FAMLog


ClamXav 2.6.3が公開

May 16, 2014

OS Xで動作するフリーのウィルスチェッカーである「ClamXav 2.6.3」が公開されています。

バージョン2.6.3では、同梱されているClamAVがアップデートされ、ClamAVの最新安定版であるバージョン0.98.3が搭載されるようになっています。

ClamXavはバージョン2.5でOS X Mavericksに対応しており、ClamXavのWebサイトで配布されているバージョン2.6.3はMac OS X v10.6以降に対応しています。

Tag: Mac

OS X版FileMaker Pro 13に含まれるOpenSSLのバージョンを確認する

May 13, 2014

OS X版のFileMaker Pro 13およびFileMaker Pro 13 Advancedに同梱されているOpenSSLのバージョンを確認する方法の1つにdefaultsコマンドを使用する方法があります。

FileMaker Pro 13.0v3がインストールされているOS X Mavericks v10.9.2ではバージョン情報は次のように表示されます。

[実行例]
$ defaults read "/Applications/FileMaker Pro 13 Advanced/FileMaker Pro Advanced.app/Contents/Frameworks/OpenSSL.framework/Versions/A/Resources/Info" CFBundleVersion
(実際には1行で入力します)

[実行結果]
1.0.1g

FileMaker Pro 13.0v1および13.0v2ではOpenSSL 1.0.1eが使用されていますが、FileMaker Pro 13v3 アップデータを適用するとOpenSSLのバージョンが1.0.1gに更新されます。OpenSSL 1.0.1eにはHeartbleed問題に起因する脆弱性が存在するため、FileMaker Pro 13v3 アップデータの適用が強く推奨されます。

[関連]OS X版FileMaker Server 13に含まれるOpenSSLのバージョンを確認する(FAMLog)、FileMaker Pro 13v3 アップデータとFileMaker Go 13.0.4が公開(FAMLog)

(2017年5月17日追記:「上記の方法でOpenSSLのバージョンを調べられるのはFileMaker Pro 15までです。」と一時記載していましたが、FileMaker Pro 16でも同様の方法で確認可能でした。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 13.0v2 アップデータが公開

May 09, 2014

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v2 アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 13.0v2では、FileMaker WebDirectの大幅な更新・修正が行われており、WebDirectのソリューションでURLによる引数の指定や、特定の場所をブックマークする機能がセキュリティ上の理由から削除されています。また、fmsadminコマンドで発行済みSSLサーバー証明書のインポートがサポートされるようになり、サーバーサイドスクリプトやデータベースサーバーの不具合が修正されています。

FileMaker 13 WebDirect ガイド」が同時に更新されており、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。バージョン13.0v2では、Internet Explorer 9がサポート対象外となり、新たにInternet Explorer 11がサポートされるようになっています。

[関連]FileMaker Server 13.0v1a アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.4.9とCakePHP 1.3.18が公開

May 08, 2014

CakePHP 2.4.9CakePHP 1.3.18が2014年4月下旬に公開されています。

CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.4.9とCakePHP 1.3.18では、SecurityComponentのセキュリティ脆弱性が修正されています。CakePHP 1.3.18と同時にCakePHP 2.4.8が公開されていましたが、SecurityComponent使用時にFormHelper::postLink()が正常に機能しない不具合があったので急遽CakePHP 2.4.9が公開されています。

CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョンCakePHP 3.0.0-dev3が公開されている状況です。また、バージョン2.5系統の開発も進められていて、現在バージョン2.5.0-RC2が公開されている状況です。

Tag: Apache

ModSecurity 2.8.0が公開

May 07, 2014

Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたソフトウェア「ModSecurity 2.8.0」が2014年4月中旬に公開されています。

ModSecuirty(バージョン2.6以降)は、Apache License 2.0で提供されるオープンソースソフトウェアで、Apache HTTP Serverとnginx、IISに対応しています。

ModSecurity 2.8.0では、Status ReportingやJSON Request body Parser、@detectXSSオペレーター、SecConnReadStateLimit/SecConnWriteStateLimitディレクティブなどの機能が新たに追加されています。

Tag: Apache

2014年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

May 02, 2014

2014年4月27日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:「FileMaker Server 13で使用するポート番号とその舞台裏」(PDF形式/ファイルサイズ:約570KB)

「FMS13_PortNumbers.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
c5d94abd850340f6b8f9ede792866074e1892bbf

■関連リンク

FileMaker Server 13 によって使用されるポート(FileMaker ナレッジベース)

FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)

FileMaker Server 13 でのその他の動作変更(FileMaker ナレッジベース)

FileMaker Pro 13 でのその他の動作変更(FileMaker ナレッジベース)

FileMaker Server 13.0v1a アップデータが公開(FAMLog)



[関連]第86回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)

(2022年5月15日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2014-04-22-2 iOS 7.1.1

