FAMLog
Ruby 1.8.7-p248
December 25, 2009
「Ruby 1.8.7-p248」が公開されています。
Ruby 1.8.7-p248は、安定版であるRuby 1.8.7の保守リリースであり、多数の不具合が修正されています。
なお、現時点におけるRubyの最新安定版はRuby 1.9.1-p376ですが、Ruby 1.8系統で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.1でそのままでは動かない場合があるので注意が必要です。
Mac OS X ServerでWebサーバーの稼働状況を確認する
December 24, 2009
Mac OS X Serverにおいて、Webサーバーの稼働状況を確認する方法の1つにserveradminコマンドを使用する方法があります。
コマンドラインインターフェースでWebサーバーの稼働状況の概要を確認するには次のように入力します。
[使用例]
$ sudo serveradmin status web
web:state = "STOPPED"
serveradminコマンドでは、Webサーバーに限らず、他のサーバーソフトウェアおよびサービスの稼働状況を確認することもできます。
Phusion Passenger 2.2.8
December 21, 2009
「Phusion Passenger 2.2.8」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するためのApacheモジュールとして利用することもできます。バージョン2.2.8では、mod_gnutlsとの組み合わせで発生する問題や、Ruby 1.9.1-p152以降で発生する非互換問題などが修正されています。
PassengerのライセンスはGPLバージョン2であり、オープンソースとして公開されているソフトウェアです。POSIX準拠のOSで動作するため、Mac OS Xでの動作もサポートされています。
Ruby 1.9.1-p376
December 08, 2009
「Ruby 1.9.1-p376」が公開されています。
Ruby 1.9.1-p376は、最新安定版と位置づけられているRuby 1.9.1の保守リリースであり、ヒープオーバーフローを許す脆弱性が修正されています。なお、この脆弱性はRuby 1.8系統には影響しません。
Ruby 1.8で動いていたプログラムやライブラリがRuby 1.9.1でそのままでは動かない場合があるので、現在Ruby 1.8系統を利用している場合には互換性を検証してから移行する必要があります。
RubyでSHA-256メッセージダイジェストを生成する
November 27, 2009
Rubyには標準でメッセージダイジェストライブラリが同梱されており、SHA-256メッセージダイジェストを生成することが可能です。
RubyでSHA-256メッセージダイジェストを生成するには、Digest::SHA256クラスを使用します。
[記述例]
require 'digest/sha2'
puts Digest::SHA256.hexdigest('sample_string')
なお、ScriptMasterとJRubyを利用することで、RubyでFileMaker Proの機能を拡張することが可能であり、一例としてFileMaker ProでSHA-256メッセージダイジェストを生成することもできます。
PHP 5.3.1
November 20, 2009
「PHP 5.3.1」が公開されています。
PHP 5.3.1では、1つのリクエストでアップロードできるファイル数を設定するmax_file_uploadsディレクティブがphp.iniに追加され、デフォルト値は20と定義されています。tempnam関数でセーフモード設定が無視される脆弱性の修正なども含まれており、PHP 5.3.0を利用している場合にはPHP 5.3.1へアップデートする必要があります。
なお、PHPの最新安定バージョンはバージョン5.3.1ですが、いくつか互換性のない変更点や考慮すべき新機能が存在するため、現在PHP 5.2系統を利用している場合にはPHP 5.2.11を利用するとよいでしょう。
Cyberduck 3.3
November 16, 2009
Mac OS Xで動作するオープンソースのSFTP/FTP/WebDAVクライアントソフトウェア「Cyberduck 3.3」が公開されています。
バージョン3.3では、Mac OS X Snow Leopard互換となり、64ビットモードに対応しています。
Cyberduck 3.3のライセンスはGPLバージョン2であり、Mac OS X v10.5以降で動作します。
Rfmのドキュメント
November 06, 2009
RubyからFileMaker ServerのカスタムWeb公開機能を利用するためのオープンソースソフトウェアであるRfmのドキュメントは下記URLで公開されています。
http://sixfriedrice.com/rdoc/rfm/
また、lardawge版Rfmのドキュメントは以下のURLで公開されています。
http://rdoc.info/projects/lardawge/rfm
ドキュメントは共に英語で記述されており、現状では日本語版はありませんが、バージョン0.2のときのREADMEであれば日本語訳があります。
Mac OS X Server Snow LeopardのワークショップがApple Store, Ginzaで開催
October 30, 2009
2009年11月4日(水)に、Apple Store, GinzaでMac OS X Server Snow Leopardの機能紹介や実機デモが行われるイベント(「あなたのビジネスにSnow Leopardを」ワークショップ)が開催されると案内されています。
同イベントでは、なぜMac OS X Snow Leopardがオフィスに最適か、そしてSnow Leopard Serverが組織内でのコラボレーション、コミュニケーション情報共有をいかに簡単にするかといったことなどが説明される予定となっています。
「あなたのビジネスにSnow Leopardを」ワークショップ
開催日時:2009年11月4日(木)19:00〜21:00
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
備考:要予約
また、Mac OS X Server勉強会により、今後月に1回程度のスケジュールで「Mac OS X Server Night(仮称)」というイベントが開催される予定となっており、同ワークショップはそのキックオフイベントでもあるとのことです。
[関連][FM-ANN] Mac OS X Serverのイベント
(2009/11/05追記:開催日時の開始時刻を19:00からではなく18:00からと記載していました。誤記があり申し訳ございませんでした。)
lardawge版Rfmのインストール手順
October 27, 2009
lardawge版RfmはGemcutterにgemパッケージが用意されていて、gemコマンドを使用してインストールすることができます。
[インストール例]
$ sudo gem sources -a http://gemcutter.org
$ sudo gem install lardawge-rfm
lardawge版Rfmを利用する場合には、オリジナルバージョンのRfmは不要になるのでアンインストールしておくとよいでしょう。
なお、Gemcutterを利用するにあたり、RubyGemsのバージョンを事前に更新しなければならない場合があります。
[関連]Rfmのインストール(FAMLog)