FAMLog
mod_ssl 2.8.18 for Apache 1.3.31
May 31, 2004
Apache用のモジュールであるmod_ssl 2.8.18がリリースされています。
このバージョンではセキュリティ脆弱性の修正が含まれており、「SSLOptions +FakeBasicAuth」を指定していた場合に、クライアント証明書の所有者識別情報(Subject-DN)が6KBを越えているとバッファーオーバーフローが発生する問題がmod_ssl 2.8.17以前にあったそうです。
Apache 2.0.49にも同種の問題があるようで、Apache 2.0用には別途パッチが用意されています。
FileMaker Pro 7はインスタントWeb公開のみ
May 28, 2004
FileMaker Pro 7およびFileMaker Developer 7ではカスタムWeb公開機能はサポートされなくなっており、インスタントWeb公開のみとなっています。
FileMaker 7で公開データベースの表示方法と機能をさらに拡張したい場合には、 FileMaker Server 7 Advancedを利用する必要があります。
Server 7 Advancedでは、XMLおよびXSLTを利用することにより、Webブラウザーでのデータの表示や操作を自由に制御できるようです。
(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に、「カスタム Web 公開」を「カスタムWeb公開」に記述を変更しました。)
Mac OS X v10.3.4 Update
May 27, 2004
AppleからMac OS X v10.3.4 Updateがリリースされました。
Mac OS X v10.3.4ではMail、Address Book、Safari、Finder、Image Capture、Internet Connect、Preview、Stickies、Installer、System Profiler、Terminalなどが更新されています。
このアップデートにより、USB 2.0で接続されたiPodをiTunesおよびiSyncにて使用可能になっているそうです。
(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Server 7 Now Available
May 26, 2004
FileMaker, Inc.が2004年5月24日に「FileMaker Server 7」をリリースしたと発表しています。
FileMaker Server 7は日本国内では今夏にリリース予定で、税込価格は135,450円です。
カスタムWeb公開機能のあるFileMaker Server 7 Advancedは2004年7月に、日本国内では今秋にリリース予定となっています。
楽走 Document
May 25, 2004
有限会社ジーネクストが、FileMaker Proにイメージ管理機能や活字OCR機能を組み込み、文書情報の総合管理システムを構築できるFileMakerプラグイン「楽走 Document(らくそうドキュメント)」を税込39,900円で2004年5月24日より発売しています。
楽走 DocumentはFileMaker 7に正式に対応を表明した日本で最初のプラグインであり、ファイルメーカーPro 5、5.5および6にも対応しています。対応OSはWindows 2000およびWindows XPとなっており、残念ながらMac版はありません。
イメージ管理機能や活字OCR機能だけでなく、ファイル操作、FTPによるファイル転送、テキスト抽出などの機能もあり、機能豊富なプラグインとなっています。
Security Update 2004-05-24
May 24, 2004
AppleからSecurity Update 2004-05-24がリリースされました。Mac OS X (Server) v10.3.3、Mac OS X (Server) v10.2.8用のセキュリティアップデートが用意されています。
Web閲覧中に悪意のあるページにより任意のスクリプトが実行されてしまうHelp Viewerアプリケーションの脆弱性(CAN-2004-0486)が修正されています。
10.2.8用のセキュリティアップデートでは上記と同種の脆弱性(CAN-2004-0485)が修正されTerminalが更新されていますが、10.3.3用のセキュリティアップデートにはこの更新内容が含まれていません。
RCDefaultAppを利用して、「help」「disk」「disks」「telnet」のURIハンドラを無効にしておいた方がよさそうです。
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (7)
May 21, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、FileMaker Proで定義されているアカウントおよびアクセス権セットを使用して、セキュリティを確保できるようになっています。
Web上で公開されたデータベースの表示、編集、ソートおよび検索を行う際には、デスクトップでFileMaker Proを操作するときと同様に、各操作を行うためのアクセス権が必要となります。
なお、バージョン7では「アカウントとアクセス権」で定義された設定が反映されるようになっているので、Web セキュリティデータベースはサポートされなくなっています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (6)
May 20, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、検索モードにおいてより柔軟で強力な検索ができるようになり、Webユーザーが複数の検索条件の実行、検索条件の除外、既存の検索条件の拡大や絞り込みを行うことができるようになっています。
リスト形式では一度に5つのレコードが表示され、表形式では20のレコードが表示されます。現在のレコードは常に一番上または最初の行になり、ステータスエリアのコントロールを使用して前のレコード範囲を表示することができます。
表形式では、設定により列見出し(フィールド名)をクリックして、昇順または降順でレコードをソートすることも可能です。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (5)
May 19, 2004
FileMaker Pro 7ではインスタントWeb公開のインターフェースでソートポップアップメニューがサポートされています。
ステータスエリアにあるソートボタンを押すとダイアログが別ウインドウで表示され、Webユーザーは現在のレイアウトのフィールドに基づいてデータをソートすることができます。
ソートオプションでは通常のFileMaker Proと同様にソート優先順位を指定することができ、昇順、降順あるいは値一覧にある順序に従ってソートさせることができます。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
PureFTPd Manager 1.2
May 18, 2004
PureFTPd Manager 1.2がリリースされています。
PureFTPd Managerは、PureFTPdというFTPサーバーのフロントエンドとしてGUIによるサーバー管理機能を備えたMac OS X用のアプリケーションです。パッケージにはPureFTPdも同梱されているので、Mac OS Xで手軽に高機能なFTPサーバーのインストールおよび設定ができます。
PureFTPd Manager 1.2にはPureFTPd 1.0.18がパッケージに含まれ、このバージョンではデフォルトでUTF-8のファイル名に対応するようになっています。UTF-8-MACに対応したFTPクライアント(RBrowserなど)を利用することにより、日本語ファイル名のファイルを転送することが可能になっています。
(2006/01/03追記:「RBrowserLite」を「RBrowser」に記述を変更し、あわせてリンク先のURLを変更しました。)