FAMLog
PHP 7.0.22とPHP 7.1.8が公開
August 04, 2017
PHP 7.0.22とPHP 7.1.8が公開されています。
PHP 7.0.22とPHP 7.1.8では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.2系統の開発も進められており、今回バージョン7.2.0 Beta 2も同時に公開されました。
なお、FileMaker Server 16に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.6および5.5のPHPをサポートしています。
FileMaker Goのダウンロード数が300万本を突破
August 02, 2017
ファイルメーカー社が、FileMaker GoのApp Storeからのダウンロード数が300万本を突破したと発表しています。
FileMakerプラットフォームを利用すると、WindowsやMac、Webで動作するシステムだけでなく、iPadおよびiPhoneで動作するiOS向けカスタムアプリを開発できます。FileMaker Goは、FileMakerプラットフォームで作成したカスタムアプリをiPadやiPhoneで実行できる無料アプリであり、App Storeからダウンロードできます。
なお、FileMaker Goは2010年7月に発売され、FileMaker GoのApp Storeからのダウンロード数は、2012年12月に50万本を突破、2014年2月に100万本を突破、2016年3月に200万本を突破していました。
[関連]FileMaker Goのダウンロード数が50万件を突破(FAMLog)、FileMaker Goのダウンロード数が100万件を突破(FAMLog)、FileMaker Goのダウンロード数が200万本を突破(FAMLog)
APPLE-SA-2017-07-19-2 macOS 10.12.6
July 25, 2017
macOS Sierra 10.12.6、OS X El Capitan v10.11.6用およびOS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2017-003が公開されています。
上記の各アップデートにはセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Sierra 10.12.6では、curlがバージョン7.54.0に更新されています。
なお、FileMaker Serverはバージョン15.0.2以降でmacOS Sierraに対応していますが、バージョン14およびそれ以前のFileMaker ServerについてはmacOS Sierraに正式に対応する予定はない模様です。
Node.js v8.1.4、Node.js v7.10.1、Node.js v6.11.1およびNode.js v4.8.4が公開
July 21, 2017
Node.js v8.1.4、Node.js v7.10.1、Node.js v6.11.1およびNode.js v4.8.4が2017年7月中旬に公開されています。
Node.js v8.1.4、Node.js v7.10.1、Node.js v6.11.1およびNode.js v4.8.4ではセキュリティ脆弱性が修正されています。Node.js v0.10系統およびv0.12系統は現在保守されていないため、それらのバージョンを利用している場合には長期間サポートが行われるNode.js v6系列もしくはNode.js v4系列へのバージョンアップが推奨されています。
なお、FileMaker Server 16のFileMaker Data API エンジンではNode.js v6系列が使用されていて、バージョン16.0.1およびバージョン16.0.2ではNode.js v6.9.2が使用されています。
[関連]macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する(FAMLog)
Java 8 Update 141が公開
July 20, 2017
Java 8 Update 141が公開されています。
バージョン8 Update 141では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。
FileMaker Server 16、FileMaker Server 15、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、2016年9月にメーカーサポートが終了したFileMaker Server 12やFileMaker Server 11以前はJava 8には対応していません。
[関連]FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換(FAMLog)、FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)
(2017/09/04追記:一部の不具合が修正されたJava 8 Update 144が2017年7月下旬に公開されていました。)
Apache HTTP Server 2.4.27とApache HTTP Server 2.2.34が公開
July 19, 2017
Apache HTTP Serverのバージョン2.4.27とバージョン2.2.34が公開されています。
Apache HTTP Server 2.4.27では2件のセキュリティ脆弱性が修正されています。Apache HTTP Server 2.2.34では5件のセキュリティ脆弱性が修正されており、今回公開されたバージョン2.2.34をもってApache HTTP Server 2.2系統の保守は終了となります。
なお、バージョン2.2系統のセキュリティ修正は2017年12月までの予定となっており、セキュリティパッチについてはhttps://www.apache.org/dist/httpd/patches/apply_to_2.2.34/で公開される予定となっています。
FileMaker Go 16.0.2が公開
July 13, 2017
FileMaker Go 16.0.2の提供が開始されています。
FileMaker Go 16.0.2では、レコードの作成が許可されていない空のポータル上で[オブジェクトへ移動]スクリプトステップが実行された後にポータルがフォーカスされずにスクリプトステップがエラーコード101を返してしまう問題や、レイアウトにナビゲーションパートが含まれていてステータスバーとツールバーが非表示になっている場合にレイアウトサイズが正しく処理されない問題、およびQRコードのスキャンで空の値が返されることがある問題が修正されています。
なお、FileMaker Go 14は2017年9月22日にApp Storeから削除される予定となっています。
FileMaker Cloudが日本で利用可能に
July 11, 2017
日本でFileMaker Cloudを利用できるようになったとファイルメーカー社が発表しています。
FileMaker Cloudは、AWS Marketplaceを通じて提供され、Amazon Web Services(AWS)クラウド上で稼働します。2016年9月に米国での提供が開始され、2017年3月にはヨーロッパにも展開されたFileMaker Cloudは、今回バージョン1.15.2.32に更新され、東京、シドニーおよびカナダのリージョンでも利用できるようになりました。
なお、FileMaker CloudではカスタムWeb公開機能はサポートされていません。
[関連]FileMaker Cloudの技術仕様(FileMaker)、FileMaker CloudではカスタムWeb公開機能は非サポート(FAMLog)
PHP 5.6.31、PHP 7.0.21およびPHP 7.1.7が公開
July 07, 2017
PHP 5.6.31、PHP 7.0.21およびPHP 7.1.7が公開されています。
PHP 5.6.31、PHP 7.0.21およびPHP 7.1.7ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。PHPはバージョン7.2系統の開発も進められており、現在バージョン7.2.0 Alpha 3が公開されている状況です。
なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
Apache Tomcat 8.0.45およびApache Tomcat 7.0.79が公開
July 04, 2017
Apache Tomcat 8.0.45およびApache Tomcat 7.0.79が公開されています。
現時点でのApache Tomcatの最新バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcat 8.0.45およびApache Tomcat 7.0.79では主に不具合の修正が行われており、セキュリティ修正が含まれているかは現状では不明です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M22が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されていて、バージョン16.0.1ではApache Tomcat 7.0.72が使用されています。
[関連]JVNVU#91991349: Apache Tomcat の複数の脆弱性に対するアップデート(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 7.0.79、8.0.45および8.5.16ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)
(2017/08/21追記:関連記事へのリンクを追加しました。)