FAMLog
Mac OS X Leopardではディスクパーティションのサイズ変更が可能
August 21, 2008
Mac OS X Leopardでは、ディスクユーティリティでディスク全体を初期化せずにパーティションのサイズ変更ができるようになっています。
あらかじめ削除してよい予備のパーティションを用意しておけば、ディスク全体を初期化せずに任意のパーティションのサイズを増やすことも可能です。Mac OS X Leopardでは、マスターブートレコード(MBR)パーティション以外、どのディスクパーティションの大きさでも変更できます。
ただし、パーティションの大きさを変更するには予備のパーティションが必要になったり、パーティションに含まれるデータを消去しなければならない場合があるため、影響のあるパーティションに含まれるデータを事前にすべてバックアップする必要がある、といった重要な注意点があります。
[関連]Mac OS X 10.5: ディスクパーティションの大きさを変更する(アップル)
FileMaker Server大全 ver.9対応
August 20, 2008
FileMaker Server 9に関する解説書「FileMaker Server大全 ver.9対応」が発売されています。
PHPを使用したカスタムWeb公開機能について主に解説された書籍であり、FileMaker API for PHPに関する内容だけでなく、PHPやWebアプリケーション作成の基礎についても紹介されています。その他にも、FileMaker Serverのセットアップから運用およびメンテナンスに関する話題まで、幅広い内容を取り扱っています。
OSのファイアウォール設定やFileMakerのアクセス権モデルに関する記述など細かい部分で役立つ内容が数多くあるだけでなく、PHP自体の基本機能についてはリファレンスとしても利用できるよう工夫されています。
著者は、FX.phpの国際化に貢献したことでも知られる新居雅行氏であり、同氏の著書には「リレーションで極めるファイルメーカー7」や「新・リレーションで極めるFileMaker」などがあります。
定価:3,990円(税込)
サイズ:B5
ページ数: 400
著者:新居 雅行
出版社:ラトルズ
ISBN:978-4-89977-223-1[Amazon.co.jpで購入...]
(2008/08/22追記:Amazon.co.jpのページへのリンクを追加しました。)
FileMaker Server 9とTime Machine
August 19, 2008
FileMaker Serverでホストされているデータベースファイルは、Mac OS X Leopardの自動バックアップ機能であるTime Machineのバックアップ対象から除外するように設定する必要があります。
FileMaker Proの場合と同様に、Time Machineがバックアップを実行しているときにFileMaker Serverがそのファイルを開こうとすると、Time Machineによるバックアップファイルが壊れる危険があります。
代わりに、FileMaker Server Admin Consoleを使用して、データベースをバックアップするスケジュールを作成するようにします。そして、スケジュールによってバックアップされたデータベースファイルを、Time Machineのバックアップ対象とするように設定を調整します。
[関連]FileMaker and Time Machine(FileMaker Knowledge Base)
スキルアップ・ワークショップのイベントレポートが公開
August 13, 2008
株式会社ジェネコムと株式会社ジュッポーワークスが、FileMaker Technical Networkメンバー向けに開催した「スキルアップ・ワークショップ」のイベントレポートを公開しています。
株式会社ジュッポーワークスのWebサイトでは2008年2月20日に実施されたワークショップのレポートが、株式会社ジェネコムのWebサイトでは2008年6月10日に開催されたワークショップのレポートが公開されています。
次回のワークショップは2008年8月26日(火)18:30-21:00に東京で開催される予定になっています。次回ワークショップの参加費は無料ですが、参加申込みを行うにはFileMaker Technical Networkメンバー(メンバーシップ費は有償)である必要があります。
Mac OS X Leopardは自動バックアップ機能を標準搭載
August 07, 2008
Mac OS X Leopardには、非常に使いやすい自動バックアップ機能である「Time Machine」が新機能として組み込まれています。
別売の外付けドライブをMacにつなぐだけでTime Machineの準備が完了し、後はこのドライブをバックアップに使うかどうか決めるだけです。システムファイル、アプリケーション、アカウント情報や環境設定だけでなく、各種文書ファイルもバックグラウンドで自動的にバックアップされます。
ただし、Time MachineとFileMaker Serverを同時に利用する際には注意が必要であり、FileMaker Serverのフォルダをバックアップ対象から除外するように設定しておくことが推奨されています。
[関連]Mac OS X Leopard Sneak Peek:Time Machine(FAMLog)
FMTouch
August 06, 2008
FMWebschoolが、iPhoneおよびiPod touchでFileMaker Proデータベースのデータを扱えるアプリケーション「FMTouch」を発表しています。
FMTouchは、App Storeで購入が可能で、価格は11,500円です。iPhone 2.0 ソフトウェアアップデートを適用したiPhoneとiPod touchで動作します。
FileMaker ProデータベースのデータをiPhoneやiPod touchに入れて、インターネットに接続していなくてもデータの閲覧や編集が可能です。デスクトップで作成したFileMaker ProデータベースのレイアウトはiPhoneに最適化された形で調整・表示され、iPhoneとデスクトップ間でデータベースの同期を行うことができます。
事前の初期設定でFileMaker Pro 8 AdvancedまたはFileMaker Pro 9 Advancedでデータベースデザインレポートのファイルを作成しておく必要があります。また、同期のためにはFileMaker Pro 8またはFileMaker Pro 9が必要で、別途FMTouch Syncプラグインをインストールしておく必要があります。
[関連]FileMakerデータベースがiPhoneで利用可能に(ITmedia News)
(2008/8/15追記:当初の価格は11,500円でしたが、2008年8月11日時点では価格は8,000円になっています。)
Mac OS X LeopardでCUPSデーモンの自動起動を無効にする
August 04, 2008
Mac OS X LeopardでCUPSデーモンの自動起動を無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/org.cups.cupsd.plist
(実際には1行で入力します)
CUPSは、UNIX系OS用の印刷システムであり、Mac OS Xでも標準的に利用されています。CUPSは、2007年にAppleに買収され、現在はAppleが保守を担当しています。
[関連]CUPS Purchased by Apple Inc.(Common UNIX Printing System)
FileMaker Server 9の使用状況ログ
July 10, 2008
FileMaker Server 9では、FileMaker Server Admin Consoleでデータベースサーバーの使用状況ログを作成する設定を有効にすると、FileMaker Serverのパフォーマンスに関する使用状況情報を記録することができます。
Mac版のFileMaker Server 9では、使用状況ログファイルは下記の場所に作成されるように変更されています。
/Library/FileMaker Server/Logs/Stats.log
なお、FileMaker Server Admin ConsoleでリアルタイムにFileMaker Serverの使用状況を表示することも可能であり、さらに従来のバージョンより詳細な統計情報を確認できるようになっています。
[関連]FileMaker Server 7の使用状況ログ(FAMLog)
FileMaker Server 9 Advancedでサポートされているクライアント
June 30, 2008
FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでサポートされているクライアントには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro 7、8、8.5および9
・FileMaker Server Web公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・FileMaker ODBC/JDBCクライアントドライバを使用するプログラム(FileMaker Server Advancedのライセンスが必要)
なお、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードするには、FileMaker Server 9 Advancedのライセンスキーが必要ですが、ソフトウェアを再インストールする必要はありません。