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FileMaker Pro 関数・スクリプトサンプル活用辞典 Ver7対応
November 17, 2004
FileMaker Pro 7の関数とスクリプトの実例サンプルを満載した書籍「FileMaker Pro 関数・スクリプトサンプル活用辞典 Ver7対応」がソーテック社から2004年11月10日に発売されています。価格は税込2,604円です。
関数とスクリプトを組み合わせた数々のテクニックが紹介されていて、購入者向けにサンプルファイルのダウンロードサービスも用意されています。
(2007/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
FMPro.jp
November 16, 2004
Webサイト、書籍、メーリングリストなどに点在するFileMaker Pro関連の情報を収集し、情報を必要とする人々が簡単に利用できる環境を提供することを目的としたWebサイト「FMPro.jp」が開設されています。
FileMakerに関する解説記事、製品レビュー、活用事例およびニュースなど、様々な内容の記事が掲載されています。
FileMakerファミリー製品によるソリューションやサービスを提供している開発者やコンサルタント、FileMakerファミリー製品を利用しているユーザーおよび導入を検討しているユーザーなど、幅広い層を対象として、様々な角度からの情報を集約し提供していくそうです。
FileMaker CDML Converter
November 15, 2004
FileMaker Server 7 Advancedには「FileMaker CDML Converter」というツールも含まれています。
CDML Converterは、既存のCDMLフォーマットファイルをWeb公開エンジンと互換性があるXSLTスタイルシートに変換する場合に使用します。
変換作業にあたっては、CDMLフォーマットファイルが入っている変換元のフォルダ、および生成するXSLTスタイルシートファイルを入れる変換先のフォルダを選択し、ファイルのテキストエンコードを指定します。
意図通りに動作させるためには、変換後のXSLTスタイルシートファイルをさらに編集する必要があるでしょう。
FileMaker Site Assistant
November 12, 2004
FileMaker Server 7 Advancedには、XSLTスタイルシートを開発するために補助的に使用できるアプリケーション「FileMaker Site Assistant」が含まれています。
Site Assistantを使うと、作成済みのFileMaker 7のデータベースからカスタムWeb公開用のXSLTスタイルシートを数ステップで生成することができ、Webサイト開発の最初のステップを手助けしてくれます。
既存のXSLTスタイルシートを編集したり、自由にページデザインを選ぶといったことはできませんが、レコードの表示・検索・編集などといった基本的な機能を実現するためのスタイルシートを作成することが可能です。
Web公開エンジン管理コンソール
November 11, 2004
「Web公開エンジン管理コンソール」は、Webサーバーモジュールと共に、Webサーバーにインストールされるソフトウェアコンポーネントです。
管理コンソールは、Web公開エンジンの設定・管理を行うためのWebアプリケーションであり、Webブラウザー経由で使用するものです。Web公開エンジンの一部と見なすこともできますが、FileMaker Server 7 Advancedに付属するマニュアルでは、Webサーバーモジュールとセットで扱われています。
必要に応じて、特定のIPアドレスからのみ管理コンソールへアクセスできるように制限をかけることができます。
Webサーバーモジュール
November 10, 2004
FileMaker Server 7 Advancedでは、「Webサーバーモジュール」により、Web公開エンジンとWebサーバーが接続できるようになります。
カスタムWeb公開エンジンには「Tomcat」が使用されており、Webサーバーモジュールには、JKプロジェクトによって開発されたコネクタが使われています。このコネクタは、Apache JServ Protocol version 1.3(AJP13)を利用して、TomcatとWebサーバーを接続させることができます。
具体的には、Mac版ではApacheのモジュールである「mod_jk」が、Windows版ではIISプラグインの「ISAPI」リダイレクタプラグインが利用されています。
なお、mod_jk自体はApache HTTP Server 1.3および2.0の両方で使用することが可能です。
(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
mod_security 1.8.6
November 09, 2004
「mod_security 1.8.6」がリリースされています。mod_security 1.8.6では、検知モードでのみ動作させたい場合に対応するように動作に変更が加えられています。
データの妥当性チェックがリクエストを最初に処理するときにのみ行われるようになり、さらにリクエストヘッダーにも妥当性チェックが行われるように拡張されています。これにより、すべてのリクエストデータに対して妥当性チェックが行われます。
ただし、現状ではいくつか制限もあり、検知モードで動作させるにあたって一部利用できないオプションがあります。バージョン1.9世代でこういった制限を緩めていく方針のようです。
その他、バージョン1.8.6では下記3点の不具合が修正されています。
・skipアクションが正しく動作しない不具合
・ファイルアップロード時にmod_securityが無限ループに陥る場合がある不具合
・Apache 2.0用mod_security 1.8.5で、メモリーバッファよりサイズが大きいファイルをアップロードすると承認過程がスキップされてしまう不具合
Mac OS X Update 10.3.6
November 08, 2004
AppleからMac OS X Update 10.3.6がリリースされています。
Mac OS X v10.3.6の主な改良点は下記の通りです。以前に単体で実施された最新のセキュリティアップデートも含まれています。
・Mac(AFP)、UNIX(NFS)、PC(SMB/CIFS)のネットワークでのファイル共有機能の改良
・ネットワーク・オートマウントやネットワーク・アプリケーションの起動の際の信頼性強化
・OpenGLテクノロジーの改良、ATIおよびNVIDIA対応のグラフィックドライバのアップデート
・FireWireオーディオ、およびUSBデバイスとの互換性の強化
・計算機、DVDプレーヤ、イメージキャプチャおよびSafariのアップデート
・他社製アプリケーションとの互換性の改良
このアップデートに含まれるSafariでは、Webページに接続しようとしたり、フォームデータを送信しようとする場合に60秒でタイムアウトすることがなくなりました。処理をキャンセルしない限り、Safariは無限に接続を試みるように変更されています。
カスタムWeb公開エンジン
November 05, 2004
FileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開エンジンには、FileMakerデータベースをXMLデータに変換して、HTTPを利用して出力する機能があります。XMLリクエストを受け取った場合はXMLデータを生成しますが、このような機能は主に「Web公開コア」が担当しています。
Web公開エンジンを構成するもう1つのソフトウェア「カスタムWeb公開エンジン」は、WebサーバーおよびWeb公開コアと通信して、主にXSLTプロセッサーとして機能し、サーバーサイドでのXSLTスタイルシートの処理がサポートされています。
カスタムWeb公開エンジンはXSLTリクエストを受け取った場合に、Web公開コアに対してXMLリクエストを送ってFileMakerデータベースのXMLデータを取得し、XSLTスタイルシートを使用してXMLデータからHTMLページ、XMLドキュメントあるいはテキストに変換、生成することができます。
カスタムWeb公開エンジンからの出力は、WebサーバーによってWebユーザーのブラウザーに提供されます。
mod_security 1.8.5
November 04, 2004
Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュール「mod_security 1.8.5」が2004年10月26日(米国時間)にリリースされています。
mod_security 1.8.5は、mod_security 1.8.4で発見された問題点6点が修正された、バージョン1.8系列のメンテナンスリリースです。
mod_securityの日本語マニュアルがあることに最近気づきましたが、その内容もバージョン1.8.5向けのものに更新されています。