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FileMaker Pro 基礎トレーニングテキスト

August 28, 2006

FileMaker Proの基本操作から簡単なデータベース作成までを解説した書籍「FileMaker Pro 基礎トレーニングテキスト」が2006年8月18日に発売されています。

この書籍は、初めてFileMaker Proを使う利用者を対象にしたもので、「FileMaker Proの基礎用語」「データの入力」「レコードの追加・複製・修正・削除」「検索」「並べ替え(ソート)」「印刷」「データのインポート・エクスポート」などの基本的な操作方法から、現在使用しているデータベースをより使いやすくするテクニックや簡単なデータベースを作成することについて解説されています。

Windows版FileMaker Proのバージョン6、7および8が対象であり、付録CD-ROMに収録されているサンプルデータベースを使って基本操作をマスターしていく構成になっています。

定価:2,415円(税込)
サイズ:B5
ページ数: 328
著者:db-pro
出版社:ソシム
ISBN:4-88337-489-0[Amazon.co.jpで購入...

Tag: FileMaker

fmsadminコマンドの活用 (6)

July 26, 2006

FileMaker Server 8およびFileMaker Server 7のfmsadminコマンドを利用すると、CLI(コマンドラインインターフェース)でFileMaker Serverを停止することができます。

fmsadminコマンドを使ってFileMaker Serverを停止するには、STOPコマンドを使用します。

(構文)
fmsadmin STOP [options]

(使用例)
$ fmsadmin stop
$ fmsadmin stop --grace-time 120

STOPコマンドのオプションには「-f(--force)」、「-m message(--message message)」および「-t seconds(--grace-time seconds)」を指定することができます。

-f(--force)オプションを利用すると、FileMaker Serverのシャットダウンを高速に実行します。また、接続しているクライアントに送信するテキストメッセージを指定する場合には-m(--message)オプションを利用し、クライアントの接続を強制的に解除するまでの合計の秒数を指定する場合には-t(--grace-time)オプションを利用します。

なお、-t(--grace-time)オプションは、-f(--force)オプションが使用されていない場合にのみ使用でき、デフォルト(および最小)の値は120秒となっています。

Tag: FileMaker

リレーションで極めるファイルメーカー7:追加情報

July 24, 2006

http://msyk.net/において、書籍「リレーションで極めるファイルメーカー7」の追加分のテキスト(第6章)が2006年6月に公開されていました。

「リレーションからコンテキストへ」という新しい章が公開されていて、FileMaker 7以降で重要な概念である「コンテキスト」について実例を交えて解説されています。また、FileMakerのリレーションシップ機能に重点を置きつつ、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開機能を使ったカレンダー表示を行う例の解説も掲載されていて、とても役に立つ内容になっています。

なお、追加分のテキストを加えて将来的には改訂をする予定とのことですが、現時点ではその予定は立っていないそうです。

Tag: FileMaker

スクリプトに引数を渡すクエリー引数を使用する際の注意点 (1)

May 11, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるようになり、そのためのクエリー引数(-script.param、-script.prefind.param、-script.presort.param)が追加されました。

引数はテキストとして扱われることになり、テキストでない値として処理する場合は、スクリプト内で値を変換して利用するようにします。通常は、Get(スクリプト引数)関数を使用してスクリプト引数を取得しますが、例えば、値を数字として扱う場合には、GetAsNumber関数もあわせて使用することになります。

(使用例)
GetAsNumber(Get(スクリプト引数))

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧

March 20, 2006

FileMaker 8では、新しい関数が追加され、ファイルの場所と名前を計算するパス関数や、取得、論理、テキストおよび書式設定の関数などが新設されています。

バージョン8で追加された関数一覧は下記の通りです。

・Get ( デスクトップパス )
・Get ( ドキュメントパス )
・Get ( FileMakerパス )
・Get ( 環境設定パス )
・Get ( システムドライブ )

・Get ( ホストIPアドレス )
・Get ( 開いているレコード数 )
・Get ( レコードのオープン状態 )
・Get ( カスタムメニューセット名 )
・Get ( 検索条件除外状態 )
・Get ( スクリプトの結果 )
・Get ( システム書式使用状態 )
・Get ( テキスト定規表示 )
・Get ( ツールバーの表示状態 )
・Get ( ウインドウのズームレベル )
・GetAsBoolean
・GetNthRecord
・GetValue

