FAMLog


Apache Tomcat 6.0系列のサポート終了予定日

February 12, 2016

Apache Tomcat 6.0系列は2016年12月31日にサポートが終了する予定となっています。

Apache Tomcat 6.0系列のサポート終了に関する案内は2015年6月に発表されていました。2017年4月になるとApache Tomcat 6.0のダウンロードページが削除される予定となっており、今後はApache Tomcat 7.0系列もしくはApache Tomcat 8.0系列へのアップグレードが推奨されることになります。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在バージョン9.0.0.M3(アルファ版)が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 AdvancedのWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 6.0系列が使われています。

Tag: Apache

Java 8 Update 73およびJava 8 Update 74が公開

February 09, 2016

Java 8 Update 73およびJava 8 Update 74が公開されています。

バージョン8 Update 73ではWindowsプラットフォームのみに影響するセキュリティ脆弱性(CVE-2016-0603)が修正されています。攻撃方法が複雑であるものの、WindowsプラットフォームでJava 8、7あるいは6をインストールする際にシステムを乗っ取られる可能性があった点が修正されているとのことです。

なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要がある状況です。

[関連]FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換(FAMLog)

Tag: Java

OpenSSL 1.0.1系列のサポート終了予定日

February 04, 2016

OpenSSL 1.0.1系列は2016年12月31日にサポートが終了する予定となっています。

OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.0.1系統へのアップグレードが推奨されます。

OpenSSLはバージョン1.1.0系統の開発も進められており、現在開発版としてバージョン1.1.0 Alpha 2が公開されている状況です。なお、OpenSSL 1.0.2のサポートは2019年12月31日に終了する予定となっています。

Tag: Security

FileMaker Developer Conference 2016の参加登録受付開始

February 03, 2016

ファイルメーカー社が、2016年7月18日から7月21日まで米国ネバダ州ラスベガスにあるザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスにて開催される「FileMaker Developer Conference 2016」の参加登録受付を開始したと発表しています。

今年で21回目を迎えるFileMaker Developer Conferenceは、システム開発会社やユーザー企業のFileMaker開発技術者が世界中から一堂に会する大規模なイベントで、毎年米国で開催されています。本カンファレンスに参加すると、iPad、iPhone、Windows、MacそしてWebで動作するカスタムアプリをFileMakerプラットフォームで構築するために必要な新しいスキルの習得と現在のスキルの向上を図ることができます。

なお、2016年3月31日までに参加登録を完了すると特別早期割引が適用され、参加登録料の通常価格から83,000円の割引が提供され、136,000円で申し込むことができるとのことです。

Tag: FileMaker

CakePHP 2.7.9が公開

February 02, 2016

CakePHP 2.7.9が2016年1月下旬に公開されています。

CakePHP 2.7.9は、バージョン2系のAPI互換となる保守リリースです。CakePHP 2.6系統からCakePHP 2.7系統にバージョンアップする際には移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

なお、現時点におけるCakePHPの最新バージョンはバージョン3.2.1ですが、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 3.xに対応していないのでご注意ください。

Tag: Apache

CakePHP 3.2.0が公開

February 01, 2016

CakePHP 3.2.0が2016年1月下旬に公開されています。

CakePHP 3.2.0は、動作にPHP 5.5.9以上が必須となり、DateTimeライブラリがCarbonからChronosに置き換えられている他、Cross-Origin Resource Sharing(CORS)関連のヘッダーを手軽に設定できるCorsBuilderが新たに追加されています。その他にも数多くの機能追加や改善が行われており、CakePHP 2からCakePHP 3.2にバージョンアップする際には、3.0 Migration Guide3.1 Migration Guide3.2 Migration Guideで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。

なお、FMCakeMix(CakePHP用のFileMakerデータソースドライバー)はCakePHP 3.xに対応していないのでご注意ください。

[関連]CakePHP 3.1.10 and 3.2.1 Released

Tag: Apache

OpenSSL 1.0.2fとOpenSSL 1.0.1rが公開

January 29, 2016

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2f」と「OpenSSL 1.0.1r」が公開されています。

OpenSSL 1.0.2fおよびOpenSSL 1.0.1rではセキュリティ脆弱性が修正されています。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.0.1系統へのアップグレードが推奨されます。バージョン1.0.1系統のサポートが2016年12月31日に終了する予定となっていることを考慮すると、今後はOpenSSL 1.0.2系列へのアップグレードが推奨されることになります。

なお、FileMaker Pro 14.0.4およびFileMaker Server 14.0.4aにはOpenSSL 1.0.2dが同梱されています。

Tag: Security

FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換

January 28, 2016

セキュリティ脆弱性が多数修正されたJava 8 Update 71およびJava 8 Update 72が今月公開されましたが、Java 8 Update 71以降を適用したクライアント環境ではFileMaker Server 10およびFileMaker Server 11のAdmin Consoleを起動できなくなっています。

上記は、Java 8 Update 71において署名ハッシュアルゴリズムがMD5である証明書との互換性がなくなったことに起因しています。なお、バージョン12およびそれ以前のFileMaker ServerとJava 8の互換性に関する情報はファイルメーカー社からの案内は特にない状況であり、FileMaker Server 10や11では元々Java 8はサポートされていませんでした。

現在Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要がある状況です。FileMaker Server 13以降では管理用の端末にJavaをインストールする必要がなくなっており、安全性を考慮すると、Java 8に対応しているFileMaker Server 14もしくはFileMaker Server 13.0v10へのバージョンアップが強く推奨される状況になっていると言えます。

[関連]Java と FileMaker Server - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)、Java™ SE Development Kit 8, Update 71 Release Notes(Oracle)、Java 8 Update 71およびJava 8 Update 72が公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker 14とGet(アプリケーションバージョン)関数

January 26, 2016

FileMakerプラットフォームの「Get(アプリケーションバージョン)関数」は、FileMaker製品の種類およびそのバージョン情報を示す文字列を返します。

FileMaker 14では戻り値の形式が一部変更され、「14.XvX」ではなく「14.X.X」という形式でバージョン番号を返すようになっています。例えば、FileMaker Pro 14.0.1では「Pro 14.0v1」ではなく「Pro 14.0.1」を返します。

なお、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数も上記と同様に戻り値の形式が変更されています(例:「Server 14.0.4」)。

[関連]Get(アプリケーションバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker GoとGet(アプリケーションバージョン)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Java 8 Update 71およびJava 8 Update 72が公開

January 20, 2016

Java 8 Update 71およびJava 8 Update 72が公開されています。

バージョン8 Update 71では複数のセキュリティ脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン8 Update 72も公開されていますが、バージョン8 Update 71で特に問題に直面していない場合にはバージョン8 Update 72に更新する必要はありません。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。

FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、バージョン12およびそれ以前のFileMaker ServerとJava 8の互換性に関する情報はファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。

[関連]FileMaker Server 10/11のAdmin ConsoleとJava 8 Update 71は非互換(FAMLog)

(2016/01/28追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: Java

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