FAMLog
PHP 5.6.16が公開
November 27, 2015
「PHP 5.6.16」が公開されています。
PHP 5.6.16では不具合の修正が行われています。PHP 5.4系統の保守は今年の9月中旬に終了し、PHP 5.5系統は今後積極的な不具合の修正は行われない予定となっています。PHP 5.4系統およびそれ以前を利用している場合には、バージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統にアップグレードする必要がある状況です。
なお、PHPはバージョン7系統の開発も進められており、来月PHP 7が公開される予定となっています。
OS X El CapitanでSystem Integrity Protectionの状態を確認する
November 19, 2015
OS X El CapitanでSystem Integrity Protectionの状態を確認するには、ターミナルでcsrutilコマンドを使用します。
OS X El Capitan v10.11.1でSystem Integrity Protectionがすべて有効になっている場合は次のように表示されます。
[実行例]
$ csrutil status
[実行結果]
System Integrity Protection status: enabled.
なお、csrutilコマンドを使用してSystem Integrity Protectionを無効あるいは有効にすることもできますが、System Integrity Protectionの状態を変更するにはリカバリーモードでcsrutilコマンドを使用する必要があります。
[関連]OS X El Capitanで導入されたSystem Integrity Protection(FAMLog)
OS X El Capitanで導入されたSystem Integrity Protection
November 18, 2015
OS X El Capitanでは、System Integrity Protection(システム整合性保護)と呼ばれる、悪質なソフトウェアからMacを保護するセキュリティ機構が新たに採用されています。
System Integrity Protectionは、rootユーザーアカウントに制約を課し、rootユーザーがOS Xの保護されている部分に対して実行できる操作を制限する仕組みです。/Systemや/usr、/bin、/sbinなどといったディレクトリやOS Xにあらかじめインストールされているアプリケーションなどが保護され、保護されているディレクトリ内やアプリケーションは管理者権限でも変更できないようになっています。 なお、/usr/local以下であれば変更は可能です。
FileMaker Server 14.0.4では、OS X El Capitanに対応するために、/usr/binや/usr/sbin以下ではなく/usr/local/bin以下にシンボリックリンクファイルを作成するように変更されています。
[関連]About System Integrity Protection on your Mac(Apple Support)、Mac のシステム整合性保護について(Apple サポート)、FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Pro 14.0.4 アップデータが公開
November 16, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 14.0.4 および FileMaker Pro 14.0.4 Advanced アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 14またはFileMaker Pro 14 Advancedをバージョン14.0.4に更新するものです。バージョン14.0.4では、Windows版において[スクリプトワークスペース]のスクリプトパネルでスクリプトをクリックするとスクリプトがスクリプトワークスペースの別の場所にドラッグされてしまう問題や、 OS X El Capitanにおいて[URL から挿入]スクリプトステップを使用したスクリプトでSSL証明書エラーが誤って返される問題等が修正されています。
なお、FileMaker 14.0.4ではクライアント(FileMaker ProおよびFileMaker Go)とホスト(FileMaker Server)間のインタラクションに変更が加えられており、重要なセキュリティおよび製品の問題を完全に修正するためにはクライアントおよびホストの両方をFileMaker 14.0.4にアップデートする必要がある旨の案内が行われています。
[関連]FileMaker 14.0.4 - インストールに関する重要な注意事項(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開(FAMLog)
FileMaker Server 14.0.4 アップデータが公開
November 13, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 14.0.4 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン14.0.1、バージョン14.0.2もしくはバージョン14.0.3のFileMaker Server 14をバージョン14.0.4に更新するものです。OS X El Capitan v10.11をサポートしたFileMaker Server 14.0.4には、セキュリティ更新、サードパーティ製コンポーネントの更新および不具合の修正が含まれます。
