FAMLog
PHP 7.2.15とPHP 7.3.2が公開
February 08, 2019
PHP 7.2.15とPHP 7.3.2が公開されています。
PHP 7.2.15とPHP 7.3.2では不具合の修正が行われており、今回のリリースには特にセキュリティ上の修正は含まれていない模様です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.3に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。
なお、PHP 5.6系統とPHP 7.0系統の保守は終了しており、PHP 7.1系統の保守は2019年12月に終了する予定となっています。
curl 7.64.0が公開
February 06, 2019
curl 7.64.0が公開されています。
curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.64.0では、3点のセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。
FileMaker Pro 17 Advancedで取り除かれた機能
February 05, 2019
FileMaker Pro 17 Advancedでは一部の機能が削除されています。バージョン17で削除された機能の一覧は次の通りです。
・電子メール送信時における[複数の電子メール(対象レコード内の各レコードに 1 つ)]オプション選択時の[対象レコードでアドレスを収集]オプション
・LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)によるホストへの接続のサポート
・JPEG 2000、MacPaint、Photoshop、SGIおよびTGAイメージ形式のサポート
・OS X Elcapitan v10.11のサポート
なお、FileMaker Pro 17 Advancedでは、起動センターが[マイ App]ウインドウに置き換わっていて、旧バージョンでの[起動センターを開く]スクリプトステップはバージョン17では[マイ App を開く]スクリプトステップに、旧バージョンでの[共有ファイルを開く]スクリプトステップはバージョン17では[ホストを開く]スクリプトステップに変更されています。
[関連]FileMaker Pro 17 Advanced の新機能(FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ)、FileMaker Pro 16で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker Pro 16で取り除かれた機能(FAMLog)
Ruby 2.6.1が公開
February 04, 2019
Ruby 2.6.1が2019年1月下旬に公開されています。
Ruby 2.6.1では、Ruby 2.6.0で大きな多バイト文字列を送るとNet::Protocol::BufferedIO#writeでNoMethodErrorが発生する問題が修正されています。その他いくつかの不具合修正も含まれています。
なお、2019年3月末頃を目処に、Ruby 2.3系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートが終了する予定となっており、以後Ruby 2.3系列は公式には更新されなくなります。現在バージョン2.3系列以前を使用している場合には、早期にRuby 2.4系列以降に移行することが推奨される状況となっています。
INTER-Mediator 5.9を公開
January 30, 2019
INTER-Mediator 5.9を公開しました。同時に、バージョン5.9をベースにしたINTER-Mediator-Server VMもリリースしました。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。INTER-Mediator 5.9では、PHP 5.6.40でINTER-Mediatorが動作しない不具合や、XAMPP for Windows利用時に発生していた互換性に関する問題が修正されています。
旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前に「バージョン移行ガイド」を参照するようにしてください。
[関連]PHP 5.6.40、PHP 7.1.26、PHP 7.2.14およびPHP 7.3.1が公開(FAMLog)
fmcsadmin 0.9.3を公開
January 28, 2019
fmcsadmin 0.9.3を公開しました。
fmcsadminは、FileMaker Admin API (Trial)を用いて実装したコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。FileMaker Cloud上で利用できるLinux版を用意している他、macOSやWindows上でFileMaker Cloudをリモートで管理することもできます。
fmcsadmin 0.9.3では、バージョン0.9.2でcloseコマンドの-mおよび--messageオプションが機能していなかった不具合を修正しました。fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはApache License, Version 2.0です。
[関連]fmcsadmin 0.9.3を公開(株式会社エミック)、FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Admin API (Trial)(FAMLog)
APPLE-SA-2019-1-22-1 iOS 12.1.3
January 24, 2019
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.1.3の提供が開始されています。
iOS 12.1.3では、共有シートから送信すると写真に縞模様が入る可能性のある問題や、iPad Pro (2018)で外部オーディオ入力デバイスを使用するときに音声の歪みが生じる可能性のある問題などが修正されています。不具合の修正だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
Apache HTTP Server 2.4.38が公開
January 23, 2019
Apache HTTP Server 2.4.38が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。バージョン2.4.38では、mod_sslのDoS脆弱性(CVE-2019-0190)とmod_http2のDoS脆弱性(CVE-2018-17189)、および mod_session_cookieの脆弱性(CVE-2018-17199)が修正されています。
なお、Apache HTTP Server 2.2系統はすでに保守が終了しており、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨されます。
FileMaker ProとFileMaker Pro AdvancedのYearName関数
January 22, 2019
FileMaker ProおよびFileMaker Pro AdvancedのYearName関数は、日付の和暦を指定された書式で返します。
日付フィールドの値が「2018/1/22」の場合、YearName(日付フィールド; 0)やYearName(日付フィールド; "")は「平成31」を、YearName(日付フィールド; 1)は「(平)31」を、YearName(日付フィールド; 2)は「H31」を返します。
FileMakerプラットフォームの新元号対応予定については、FileMaker ナレッジベースで対応スケジュールが発表されています。FileMaker ナレッジベースでの案内内容によると、FileMaker 15以降であれば準備完了次第アップデータが公開されますが、サポートが終了しているFileMaker 14以前が新元号をサポートする予定はないとのことです。
[関連]FileMaker プラットフォームの新元号対応予定(FAMLog)
Java 8 Update 201およびJava 8 Update 202が公開
January 21, 2019
Java 8 Update 201が2019年1月中旬に公開されています。
バージョン8 Update 201では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。同時にJava 8 Update 202とJava 11.0.2が公開されていますが、FileMaker ServerとJava 11との互換性に関する情報についてファイルメーカー社からの案内は現時点では特にない状況です。
なお、Java 8の公式アップデートは個人ユーザーには2020年12月まで提供される予定ですが、商用ユーザーに向けたJava SE 8の公式アップデートは2019年1月をもって終了するとの案内がされています。
[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server is not compatible with Java 9 or 10(FileMaker Knowledge Base)、Oracle Java SE サポート・ロードマップ(Oracle)、Java SE 8のパブリック更新終了によるFileMaker Serverへの影響について(FAMLog)