April 30, 2014

iOS 7.1.1 ソフトウェア・アップデートの提供が2014年4月下旬に開始されています。

iOS 7.1.1では、iPhone 5sにおける指紋認証の精度が改善された他、キーボードの応答に影響を及ぼす問題等が修正されています。また、このアップデートにはセキュリティに関わる修正も多数含まれており、Triple Handshakeと呼ばれる攻撃に利用されるSecure Transportの脆弱性も修正されています。

iOS 7.1.1 ソフトウェア・アップデートを適用できる対象機種は、iPhone 4以降のiPhone、第2世代以降のiPad、iPad miniおよび第5世代のiPod touchです。iPhone 3GSと第4世代のiPod touchはサポート対象外です。

Tag: Security

APPLE-SA-2014-04-22-1 Security Update 2014-002

April 28, 2014

Appleから「Security Update 2014-002」が公開されています。

Security Update 2014-002は、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5、OS X Mountain Lion v10.8.5およびOS X Mavericks v10.9.2向けに提供されています。

このセキュリティアップデートでは、悪意を持って細工が施されたWebサイトやURLを開くことで任意のコードが実行される恐れのある脆弱性や、Triple Handshakeと呼ばれる攻撃に利用されるSecure Transportの脆弱性等が修正されています。

Tag: Security

FileMaker Server 13.0v1a アップデータが公開

April 21, 2014

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v1a アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 13.0v1には、Heartbleed問題による情報漏洩の危険性があるOpenSSL 1.0.1eが組み込まれていました。その対策としてOpenSSL Hotfix for FileMaker Server 13.0v1が急遽公開されていましたが、そのHotfixを置き換える形で今回アップデータが改めて公開されています。バージョン13.0v1aには、Heartbleed脆弱性のないOpenSSL 1.0.1gが含まれており、OpenSSLのTLS Heartbeat機能が無効化されています。また、FileMaker Server 13.0v1aにはアップデートされたデフォルトのSSL証明書が含まれています。

Heartbleed問題の悪用により秘密鍵やパスワードが盗まれる可能性があることから、FileMaker Server 13.0v1aをインストールした後に、Admin Consoleおよびデータベースのパスワードを含むすべてのパスワードを変更することが推奨されています。デフォルトのSSL証明書を置き換える点についても言及されているので、詳しくはアップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker 製品と Heartbleed 問題(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

OS X版FileMaker Proに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧

April 18, 2014

OS Xにおいて、defaultsコマンドを使用することでFileMaker Proに同梱されているOpenSSLのバージョンを確認できます。

OS X版のFileMaker Proに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧は下記の通りです。

・バージョン17.0.2:OpenSSL version 1.0.2o
・バージョン17.0.1:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.3:OpenSSL version 1.0.2l
・バージョン16.0.1:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.3:OpenSSL version 1.0.2j
・バージョン15.0.2:OpenSSL version 1.0.2h
・バージョン15.0.1:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.6:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0.4:OpenSSL version 1.0.2d
・バージョン14.0v3:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン14.0v1:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v9:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v4:OpenSSL version 1.0.1i
・バージョン13.0v3:OpenSSL version 1.0.1g
・バージョン13.0v2:OpenSSL version 1.0.1e
・バージョン12.0v5:OpenSSL version 1.0.0
・バージョン11.0v4:OpenSSL version 0.9.8i
・バージョン10.0v3:OpenSSL version 0.9.7e

OpenSSL 1.0.1が公開された時期は2012年3月であり、FileMaker Pro 12およびそれ以前のバージョンにHeartbleed問題に起因する脆弱性が存在しないのは、OpenSSLのバージョン1.0.1系統や1.0.2系統が使用されていないためです。

[関連]OS X版FileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧(FAMLog)

(2014年4月22日追記:Heartbleed脆弱性が修正されたバージョン13.0v3に関する記述を追加しました。)

(2015年4月7日追記:バージョン13.0v4とバージョン13.0v9に関する記述を追加しました。)

(2015年6月9日追記:バージョン14.0v1に関する記述を追加しました。)

(2015年12月13日追記:バージョン14.0v3とバージョン14.0.4に関する記述を追加しました。)

(2016年6月18日追記:バージョン14.0.6とバージョン15.0.1に関する記述を追加しました。)

(2016年11月14日追記:バージョン15.0.2に関する記述を追加しました。)

(2017年1月20日追記:バージョン15.0.3に関する記述を追加しました。)

(2017年5月17日追記:バージョン16.0.1に関する記述を追加しました。)

(2018年2月8日追記:バージョン16.0.3に関する記述を追加しました。また、2017年5月17日に追記した内容である「なお、defaultsコマンドでOpenSSLのバージョンを調べられるのはFileMaker Pro 15までです。」は誤りであったため削除しました。)

(2018年6月22日追記:バージョン17.0.1に関する記述を追加しました。)

(2018年7月27日追記:バージョン17.0.2に関する記述を追加しました。)

Tag: FileMaker

このページの上へ