook G4」の15インチおよび17インチモデルの新モデルも発表されています。
Apache HTTP Server 1.3.34
October 19, 2005
「Apache HTTP Server 1.3.34」がリリースされています。
Apache 1.3.34では、Transfer-EncodingヘッダーとContent-Lengthヘッダーが含まれたリクエストの処理に帰因する脆弱性(CAN-2005-2088)が修正され、TRACEメソッドに対する挙動を調整できるTraceEnableディレクティブが追加されています。
また、Apache 1.3.34のリリースにあわせて「mod_ssl 2.8.25 for Apache 1.3.34」もリリースされています。
Troi URL Plug-in 1.8.1 for FileMaker Pro 8
October 18, 2005
FileMakerでHTTPによる通信を可能にするプラグイン「Troi URL Plug-in 1.8.1」がリリースされています。
Troi URL Plug-inを使用すると、Webサーバーから取得したデータをFileMakerのデータベースに格納したり、FileMakerからWebのフォームにリクエストを直接送信することが可能になります。GETメソッドだけでなくPOSTメソッドにも対応しており、HTTPSによる通信やCookieにも対応させることができます。
バージョン1.8.1では、新たにFileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedに対応し、GIF形式およびJPEG形式の画像をオブジェクトフィールドに入れられるようになっています。
Troi URL Plug-in 1.8.1は、FileMaker Pro 7、FileMaker Developer 7、FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedに対応していて、Mac OS X v10.3.9以降とWindows 2000、およびWindows XPで動作します。シングルユーザーライセンス価格は59USドルです。
OpenSSL 0.9.7i
October 17, 2005
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 0.9.7i」がリリースされています。
先日リリースされたばかりのOpenSSL 0.9.7hには共有ライブラリをアップグレードした場合に処理の異常終了を引き起こす問題があり、OpenSSL 0.9.7iではこの問題が修正されています。
このため、バージョン0.9.7系列のOpenSSLを利用している場合には、OpenSSL 0.9.7iの適用が強く推奨されています。