FAMLog
APPLE-SA-2008-09-16 Apple Remote Desktop 3.2.2
September 18, 2008
「Apple Remote Desktop 3.2.2 Client」および「Apple Remote Desktop 3.2.2 Admin」が公開されています。
Apple Remote Desktop 3.2.2では、1件の脆弱性が修正されており、Security Update 2008-005がインストールされていない場合にローカルユーザーに権限昇格を許す脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9以降およびMac OS X Server v10.3.9以降です。
Mac OS X v10.5.5 and Security Update 2008-006
September 17, 2008
Appleが、セキュリティ脆弱性の修正を含む「Mac OS X 10.5.5 Update」および「Mac OS X Server 10.5.5 Update」を公開しています。
バージョン10.4.11向けの「Security Update 2008-006」も同時に公開されており、下記のソフトウェアに関する脆弱性が修正されています。
・ATS、BIND、ImageIO、libresolv、Login Window、OpenSSH、QuickDraw Manager、Ruby、SearchKit、VideoConference(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・Directory Services(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・ClamAV(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・Finder、Kernel、mDNSResponder、System Preferences、Time Machine、Wiki Server(Mac OS X v10.5〜v10.5.4、Mac OS X Server v10.5〜v10.5.4)
・System Configuration(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
なお、このアップデートにより、OpenSSHはバージョン5.1p1に、Mac OS X Serverに付属のClamAVはバージョン0.93.3に、v10.4.11のBINDはバージョン9.3.5-P2に、v10.5.4のBINDはバージョン9.4.2-P2に更新されます。
APPLE-SA-2008-09-09 QuickTime 7.5.5
September 10, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.5.5」が配布されています。
QuickTime 7.5.5では、9件の脆弱性が修正されており、悪意のあるファイルを開くことで任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows Vista、Windows XP SP2およびWindows XP SP3です。
QuickTime 7.5ではサポートされていたMac OS X v10.3.9がQuickTime 7.5.5ではサポート対象外となっており、あわせてセキュリティ脆弱性の修正を含むiTunes 8も公開されています。
第38回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
September 09, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年8月24日に行われた第38回のイベントレポートが追加されており、ジョン・シンディラー氏による講演内容やFMTouch、および集計とカスタム関数に関する情報などが紹介されています。
次回は、「画像を上手に扱おう」というテーマで2008年9月27日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
FileMaker Et Cetera
September 08, 2008
株式会社レクレアルが、FileMaker関連情報を届けるメールマガジン「FileMaker Et Cetera」の発行を開始しています。
FileMaker Et Ceteraは、月2回から月4回の不定期刊で、FileMakerに関するさまざまな情報や最新情報を伝えるメールマガジンです。無料で読者登録が可能です。
また、同メールマガジンでは、FileMaker関連の質問も受け付けており、その質問はメールマガジン上にて回答される予定であるとのことです。
Mac OS X LeopardではDTraceが利用可能
August 27, 2008
Mac OS X LeopardのDarwinカーネルには、Solaris 10およびOpenSolarisに搭載されているシステム情報取得機能であるDTraceが組み込まれています。
DTraceを使用すると、Mac OS X Leopardのシステムやアプリケーションの情報を収集し、動作を調べることができます。例えば、あるソフトウェアの性能の問題を追跡したり、異常動作の原因を突き止めることが可能になります。
Java、Ruby、Python、PerlもDTraceをサポートするための拡張が行われており、各言語のパフォーマンス特性の情報に簡単にアクセスできるようになっています。
FileMaker Web News:第33回 2008年8月号
August 15, 2008
「FileMaker Web News」第33回目をお届けします。
■PHP 4の公式サポートが終了
PHP 4系列の最終版であるPHP 4.4.9が2008年8月上旬に公開されました。これによりPHP 4の公式サポートは終了となり、今後はPHP 5への移行が強く推奨されることになります。
[関連]PHP 4.4.9(FAMLog)
■FileMaker Serverに関するガイドブックが公開
ファイルメーカー社のWebサイトで、FileMaker製品を導入する際に役立つガイドブックが2008年7月下旬に公開されました。FileMaker Serverに関する内容のものも公開されており、今後も順次新しいガイドブックが追加される予定となっています。
[関連]エキスパートに学ぶFileMaker導入ガイドブック(FAMLog)
第37回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
August 11, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年7月27日に行われた第37回のイベントレポートが追加されており、FileMaker Developer Conference 2008の話題や、運用中の開発とアップデートの考察および繰り返しフィールドに関する情報などが紹介されています。
次回は、「SeedCode社のジョン・シンディラー氏特別講演!」というテーマで2008年8月24日(日)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
[関連]FileMaker Developer Conference 2008 レポートリンク集(FAMLog)
APPLE-SA-2008-07-31 Security Update 2008-005
August 01, 2008
Appleから「Security Update 2008-005」が公開されています。
Security Update 2008-005は、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.4およびMac OS X Server v10.5.4向けに用意されており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Open Scripting Architecture、BIND、CarbonCore、CoreGraphics、OpenLDAP、OpenSSL、rsync(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.4、Mac OS X Server v10.5.4)
・Data Detectors Engine、PHP 5、QuickLook(Mac OS X v10.5.4、Mac OS X Server v10.5.4)
・Disk Utility(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
なお、このアップデートにより、Mac OS X v10.4.11のBINDはバージョン9.3.5-P1に、Mac OS X v10.5.4のBINDはバージョン9.4.2-P1に、Mac OS X v10.5.4のPHP 5はバージョン5.2.6に更新されます。
OpenSSH 5.1
July 22, 2008
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 5.1」が公開されています。
OpenSSH 5.1にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、sshd_configのX11UseLocalhost設定項目の値がnoである場合にHP/UXで可能だったX11の中間者攻撃を回避するように変更されています。なお、この問題は、BSD由来のシステムやLinux、Mac OS X、Solarisには影響しないとのことです。
機能追加や不具合の修正も数多く行われており、sshdに拡張テストモード(-Tオプション)が新たに追加されています。
[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 5.1/5.1p1 リリース