FAMLog
CakePHP 2.9.9が公開
May 26, 2017
CakePHP 2.9.9が公開されています。
CakePHP 2.9.9は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースです。CakePHP 2.8系統からCakePHP 2.9系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.9に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.9で動作可能な状態になっています。なお、現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.4.7ですが、FMCakeMixはCakePHP 3に対応していないのでご注意ください。
FileMaker Server 16でサポートされるクライアントアプリケーション
May 23, 2017
FileMaker Server 16でサポートされているクライアントアプリケーションには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro(バージョン16、15および14)
・FileMaker Pro Advanced(バージョン16、15および14)
・FileMaker Go(バージョン16、15および14)
・iOS App SDKを使用して作成されたiOSアプリケーション
・FileMaker WebDirect
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアントアプリケーション
・Web公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション
・FileMaker Data APIを使用してデータにアクセスするWebブラウザーや他のアプリケーション
FileMaker Go、FileMaker WebDirect、FileMaker Pro(ユーザ接続ライセンスクライアント)およびiOS App SDKを使用して作成されたiOSアプリケーションからFileMaker Server 16にアクセスするにはFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。
なお、有償のFileMaker ProやFileMaker Pro Advanced、カスタムWeb公開(CWP)、FileMaker Data APIそしてODBC/JDBCを利用する場合にはFileMaker Server 接続ライセンスは不要です(2017年5月現在)。
[関連]FileMaker Server 15でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)
FileMaker Pro 16の動作環境
May 16, 2017
macOS版FileMaker Pro 16およびFileMaker Pro 16 Advancedの動作環境は、OS X El Capitan v10.11もしくはmacOS Sierra 10.12となっており、OS X Yosemite v10.10が動作環境の対象から外されています。
Windows版FileMaker Pro 16およびFileMaker Pro 16 Advancedの動作環境は、Windows 7 SP1(Professional EditionおよびUltimate Edition)、Windows 8.1(Standard EditionおよびPro Edition)もしくはWindows 10(Pro EditionおよびEnterprise Edition)となっています。バージョン15と同様、Windows版では32ビットバージョンと64ビットバージョンの2つのバージョンが用意されています。
なお、Windowsでは、FileMaker Proおよびランタイムソリューションに、Microsoft .NET Frameworkのバージョン4.6以上が必要となっています。
[関連]FileMaker Pro 16 および FileMaker Pro 16 Advanced リリースノート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 15の動作環境(FAMLog)
PHP 7.0.19とPHP 7.1.5が公開
May 15, 2017
PHP 7.0.19とPHP 7.1.5が公開されています。
PHP 7.0.19とPHP 7.1.5では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、FileMaker Server 16に付属するFileMaker API for PHPは、バージョン5.6および5.5のPHPをサポートしています。
FileMaker 16 プラットフォームが登場
May 10, 2017
ファイルメーカー社が、FileMaker 16 プラットフォームを2017年5月10日から販売を開始すると発表しています。
FileMaker 16 プラットフォームの各製品は日本国内では下記の価格にて販売され、「FileMaker Go 16」についてはiTunes App Storeから無料で入手可能です。
・FileMaker Pro 16:38,000円(税別)
・FileMaker Pro 16 Advanced:63,000円(税別)
・FileMaker Server 16:99,000円(税別、ボリュームライセンスのみ)
・FileMaker Licensing for Teams (FLT) 5 ユーザ接続:96,000 円(年間利用料金、最大500ユーザ接続まで購入可能)
FileMaker Go、FileMaker WebDirectもしくはFileMaker Pro(ユーザ接続用)からFileMaker Server 16にアクセスするには、有償のFileMaker Server 接続ライセンス(同時接続ライセンスもしくはユーザ接続ライセンス)が必要です。なお、FileMaker Pro 16では、OS X Yosemite v10.10はサポート対象外となっています。
Ruby on Rails 5.1が公開
May 02, 2017
Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails 5.1」が2017年4月下旬に公開されています。
バージョン5.1では、JavaScriptの依存管理をnpmからYarnに変更できるようになり、さらにオプションでwebpackを簡単にRailsアプリに統合できるようになっています。その他、Railsアプリの秘密情報を安全に管理できるようになるなど、数多くの新機能が追加されています。
なお、バージョン5.1系統にバージョンアップを行う際には、アップグレードガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
[関連]Ruby on Rails 5.1リリースノート(Ruby on Rails ガイド)
CakePHP 2.9.8が公開
April 27, 2017
CakePHP 2.9.8が公開されています。
バージョン2系のAPI互換となる保守リリースであるCakePHP 2.9.8では、PHP 5.6以降を使用している場合にCakeSocketでTLS 1.2がサポートされるようになっています。CakePHP 2.8系統からCakePHP 2.9系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.9に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.9で動作可能な状態になっています。なお、現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.4.5ですが、FMCakeMixはCakePHP 3に対応していないのでご注意ください。
Get(ウインドウスタイル)関数
April 26, 2017
FileMaker ProのGet(ウインドウスタイル)関数は、スクリプトが実行されているウインドウのスタイル情報を示す数値を返します。
この関数が返す値は次の通りです。例えば、関数が評価される時に現在のウインドウがドキュメントウインドウの場合は「0(ゼロ)」を返します。
・「0」:ウインドウがドキュメントウインドウの場合
・「1」:ウインドウがフローティングドキュメントウインドウの場合
・「2」:ウインドウがダイアログウインドウの場合
スクリプトが実行されているウインドウは、一番手前のウインドウではない場合もあります。なお、常にフルスクリーンでドキュメントウインドウが表示されるFileMaker Goではフローティングドキュメントウインドウとダイアログウインドウはサポートされていません。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加された関数一覧(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.14が公開
April 25, 2017
Apache Tomcat 8.5.14が2017年4月中旬に公開されています。
現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統であり、Apache Tomcat 8.5.14では多数の不具合が修正されています。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M20 (alpha)が公開されている状況です。
なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。
OpenSSLおよびLibreSSLのバージョン情報詳細を確認する方法
April 21, 2017
OpenSSLおよびLibreSSLのバージョンを確認する方法の1つにopensslコマンドを使用する方法がありますが、opensslコマンド内のversionコマンドと-aオプションを使用することでバージョン情報の詳細を確認できます。
macOS Sierra 10.12.4では、OpenSSLのバージョン情報詳細は次のように表示されます。
$ openssl version -a
OpenSSL 0.9.8zh 14 Jan 2016
built on: Jan 21 2017
platform: darwin64-x86_64-llvm
options: bn(64,64) md2(int) rc4(ptr,char) des(idx,cisc,16,int) blowfish(idx)
compiler: -arch x86_64 -fmessage-length=0 -pipe -Wno-trigraphs -fpascal-strings -fasm-blocks -O3 -D_REENTRANT -DDSO_DLFCN -DHAVE_DLFCN_H -DL_ENDIAN -DMD32_REG_T=int -DOPENSSL_NO_IDEA -DOPENSSL_PIC -DOPENSSL_THREADS -DZLIB -mmacosx-version-min=10.6
OPENSSLDIR: "/System/Library/OpenSSL"
なお、現時点におけるOpenSSLの最新安定バージョンは1.1.0e、LibreSSLの最新安定バージョンは2.5.3です。