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FileMaker Server 7をインストールする時に行われる処理

September 28, 2004

Mac OS XでFileMaker Server 7をインストールすると、関連ファイルがインストールされる以外に、下記の処理が行われます。

・fmserverという名前のユーザーとfmsadminという名前のグループが作成される

・FileMaker Server 7をインストールしたユーザーアカウントは自動的にfmsadminグループに追加される

FileMaker Serverに必要なファイルは、FileMaker Server Adminやマニュアル、StartupItemsなどを除くと、「/Library/FileMaker Server 7/」以下にまとめられています。

「/Library/FileMaker Server 7/」フォルダは、fmserverユーザーとfmsadminグループによって所有されています。FileMaker Serverデーモンおよびfmsadminグループに属するユーザーは、このフォルダに対して読み書きが可能となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7のデフォルトデータベースフォルダ

September 13, 2004

Mac版FileMaker Server 7では、ホストするデータベースファイルを以下のフォルダ内に通常配置します。

/Library/FileMaker Server 7/Data/Databases/

ホストするデータベースはFileMaker 7のフォーマットのファイルに限られます。

Mac OS Xでは、上記のデータベースフォルダとサブフォルダは、「fmsadmin」グループが所有する必要があります。また、データベースフォルダ内に配置されたデータベースは、グループが読み書き可能であることが重要です。

[関連]FileMaker Server 8のデフォルトデータベースフォルダ

(2006/06/07追記:関連リンクを追加しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7で追加された新しい管理コマンド

August 27, 2004

コマンドラインインターフェースによりFileMaker Serverを制御することもできますが、FileMaker Server 7では新しい管理コマンドが追加されています。Mac OS X版では下記の場所にあるfmsadminコマンドを利用します。

/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmsadmin

(使用例)
$ "/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmsadmin" HELP

fmsadminコマンドの概要は下記の通りです。

・BACKUP(データベースをバックアップする)
・CLOSE(データベースを閉じる)
・DELETE(スケジュールを削除する)
・DISABLE(プラグインまたはスケジュールを無効にする)
・DISCONNECT(クライアントの接続を解除する)
・ENABLE(プラグインまたはスケジュールを有効にする)
・FILES(FileMaker Serverで現在開いているファイルの一覧を表示する/将来廃止される可能性があるコマンドです)
・HELP(fmsadminコマンドのヘルプページを表示する)
・LIST(ファイル、クライアント、プラグイン、またはスケジュールの一覧を表示する)
・OPEN(データベースを開く)
・PAUSE(データベースアクセスを一時的に停止する)
・RELOAD(設定プロパティを再度読み込む)
・RESUME(データベースを使用可能にする)
・RUN(スケジュールを実行する)
・SEND(メッセージを送信する)
・STATUS(クライアントまたはファイルのステータスを取得する)
・STOP(FileMaker Serverをシャットダウンする)

上記コマンドのうち、BACKUP、ENABLE、DELETE、DISABLE、DISCONNECT、LIST、RUN、SENDおよびSTATUSはFileMaker Server 7で新たに追加されたコマンドです。

Tag: FileMaker

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