FAMLog


Get(メニューバー状態)関数

February 27, 2017

FileMaker ProのGet(メニューバー状態)関数は、現在のメニューバー状態を表す数値を返します。

FileMaker Pro、FileMaker GoおよびFileMaker WebDirectにおいて、この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:メニューバーが非表示かつロック解除の場合
・「1」:メニューバーが表示かつロック解除の場合
・「2」:メニューバーが表示かつロックされている場合
・「3」:メニューバーが非表示かつロックされている場合

Get(メニューバー状態)関数はバージョン14以降で使用できる関数です。なお、FileMaker Proでは[メニューバーの表示切り替え]スクリプトステップはサポートされていません。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(デバイス)関数

February 23, 2017

FileMaker ProのGet(デバイス)関数は、FileMaker ProまたはFileMaker WebDirectを実行しているコンピューターもしくはモバイルデバイスの種類、または現在FileMaker Goを実行しているiOSデバイスの種類を示す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「0」:不明なデバイスの場合
・「1」:Macの場合
・「2」:Windowsコンピューターの場合
・「3」:iPadの場合
・「4」:iPhoneまたはiPod touchの場合
・「5」:Androidの場合

なお、Get(デバイス)関数はバージョン13以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数

February 21, 2017

FileMaker ProのGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Proの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro、FileMaker Server、FileMaker WebDirectおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合

なお、Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数はバージョン14以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(暗号化状態)関数

February 20, 2017

FileMaker ProのGet(暗号化状態)関数は、ファイルの暗号化状態を表す値を返します。

この関数を使用した場合、戻り値の1行目は下記のようになります。

・「0」:データベースが暗号化されていない場合
・「1」:データベースが暗号化されている場合

データベースが暗号化されている場合、戻り値の1行目は「1」を、2行目はFileMaker Pro Advancedでデータベース暗号化を有効にする際に設定した「共有 ID」を返します。なお、Get(暗号化状態)関数はバージョン13以降で使用できる関数です。

[関連]FileMaker Pro 13の新機能:バージョン13で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

PHP 7.0.16とPHP 7.1.2が公開

February 17, 2017

PHP 7.0.16PHP 7.1.2が公開されています。

PHP 7.0.16とPHP 7.1.2では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

OpenSSL 1.1.0eが公開

February 16, 2017

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョンであるOpenSSL 1.1.0eが公開されています。

OpenSSL 1.1.0eでは1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。今回修正された脆弱性はOpenSSL 1.0.2系列には影響しないとのことです。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日に、OpenSSLのバージョン1.0.1系統は2016年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.1.0系統に移行する必要があります。

2017年2月時点で最新版であるFileMaker Pro 15.0.3およびFileMaker Server 15.0.3にはOpenSSL 1.0.2jが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降です。

Tag: Security

FileMaker Pro 15の新機能:起動センターにおけるホストの検索

February 15, 2017

FileMaker Pro 15では、起動センターの[ホスト]タブ内でホストの一覧の上にある検索ボックスを使用してホストを検索できるようになっています。

起動センターは、FileMakerソリューションを操作するための統合されたクロスプラットフォームのインターフェースで、FileMaker Pro 14でクイックスタート画面の代わりに導入されたものです。

なお、バージョン15では、お気に入りファイルのみを表示する、起動センター上部にあった☆マークのボタンは取り除かれています。

[関連]FileMaker Pro 14の新機能:起動センター(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15の新機能:スクリプトワークスペースのマルチアンドゥ・リドゥ機能

February 08, 2017

FileMaker Pro 15では、スクリプトワークスペースにおいて元に戻す/やり直す機能がサポートされるようになっています。この機能により、スクリプトを保存または実行した後でも変更を元に戻したり、やり直すことができます。

スクリプトワークスペースはFileMaker 14で導入されたものですが、スクリプトワークスペースにおける元に戻す/やり直す機能はスクリプトワークスペースのスクリプト編集エリアとスクリプト編集ダイアログでサポートされています。左側のスクリプト名エリアで行われた操作やタブの順序変更、スクリプトステップパネルで行われた操作については、元に戻す操作はサポートされません。

なお、バージョン15では、スクリプトワークスペースだけでなく[計算式の指定]ダイアログボックスでも操作を元に戻すことができるようになっています。

[関連]スクリプトワークスペースでの元に戻す/やり直すのサポート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 14の新機能:スクリプトワークスペース(FAMLog)

Tag: FileMaker

CakePHP 2.9.5が公開

February 07, 2017

CakePHP 2.9.5が2017年1月下旬に公開されています。

CakePHP 2.9.5は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースで、requestAction()のURLに二重にクエリー文字列が付いていた問題が修正されています。CakePHP 2.8系統からCakePHP 2.9系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

オリジナルのFMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 2.9に対応していませんが、https://github.com/matsuo/FMCakeMixにあるFMCakeMixはCakePHP 2.9で動作可能な状態になっています。なお、現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.3.14ですが、FMCakeMixはCakePHP 3に対応していないのでご注意ください。

[関連]CakePHP 2.9.5 がリリースされました(mbstring.com)

Tag: Apache

Apache Tomcat 8.0.41とApache Tomcat 7.0.75が公開

February 01, 2017

Apache Tomcat 8.0.41とApache Tomcat 7.0.75が2017年1月下旬に公開されています。

Apache Tomcat 8.0.41およびApache Tomcat 7.0.75では、Apache Tomcat 8.5.9で修正されたセキュリティ脆弱性が修正されています。当該脆弱性は、公表当初、Apache Tomcat 8.5より前のバージョンは影響を受けないとされていましたが、バージョン8.0系列以前も影響を受けることが後から判明した次第です。

現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。なお、FileMaker Server 13、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

[関連]JVNVU#97321122: Apache Tomcat に情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8.5.9が公開(FAMLog)

Tag: Apache

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