FAMLog
FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加されたスクリプトトリガ一覧
February 10, 2014
FileMaker Pro 13では新しいスクリプトトリガが追加され、FileMaker Goのレイアウトがタップジェスチャを受信したときに実行されるスクリプトトリガや、レイアウトまたはウインドウのサイズが変更されたときに実行されるスクリプトトリガが新設されています。
バージョン13で追加されたスクリプトトリガ一覧は下記の通りです。
・OnGestureTapスクリプトトリガ
・OnLayoutSizeChangeスクリプトトリガ
なお、バージョン13では、OnTabSwitchスクリプトトリガはOnPanelSwitchスクリプトトリガに名称が変更されています。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加されたスクリプトトリガ一覧(FAMLog)
FileMaker Server 13の新機能:FileMaker WebDirect
December 13, 2013
FileMaker Server 13では、「FileMaker WebDirect(ウェブダイレクト)」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
FileMaker WebDirectは、一切プログラミングすることなく、FileMaker Proで作成したレイアウトをWebブラウザー上に再現し、Webブラウザーからデータベースを直接使用できる革新的な機能です。Webブラウザーを用いてサーバー上のデータベースを直接更新できるので、各端末にFileMaker ProやFileMaker Goをインストールする手間は不要です。また、FileMaker ServerがWebブラウザーにデータをプッシュしてWebブラウザー内のデータを更新するので、FileMaker Proデータベースへの変更が即座に当該データベースに接続中のWebブラウザーに反映されます。
なお、FileMaker WebDirectにアクセスするにはFileMaker Server 13の「同時接続」を利用します。FileMaker Server 13には1つの「同時接続」が付属し、追加の接続はFileMaker Server 13のAdmin ConsoleまたはFileMaker Storeから購入できます。「同時接続」は5単位で販売され、価格は5同時接続につき104,400円です。
[関連]FileMaker WebDirectとFMPress Publisherの比較(株式会社エミック)
FileMaker カンファレンス 2013のFMCon2Goスケジューラーが公開
November 15, 2013
ファイルメーカー社が、FileMaker カンファレンス 2013用の「FMCon2Goスケジューラー」の提供を開始しています。
FMCon2Goスケジューラーは、2013年11月27日(水)から11月29日(金)まで開催されるFileMaker カンファレンス 2013のスケジュールをFileMaker Go 12やFileMaker Pro 12で確認できるデータベースです。
DevCon2Go13をカスタマイズして作成されたFMCon2Goスケジューラーは、[情報]画面に「アンロック」ボタンが用意されており、ロックを解除することでスクリプトやレイアウトの中身を解析することも可能となっています。
[関連]「FileMaker カンファレンス 2013」のご案内(FAMLog)
INTER-Mediator 3.10が公開
November 13, 2013
新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.10」を2013年11月上旬に公開しています。
INTER-Mediator 3.10では、2点のセキュリティ脆弱性が修正されています。定義ファイルに記述されているパスワードが漏洩してしまう問題と、PDO利用時にSQLインジェクションにつながる問題の2点が修正されています。
バージョン3.10では、FileMakerでのポータル展開に対応することで、関連レコード用の不要なレイアウトを用意する必要がなくなっています。また、付属のサンプルに存在した不具合が多数修正されています。
FileMaker Go 12の新機能:FileMaker Pro テーマ
August 07, 2013
2012年4月に登場したFileMaker Go 12では、FileMaker Pro 12で追加された新機能であるレイアウトテーマに対応しています。
テーマはFileMaker Pro 12もしくはFileMaker Pro 12 Advancedを使用して簡単に変更できます。テーマを変更する際には、FileMaker Proのレイアウトモードで[レイアウト]メニューの[テーマの変更...]を選択します。
iPadおよびiPhone用にカスタマイズされたタッチテーマも用意されており、ボタンやフォント、フィールドのサイズがすべてiOSデバイスでの使用に最適化されています。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker Pro テーマ(FAMLog)
FileMaker Go 12の新機能:スナップショットリンク
August 02, 2013
2012年4月に登場したFileMaker Go 12では、FileMaker Pro 11で利用できるようになったスナップショットリンクに新たに対応しています。
スナップショットリンクを利用すると、ある時点における特定の対象レコード情報を保存できます。スナップショットリンクの実体はXMLファイルであり、レコードIDの一覧やレイアウト、表示形式、ソート順などの情報が保存されています。スナップショットリンク形式のファイル(拡張子:.fmpsl)を開くと、保存した対象レコード情報を再現した状態でデータベースファイルを開くことができます。
なお、現時点におけるFileMaker Go 12の最新版はFileMaker Go 12.0.7です。旧バージョンのFileMaker Go 11は2013年9月30日に販売終了する予定となっています。
FileMaker Pro 12の改善点:新しく追加されたレイアウトオブジェクトのバッジ
January 25, 2013
FileMaker Pro 12では、レイアウトオブジェクトに設定されている情報を視覚的に表示するバッジに新しい種類のバッジが追加されています。
バージョン12では、レイアウトにスクリプトトリガが設定されている場合に、レイアウトモードでレイアウトの右下隅にバッジが表示されるようになっています。
上記の他に、ボタンオブジェクトにも新たにバッジが用意されています。ただし、ボタンであることを示すバッジを表示するには、レイアウトモードで[表示]メニューの[オブジェクト]サブメニューから[ボタン]を選択する必要があります。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:オブジェクトバッジ(FAMLog)
FileMaker Pro 12の改善点:タブコントロールの機能強化
January 23, 2013
FileMaker Pro 12では、タブコントロールの機能が強化され、個々のタブパネルとタブラベルの条件付き書式を設定できるようになっています。
FileMaker Pro 9からレイアウトオブジェクトに条件付き書式を定義できる機能が追加されましたが、これにより、データベース構造を変更することなく、指定した任意の条件を満たす場合にレイアウトオブジェクトの書式を動的に変更させることができます。
また、バージョン12では、ブラウズモードからレイアウトモードに切り替えたときに、アクティブなタブが維持されるようにタブの動作が変更されています。
FileMaker Pro 12の改善点:Starter Solutionの更新
December 28, 2012
FileMaker Pro 12では、Starter Solutionのテンプレートが更新されています。
一部のStarter SolutionにはFileMaker Go用にデザインされたレイアウトも含まれており、プロジェクト管理や製品カタログ、見積書作成など、さまざまな仕事に最適なソリューションが揃っています。
なお、Starter Solutionを使用してデータベースファイルを作成するには、[ファイル]メニューの[Starter Solution から新規作成...]を選びます。
FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker グラフの機能強化
December 13, 2012
FileMaker Pro 12では、「FileMaker グラフ」と呼ばれるグラフ作成機能が強化され、積み重ね縦棒グラフ、積み重ね横棒グラフ、正負縦棒グラフ、散布図、およびバブルグラフの5種類のグラフが新たに追加されました。
グラフは、新しいグラフインスペクタを使用して変更することができ、グラフに変更を加えるとすぐにその結果が表示されます。完成したグラフは、印刷したり、新規レイアウトとして保存することもできます。
表形式のレイアウトでグラフを作成し始めることも可能で、よりすばやく簡単にグラフを作成できるようになっています。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:FileMaker グラフ(FAMLog)