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FileMaker Server 7で追加された新しい管理コマンド

August 27, 2004

コマンドラインインターフェースによりFileMaker Serverを制御することもできますが、FileMaker Server 7では新しい管理コマンドが追加されています。Mac OS X版では下記の場所にあるfmsadminコマンドを利用します。

/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmsadmin

(使用例)
$ "/Library/FileMaker Server 7/Tools/fmsadmin" HELP

fmsadminコマンドの概要は下記の通りです。

・BACKUP(データベースをバックアップする)
・CLOSE(データベースを閉じる)
・DELETE(スケジュールを削除する)
・DISABLE(プラグインまたはスケジュールを無効にする)
・DISCONNECT(クライアントの接続を解除する)
・ENABLE(プラグインまたはスケジュールを有効にする)
・FILES(FileMaker Serverで現在開いているファイルの一覧を表示する/将来廃止される可能性があるコマンドです)
・HELP(fmsadminコマンドのヘルプページを表示する)
・LIST(ファイル、クライアント、プラグイン、またはスケジュールの一覧を表示する)
・OPEN(データベースを開く)
・PAUSE(データベースアクセスを一時的に停止する)
・RELOAD(設定プロパティを再度読み込む)
・RESUME(データベースを使用可能にする)
・RUN(スケジュールを実行する)
・SEND(メッセージを送信する)
・STATUS(クライアントまたはファイルのステータスを取得する)
・STOP(FileMaker Serverをシャットダウンする)

上記コマンドのうち、BACKUP、ENABLE、DELETE、DISABLE、DISCONNECT、LIST、RUN、SENDおよびSTATUSはFileMaker Server 7で新たに追加されたコマンドです。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7で共有ファイルの表示のフィルタが可能に

August 26, 2004

FileMaker Server 7では、ユーザーアカウント名とパスワードに基づいて、FileMaker Proの「共有ファイルを開く」ダイアログに表示されるデータベースのリストをフィルタする機能が追加されています。

「各ユーザがアクセスを許可されているデータベースのみを表示する」設定にした場合、表示されるデータベースの一覧は、ホストされた各データベースに対するクライアントのアクセス権によって決まります。

「すべてのデータベースを表示する」を選択した場合は、FileMaker Serverでホストされているすべてのデータベースがクライアントに表示されます。

なお、上記の設定は、FileMaker Serverでホストされるデータベースの表示のみ適用されます。FileMaker Proを使用してピアトゥピアでホストされているデータベースは制御されません。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7でサーバーサイドプラグインをサポート

August 24, 2004

FileMaker Server 7では新たにサーバーサイドプラグインがサポートされ、FileMaker Serverがホストされたデータベースと共にプラグインを使用することができます。

ホストされたデータベースによってサーバープラグインが使用される場合、FileMaker Serverが実行されているコンピュータでフィールドの計算式を実行できます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7でライブバックアップに対応

August 18, 2004

FileMaker Server 7では新たにライブバックアップに対応しています。ホスト中のデータベースもメンテナンスでき、ファイルが使用中でもバックアップできます。

バックアップの際には、データベースはアクティブな状態なままFileMaker Serverによってコピーされ、ユーザーは引き続き変更を加えることができます。コピーが完了すると、データベースは一時停止され、バックアップファイルが最新のデータベースと同期されてから再開されます。

なお、FileMaker Serverでスケジュールされているデータベースのバックアップおよびスクリプトは、OSのスリープ状態の間は実行されません。

Tag: FileMaker

FileMaker Server Adminでできること

August 17, 2004

FileMaker Server 7では、旧バージョンで使用されていたクライアントリモート管理プラグインがFileMaker Server Adminに置き換えられており、FileMaker Server Adminを使うと以下の操作を行うことができます(FileMaker Server 7 管理者ガイドより)。

