FAMLog
FileMaker 18 プラットフォームで削除される機能
December 21, 2018
ファイルメーカー社が、次期バージョンのFileMaker 18 プラットフォームで廃止予定または削除される機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker 18 プラットフォームでは、macOS Sierra 10.12のサポートを終了し、FileMaker Serverのスウェーデン語版は提供されなくなる予定となっています。また、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有は将来的に廃止予定となり、この機能は接続テスト目的でのみ使用できる位置付けとなるとのことです。
なお、FileMaker Pro Advancedのピアツーピア共有機能は、安全性と安定性の観点から実際の運用で利用することは推奨されていませんが、一時的な動作確認等のためにテスト目的での使用を想定して機能の提供は継続されるようです。
[関連]FileMaker Cloud 1のサポート終了予定日(FAMLog)
CentOS Linux 7 (1810)が公開
December 19, 2018
CentOS Linux 7 (1810)が2018年12月上旬に公開されています。
CentOS LinuxはRed Hat Enterprise Linuxと互換性を持つLinuxディストリビューションであり、CentOS Linux 7 (1810)はRed Hat Enterprise Linux 7.6に対応するバージョンとなっています。
FileMaker CloudのオペレーティングシステムではCentOS Linuxが使われています。Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するFileMaker CloudではLinuxのみサポートされており、FileMaker CloudではCentOS Linux 7が使用されています。
[関連]FileMaker CloudのオペレーティングシステムはCentOS(FAMLog)
FileMaker Go 17.0.4が公開
December 12, 2018
FileMaker Go 17.0.4の提供が開始され、同時にFileMakerデータベースからiOSアプリを作成できるソフトウェア開発キット「iOS App SDK」も更新されています。
FileMaker Go 17.0.4では、12.9インチiPad Pro(第3世代)および11インチiPad Proの画面解像度をサポートするようになっています。
なお、iOS App SDKは、FileMaker Developer Subscriptionを購入すると利用できます。FileMaker Developer Subscriptionの価格は年間9,000円(税別)です。
APPLE-SA-2018-12-05-1 iOS 12.1.1
December 10, 2018
iOSデバイス向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 12.1.1の提供が開始されています。
iOS 12.1.1では、iPhone XRで触覚タッチを使って通知のプレビューを表示できるようになったほか、iPhone XR、iPhone XS、およびiPhone XS MaxでeSIMを使ったデュアルSIMに対応した通信事業者が拡充されています。不具合の修正や改善だけでなく、セキュリティ脆弱性も多数修正されています。
アップデートの対象機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、第6世代のiPod touch、第5世代および第6世代のiPad、iPad Air、iPad Air 2、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第1世代、第2世代、第3世代)、iPad mini 2、iPad mini 3およびiPad mini 4です。
FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応
December 07, 2018
FileMaker Server 17のインストーラが更新され、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14上での動作をサポートするようになっています。
macOS Mojaveに対応したFileMaker Server 17.0.2.252 インストーラはフルインストーラであるため、インストールディスクイメージおよびライセンス証明書ファイルをソフトウェアダウンロードページからダウンロードする必要があります。
既存のFileMaker Serverがインストールされた環境をmacOS Mojaveにアップグレードする場合には、一度FileMaker Serverをアンインストールする必要が出てきます。インストール手順の詳細については、FileMaker Server 17.0.2.252 インストーラのページと、FileMaker Server 17 インストールおよび構成ガイドを参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータが公開
December 06, 2018
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 17.0.3 Advanced アップデータ」を公開しています。
バージョン17.0.3では、macOS Mojave 10.14において[編集]ダイアログボックスの表示上の問題や、[計算式の指定]ダイアログボックスに演算子を挿入するボタンが表示されない問題が修正されています。また、Windows版で、スクリプトワークスペースを最大化してスクリプトステップパネルが表示された後に元のサイズに戻すとアプリケーションが予期せず終了する不具合や、カスタムメニューの初期化中にアプリケーションが応答しなくなる問題が修正されています。
バージョン17.0.3にアップデートするには、FileMaker Pro 17 Advancedで[ヘルプ]メニューの[更新の確認(ソフトウェア更新の確認)...]を選びます。
FileMaker Go 17の新機能:ローカル通知
December 05, 2018
FileMaker Go 17ではローカル通知を表示できるようになっています。
FileMaker Pro 17 Advancedでは[ローカル通知の構成]スクリプトステップが新しく追加されており、このスクリプトステップを利用することでFileMaker Go 17でローカル通知を表示させることが可能です。
[ローカル通知の構成]スクリプトステップは、FileMaker Goが実行されていない時やバックグラウンドで実行されている時でもiPadやiPhone上で通知を表示するようにできるもので、FileMaker Goでのみ利用できるスクリプトステップとなっています。
[関連]FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:バージョン17で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)
Node.js v11.3.0、Node.js v10.14.0、Node.js v8.14.0およびNode.js v6.15.0が公開
December 03, 2018
Node.js v11.3.0、Node.js v10.14.0、Node.js v8.14.0およびNode.js v6.15.0が2018年11月下旬に公開されています。
Node.js v11.3.0、Node.js v10.14.0、Node.js v8.14.0およびNode.js v6.15.0では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
FileMaker Server 17とFileMaker Cloud 1.17のFileMaker Data API エンジンではNode.js v6系列もしくはNode.js v8系列が使われていて、FileMaker Server 17.0.2ではNode.js v6.12.3、FileMaker Cloud 1.17.0ではNode.js v8.9.4が使用されています。
[関連]macOS版FileMaker Server 16に含まれるNode.jsのバージョンを確認する(FAMLog)
FileMaker Go 17の新機能:ドラッグアンドドロップ
November 30, 2018
FileMaker Go 17では、iPadを使用している際にアプリケーション間でテキストや写真、ファイルをドラッグアンドドロップできるようになっています。
ドラッグアンドドロップを行うには、iPadで2つのAppをSplit ViewまたはSlide Overで開き、アイテムが浮き上がるまで長押しした後、アイテムを別のAppまでドラッグしてドロップする手順をとる必要があります。
なお、iPadおよびiPhone向けに設計された単一のユニバーサルなアプリケーションであるFileMaker Go 17は、iOS 11.2またはそれ以降のバージョンが実行されているiOSデバイスと互換性があります。
[関連]iPad でマルチタスク機能を使う(Apple サポート)
Ruby on Rails 4.2.11、5.0.7.1、5.1.6.1および5.2.1.1が公開
November 29, 2018
Ruby on Rails 4.2.11、Ruby on Rails 5.0.7.1、Ruby on Rails 5.1.6.1およびRuby on Rails 5.2.1.1が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 4.2.11、Rails 5.0.7.1、Rails 5.1.6.1およびRails 5.2.1.1ではActive Jobにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16476)が修正されています。さらに、Rails 5.2.1.1ではActive Storageにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16477)も修正されています。
Ruby on Railsは今年の4月にバージョン5.2が公開されており、バージョン5.2では、Redisキャッシュストアが組み込まれ、HTTP/2 Early Hintsをサポートするようになっています。その他、config/credentials.yml.encファイルが追加されて、productionアプリの秘密情報(secret)をここに保存できるようになるなど、数多くの新機能が追加されています。
(2019/03/15追記:「Rails 5.2.11ではActive Storageにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16477)も修正」を「Rails 5.2.1.1ではActive Storageにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16477)も修正」に変更・修正しました。)