FAMLog


FileMaker Cloud 1.17の改善点:サーバーの使用状況ログファイルのダウンロードが可能に

August 17, 2018

FileMaker Cloud 1.17では、サーバーの使用状況ログファイル(Stats.log)をFileMaker Cloud Admin Consoleを使用してダウンロードできるようになっています。

「Stats.log」ファイルは、FileMaker Cloud Admin Consoleの[Subscription]>[Subscription Center]ページからダウンロードできます。[Select the log to download]をクリックした後に[stats.log]をクリックすると、Zip形式で圧縮されたファイルをダウンロードします。

サーバーの使用状況情報を表示するには、ダウンロードした圧縮ファイルを展開してから、タブ区切りのテキストファイルを開くことができるアプリケーションで「Stats.log」ファイルを開きます。

[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 1.17の新機能:クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ

August 14, 2018

FileMaker Cloud 1.17では、FileMaker Cloud Admin Consoleで[Filter Databases]オプションを選択できるようになっています。

クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ設定を変更するには、FileMaker Cloud Admin Consoleにおいて[Configuration]ページの[System Configuration]タブをクリックした後、[Filter Databases in Client Applications]を[Enabled]または[Disabled]に設定します。

このオプションを有効にすると、FileMakerクライアントのアカウント名およびパスワードに基づいてFileMaker Cloudでデータベースがフィルタされ、ユーザーがログイン資格情報を持っているデータベースだけが表示されるようになります。クライアントアプリケーション側でフィルタ対象となるのは次の箇所です。

・FileMaker Pro 17 Advancedの[ホスト]ダイアログボックス
・FileMaker Goの起動センター
・FileMaker WebDirectの起動センター

[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 1.17の新機能:FileMaker Data API

August 13, 2018

FileMaker Cloud 1.17では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が正式版として利用できるようになっています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Cloud 1.16では試用版として利用できる機能でした。バージョン1.17では、FileMaker Server 17と同様、オブジェクトフィールドへのファイルのアップロードと、FileMakerスクリプトの実行がサポートされている他、layout.response引数を使用して結果レイアウトを指定できるようになっています。また、FileMaker Cloud Admin Consoleの[Dashboard]ページに、年間制限に対するFileMaker Data APIの使用量がギガバイト(GB)単位で表示されるようになっています。

1ライセンスあたり年間24GBがバンドルされていて、5ユーザライセンスの場合にはデータ転送量の年間上限は120GBです。FileMaker Data API経由でFileMaker Cloudから外部へデータを送信する通信処理が行われたときにデータ転送量としてカウントされ、追加購入する場合の年間Data APIライセンス価格は24GB分で6,480円(税別)となっています。

[関連]FileMaker Cloud 1.17.0.77 リリースノート(FileMaker)、FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Data API(FAMLog)

Tag: FileMaker

第41回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

August 06, 2018

2018年8月18日(土)午前10時より「第41回カスタムWeb勉強会」を開催します。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開やFileMaker Data APIに関する、出席者全員参加型の勉強会として進めてきましたが、今回は読書会形式として開催します。

「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読んで、参加者の間で知識を共有したり議論をしていく予定です。時間を決めて黙読した後、内容について議論していきたいと考えています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

https://www.famlog.jp/cwpstudy/41

Tag: FileMaker

「INTER-Mediator《大》勉強会 2018」開催のお知らせ

July 30, 2018

2018年8月19日(日)に国立情報学研究所の20階ミーティングルームで「INTER-Mediator《大》勉強会 2018」を開催します。

今年の大勉強会では、シナリオをベースにしたハンズオンを各自のペースで進められるようにプログラムを用意しています。業務システムでよく使われるような題材を用いて、システムを作っていくことを体験していただけます。なお、HTMLなどのWebアプリケーション開発の基礎に関する講演もあり、Webアプリケーション開発経験がない方でも基本から学習することができます。イベント後には懇親会(有料:1,500円)も予定しています。

詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

https://peatix.com/event/409156/

Tag: FileMaker

curl 7.61.0が公開

July 18, 2018

curl 7.61.0が2018年7月中旬に公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送用のコマンドラインツールおよびライブラリです。バージョン7.61.0では、TLS 1.3に対応しているTLSライブラリを利用できる場合にTLS 1.3が標準で使用されるようになっている他、1点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、バージョン16以降のFileMaker製品では[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。これにより、REST APIを用いて各種WebサービスやアプリケーションにJSONデータを要求するHTTPリクエストを手軽に作成することが可能です。

Tag: Apache

FileMaker 17に対応した専用サーバーサービス「FMPress17」

July 05, 2018

FileMaker 17に対応した専用サーバーサービス「FMPress17」の受付を2018年7月2日より開始しました。

FMPress17は、FileMaker Server 17を利用してデータベースサーバーおよびデータベースと連動するWebサーバーを運用できるホスティングサービスであり、FileMakerのデータベースからPHPベースのWebアプリケーションを自動生成できる独自機能「FMPress Publisher」を搭載しています。FMPress17では、米国の非営利団体ISRG(Internet Security Research Group)が運営する無料のSSLサーバー証明書「Let’s Encrypt」に新たに対応しました。さらに、Webサイトの常時SSL化を行いやすくするように、これまで有料であったSSLサーバー証明書の設定費用を3万円から無料に変更しました。

FMPress17の料金は月額29,800円(税別)で、同サービスのサーバー上で稼働させるFileMaker Serverのライセンスが必要です。

Tag: Ad

FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Data API

June 26, 2018

FileMaker Server 17では、他のアプリケーションやサービスでFileMakerデータベースのデータを利用できる、RESTベースの「FileMaker Data API」が正式版として利用できるようになっています。

FileMaker Data APIは、FileMaker Server 16では試用版として利用できる機能でした。バージョン17では、オブジェクトフィールドへのファイルのアップロードと、FileMakerスクリプトの実行がサポートされている他、layout.response引数を使用して結果レイアウトを指定できるようになっています。

1ライセンスあたり年間24GBがバンドルされていて、5ユーザライセンスの場合にはデータ転送量の年間上限は120GBです。FileMaker Data API経由でFileMaker Serverから外部へデータを送信する通信処理が行われたときにデータ転送量としてカウントされ、追加購入する場合の年間Data APIライセンス価格は24GB分で6,480円(税別)、永続Data APIライセンス価格は24GB分で19,440円(税別)となっています。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:FileMaker Data API (Trial)(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14とFileMaker Go 14はFileMaker Server 17に接続不可

June 14, 2018

FileMaker Pro 14、FileMaker Pro 14 AdvancedおよびFileMaker Go 14は、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースに接続する際、バージョン17のFileMaker Serverには接続できません。

FileMaker Server 17に接続するクライアントアプリケーションとしてサポートされているFileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョンはバージョン15以降となっています。FileMaker Pro 17 Advancedのデータファイル形式は、バージョン12のファイル形式を踏襲していますが、バージョン14のFileMakerソフトウェアからFileMaker Server 17に接続することはできないので要注意です。

なお、FileMaker 14 製品ラインのテクニカルサポートは2018年9月21日をもって終了する予定となっています。

[関連]FileMaker Server 17でサポートされるクライアントアプリケーション(FAMLog)、FileMaker 14 製品ラインのサポート終了のお知らせ(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

macOS Mojaveが2018年秋に登場予定

June 07, 2018

Appleが、macOS High Sierraの後継バージョンとなるmacOS Mojaveを今秋提供する予定であると発表しています。

macOS Mojaveでは、News、株価、ボイスメモ、ホームなどのiOSアプリケーションがMacで使えるようになり、ダークモードやスタック機能が新たに搭載されています。FaceTimeがグループ通話に対応し、Mac App Storeが刷新されるなど、数多くの機能追加や改良が予定されています。

macOS Mojaveは今秋、各Macモデル(Mid 2012以降)と、推奨されるMetal対応グラフィックカードを搭載したMac Proモデル(2010および2012)に対して、無料のソフトウェアアップデートとして提供される予定です。なお、macOS Mojaveと同時にiOS 12watchOS 5およびtvOS 12も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。

Tag: Mac

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