・TextColorRemove
・TextFontRemove
・TextFormatRemove
・TextSizeRemove

(2020/01/18追記:リンク先のページがなくなっていたので、関連リンクを削除しました。)

(2022/04/19追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

2005年6月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

March 09, 2006

2005年6月18日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を下記よりダウンロードできます。

・ダウンロード:「XSLTの可能性を広げるWeb公開エンジンの拡張機能」(PDF形式/ファイルサイズ:約1.4MB)

[注記]内容は以前公開したものと変わりありません。

プレゼンテーションの最後には、Web公開エンジンに含まれるXSLTプロセッサー「Xalan-Java」の拡張機能を用いて、テキストファイルの出力やコマンドの実行結果の取得、および正規表現を用いてWebページからHTMLの一部を取得するデモなどを行いました。

■関連リンク

・Xalan-Java
http://xml.apache.org/xalan-j/

・White Papers(FileMaker, Inc.)
http://www.filemaker.com/support/whitepapers.html

・Extending the functionality of FileMaker Server 7 Advanced(FileMaker, Inc.)
http://www.filemaker.com/downloads/pdf/whitepaper_fms7adv.pdf

・Xalan-Java Extensions
http://xml.apache.org/xalan-j/extensions.html

・EXSLT
http://www.exslt.org/

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:繰り返し位置を計算式で指定可能

February 24, 2006

FileMaker Pro 8では、フィールドを選択するオプションのあるスクリプトステップにおいて、繰り返しフィールドの繰り返し位置を計算式で指定できるようになっています。

例えば、[フィールド設定]や[貼り付け]、[テキストを挿入]スクリプトステップなどを利用して、繰り返しフィールドに任意の値を設定する場合に、バージョン8ではフィールドの繰り返し位置を計算式で動的に指定できるようになりました。

各スクリプトステップで繰り返し位置の指定に計算式を使うことが可能になったため、スクリプトの記述を簡素化することができます。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8v2 & FileMaker Server 8v2

January 06, 2006

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 8v2 アップデータ」と「FileMaker Pro 8v2 Advanced アップデータ」、「FileMaker Server 8v2 アップデータ」を配布しています。

FileMaker Pro 8v2およびFileMaker Pro 8v2 AdvancedのMac版アップデータについては、1つのアップデータでFileMaker Pro 8もしくはFileMaker Pro 8 Advancedをバージョン8.0v2に更新するようになっています。スクリプティング、計算式、ODBC/JDBC 、ファイルオプション、印刷、PDF、インポート、テキスト編集、検索およびインデックスなどの変更が含まれています。

FileMaker Server 8v2 アップデータは、FileMaker Server 8およびFileMaker Server Adminのバージョン8.0v1をバージョン8.0v2に更新します。外部認証、バックアップおよびODBC/JDBCなどの変更が含まれています。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:オートコンプリート

December 21, 2005

FileMaker Pro 8では、「オートコンプリート」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

オートコンプリート機能を有効にすると、ブラウズモードまたは検索モードで、過去に入力したデータまたは値一覧の値に基づいてフィールドの内容を半自動的に入力できるようになります。これにより、テキストフィールドに整合性のあるデータを素早く簡単に入力することができます。

なお、オートコンプリート機能を有効にできるテキストフィールドの表示形式は次の3種類です。

・編集ボックス
・ドロップダウンリスト
・ドロップダウンカレンダー

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

(2019/01/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:Fast Match

December 09, 2005

FileMaker Pro 8では「Fast Match」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

この機能は、検索モードに移動せずに、フィールド内のデータを利用して簡易検索を実行できる機能であり、文字入力することなく手軽に検索を行うことができます。

具体的には、任意のフィールドまたは選択したフィールド内のテキストに対して右クリック、またはcontrolキーを押しながらクリックして(Macの場合)、[一致するレコードを検索]を選びます。これにより、選択したフィールドもしくはテキストを検索条件に使って、そのフィールドに対して自動的に検索を実行します。

また、同様の操作で[対象レコードの絞り込み]または[対象レコードの拡大]を選択して、対象レコードを絞り込んだり、拡大したりすることもできます。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

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