なお、FileMaker 14.0.4ではクライアント(FileMaker ProおよびFileMaker Go)とホスト(FileMaker Server)間のインタラクションに変更が加えられており、重要なセキュリティおよび製品の問題を完全に修正するためにはクライアントおよびホストの両方をFileMaker 14.0.4にアップデートする必要がある旨の案内が行われています。
[関連]FileMaker 14.0.4 - インストールに関する重要な注意事項(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 14.0.4が公開(FAMLog)
CakePHP 2.6.12、CakePHP 2.7.6、CakePHP 3.0.15およびCakePHP 3.1.4が公開
November 11, 2015
CakePHP 2.6.12、CakePHP 2.7.6、CakePHP 3.0.15およびCakePHP 3.1.4が2015年11月上旬に公開されています。
CakePHP 2.6.12、CakePHP 2.7.6、CakePHP 3.0.15およびCakePHP 3.1.4では2点のセキュリティ脆弱性が修正されています。ビューテンプレートファイル名が原因でリモートのファイルを読み込んでしまう場合がある問題が修正されている他、バリデーション関連の修正も含まれています。
なお、CakePHP 2.7.6とCakePHP 3.1.4では不具合の修正も行われています。
PHP 5.6.15が公開
November 04, 2015
「PHP 5.6.15」が2015年10月下旬に公開されています。
PHP 5.6.15では不具合の修正が行われています。PHP 5.4系統の保守は今年の9月中旬に終了したため、バージョン5.6系統もしくはバージョン5.5系統にアップグレードする必要があります。
なお、PHPはバージョン7系統の開発も進められており、現在「PHP 7.0.0 RC 6」が公開されている状況です。
APPLE-SA-2015-10-21-4 OS X El Capitan 10.11.1 and Security Update 2015-007
October 26, 2015
AppleからOS X El Capitan v10.11.1、OS X Yosemite v10.10.5用のSecurity Update 2015-004およびOS X Mavericks v10.9.5用のSecurity Update 2015-007が公開されています。
上記の各アップデートには多数のセキュリティに関わる修正が含まれており、OS X El CapitanとOS X YosemiteのPHPはバージョン5.5.29に、OS X MavericksのPHPはバージョン5.4.45に更新されます。
なお、FileMaker Serverは現在のところOS X El Capitanに対応していません。FileMaker Server 14については2015年11月にアップデータが提供される予定となっていますが、バージョン13およびそれ以前のFileMaker ServerについてはOS X El Capitan対応の予定はない模様です。
[関連]FileMaker 14 プラットフォームと OS X El Capitan(FileMaker ナレッジベース)
(2015/12/16追記:「OS X El Capitan v10.10.1」を「OS X El Capitan v10.11.1」に修正しました。)
Java 8 Update 65およびJava 8 Update 66が公開
October 21, 2015
Java 8 Update 65およびJava 8 Update 66が公開されています。
バージョン8 Update 65では複数のセキュリティ脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。バージョン8 Update 66も公開されていますが、バージョン8 Update 65で特に問題に直面していない場合にはバージョン8 Update 66に更新する必要はありません。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。
FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、バージョン12およびそれ以前のFileMaker ServerとJava 8の互換性に関する情報はファイルメーカー社からの案内は特にない状況です。
FileMaker Go 14の新機能:リッチテキストの編集
October 19, 2015
FileMaker Go 14では、フィールド内でスタイル付きテキストの編集や作成を行うことができるようになっています。
FileMaker Go 13およびそれ以前では、任意のテキストフィールドを編集すると、そのフィールドのすべてのスタイルが標準テキストに変わってしまっていました。バージョン14では、テキストのサイズや色、フォントを選択したり、太字や下線、イタリックも指定できるようになっています。
なお、FileMaker Proで、標準、太字、斜体、下線以外のスタイルを指定したテキストをFileMaker Goで編集すると、FileMaker Goがサポートしないスタイルは解除されます。
[関連]FileMaker Go 14 でのリッチテキストの編集(FileMaker ナレッジベース)