・FileMaker Serverのプロパティを設定する
・FileMaker Proデータベースファイルを開いて(ホストして)、ネットワーク上のクライアントが利用できるようにする
・各データベースにアクセスしているクライアントの数など、ホストされているファイルの情報を表示する
・接続しているクライアントにメッセージを送信する
・ホストされたFileMaker Proデータベースを閉じて、クライアントが利用できないようにする
・ホストされたすべてのデータベースから、選択したクライアントの接続を解除する
・ホストされたデータベースを一時停止または再開する
・ホストされたデータベースをバックアップするためのタスクスケジュールを作成する
・システムイベントとイベントログを表示する
・FileMaker Serverを起動または停止する

Tag: FileMaker

FileMaker Server Admin

August 16, 2004

FileMaker Server 7は、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Adminの2つのソフトウェアで構成されます。

FileMaker Server Adminはバージョン7で新たに追加されたソフトウェアで、Mac OS Xでは個別のアプリケーションとなっています。このソフトウェアを利用すると、FileMaker Server 7の設定・管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作・監視、および使用状況情報の確認を行うことができます。

FileMaker Server Adminは、通常はFileMaker Server 7が実行されているコンピュータと同じコンピュータで実行します。ただし、FileMaker Serverがリモート管理を許可するように設定されている場合には、FileMaker Server Adminを利用してFileMaker Server 7をネットワーク経由で管理することも可能です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7が販売開始

August 09, 2004

FileMaker 7の共有データベースソリューションを効率的に管理できるサーバーソフトウェア「FileMaker Server 7」の販売が本日より開始されました。価格は税込135,450円です。

ファイルメーカー社のサイトからはFileMaker Server 7の評価版をダウンロードできるようになっています。

さらに、FileMaker Server 7のデータシートPDFもファイルメーカー社のサイトから入手できます。

(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

ファイルメーカーPro Webデータベース講座

August 05, 2004

FileMaker Server 7 Advancedが発売されておらず、現時点ではFileMaker 7シリーズでは本格的なWeb公開がまだできないため、ファイルメーカーPro 6 Unlimitedはまだまだ必要とされている状況である、というところもあるかと思います。

しかしながら、ファイルメーカーPro(バージョン4〜6)のカスタムWeb用マークアップ言語であるCDMLに関するまとまった情報を得ることは難しくなってきています。

ファイルメーカーPro 6 UnlimitedによるCDMLを利用したWeb公開について詳しく解説された書籍「ファイルメーカーPro Webデータベース講座」は数少ないCDMLの情報源の一つです。

この本では、Webデータベースの構築から運用まで、ファイルメーカーProデータベースのWeb公開に必要となるテクニックと知識全般が解説されています。

Tag: FileMaker

TELWatcher Professional 2.2

July 26, 2004

キー・プランニングが電話とデータベースを連動させるCTI製品「TELWatcher Professional」の新バージョン2.2を2004年7月26日より発売すると発表しています。

バージョン2.2では、新たにターミナルアダプタ2機種(MN-128シリーズ、ALEXシリーズ)とアナログ回線対応のナンバーディスプレイアダプタ2機種(アロハPC1、FS-A01)に対応し、着信した回線番号が通知されない場合に自動的に補正する機能である「契約者回線番号設定」が追加されています。

Mac版およびWindows版がありますが、ファイルメーカーPro 5.0、5.5、6.0のいずれかのバージョンがインストールされていることが動作条件となっており、現在のところFileMaker Pro 7には対応していないようです。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 7 基礎講座 for Win/Mac

July 23, 2004

オーム社からFileMaker Pro 7の解説書「FileMaker Pro 7 基礎講座 for Win/Mac」が発売されました。

FileMaker Pro 7の基本操作やバージョン7からの新機能を解説した書籍で、WindowsおよびMac両対応となっています。リレーショナルデータベースの概念やデータベースの基礎を、FileMaker Proの操作を通して理解できるように構成され、初級者から中級者を対象とした内容となっています。

Tag: FileMaker

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