FAMLog
FileMaker 12のインスタントWeb公開ではクラシックテーマのみサポート
May 31, 2012
FileMaker Pro 12ではレイアウトの外観を変更できるテーマ機能が追加されましたが、バージョン12のインスタントWeb公開では[クラシック]テーマのみサポートされています。
そのため、インスタントWeb公開で使用するレイアウトには、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[テーマの変更...]を選択して、[クラシック]テーマを選択する必要があります。
[クラシック]以外のテーマを使用したレイアウトはインスタントWeb公開ではサポートされないので注意が必要です。
[関連]FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker Pro テーマ(FAMLog)
FMClipboardBroker 1.2.0が公開
May 30, 2012
株式会社キー・プランニングが、FileMaker Proのクリップボード・データを編集可能にするツール「FMClipboardBroker 1.2.0」を2012年5月下旬に公開しています。
FMClipboardBrokerを使うと、FileMaker Proのクリップボード・データをXMLファイルとして出力したり、XMLファイルからクリップボードのデータに変換できます。
FMClipboardBrokerはMac OS X上で動作するフリーウェアとして公開されており、バージョン1.2.0ではFileMaker 12のレイアウトオブジェクト形式に対応しています。
(2019/01/15追記:「クリッポボードのデータに変換」を「クリップボードのデータに変換」に修正しました。)
FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker Pro テーマ
May 29, 2012
FileMaker Pro 12では、FileMaker Proのアーキテクチャが再設計され、リッチで美しいレイアウトテーマがサポートされるようになっています。
テーマは、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[テーマの変更...]を選択して簡単に変更できます。テーマを使用することによってレイアウトオブジェクトの境界線や背景色、フィールド内外のテキストの特性などを調整できます。
従来のFileMaker Proファイルを変換して開くと「クラシック」と呼ばれるテーマが適用され、バージョン12で新規にファイルおよびレイアウトを作成すると「クールグレー」と呼ばれるテーマが適用されます。
[関連]FileMaker Pro テーマの概要(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 12 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh
May 18, 2012
ソーテック社からFileMaker Pro 12の初心者および中級者向け解説書「FileMaker Pro 12 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh」が2012年5月上旬に発売されています。
この書籍は「FileMaker Pro 11 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh」のバージョン12対応版です。
バージョン12の新しいレイアウト機能やFileMaker Goに関する解説などが加わり、オールカラーページでFileMaker Pro 12の操作手順や機能について解説されています。
定価:2,709円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 400
著者:野沢 直樹
出版社:ソーテック社
ISBN:978-4-88166-960-0[Amazon.co.jpで購入...]
(2014/02/22追記:「FileMaker Pro 11の初心者および中級者向け解説書」を「FileMaker Pro 12の初心者および中級者向け解説書」に修正しました。)
FileMaker 12 製品ラインではファイル形式が変更
April 11, 2012
FileMaker Pro 12のファイル形式は、新しい機能をサポートするために変更されており、FileMaker Pro 12でファイルを作成するとファイルの拡張子は「.fmp12」となります。
FileMaker Pro 7、8、8.5、9、10または11で作成されたファイルのみを、FileMaker Pro 12のファイル形式に直接変換できます。変換したファイルには元のファイルと異なる部分が生じることがあるので、ヘルプの「レイアウトの変換方法」や「レイアウトモードの変更および改善」、「FileMaker Pro 11以前のデータベースの変換」を参照して事前に変更点や注意点について確認をしておく必要があります。
なお、ファイルメーカーPro 3.0、4.x、5.x、6のデータベースは、FileMaker Pro 12のファイル形式に変換する前に、FileMaker Pro 11のファイル形式に変換する必要があります。
OS X LionでFileMaker ProによるPDFファイル保存時に文字化けが発生する問題の対処法
February 27, 2012
OS X LionでFileMaker ProのレコードをPDFファイルとして保存する際に特定の日本語フォントで文字化けが発生する場合の対処法がFileMaker ナレッジベースで案内されています。
ヒラギノフォントなど、フォントの種類が「OpenType PostScript」の日本語フォントを使用していた場合、OS X Lionで[レコードの保存/送信]から[PDF]への保存を実行すると、文字化けが発生することが確認されています。
上記問題の回避方法は、ファイルメニューの[印刷]から表示される「プリント」ダイアログ左下の[PDF]プルダウンメニューから[PDF として保存]を実行するか、レイアウトで使用する日本語フォントを「TrueType」または「OpenType TrueType」フォントに変更することです。なお、フォントの種類は、Font Bookアプリケーションを使用して確認できます。
[関連]Mac OS X 10.7 Lion で、PDFへの保存時に特定の日本語フォントが文字化けする(FileMaker ナレッジベース)
CCピボットとテーマスタジオの日本語版が販売開始
November 08, 2011
株式会社スプラッシュが、同社の運営するWebサイト「FMGateway.jp」において、クロス集計テンプレート「CCピボット」とFileMaker向けレイアウトテンプレート集「テーマスタジオ」日本語版のダウンロード販売を2011年11月1日より開始しています。
CCピボットはFileMaker Proにクロス集計機能を追加できるテンプレート、およびテーマスタジオはFileMaker Pro用のレイアウトテンプレート集です。CCピボットの価格は7,900円から、テーマスタジオの価格は15,700円からです。
CCピボットには製品版以外にお試し版と無料の簡易版が用意されており、バージョン11のFileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedで動作します。テーマスタジオは、バージョン9以降のFileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedに対応しています。
FileMaker カンファレンス 2011のFMCon2Go スケジューラーが公開
October 14, 2011
ファイルメーカー社が、FileMaker カンファレンス 2011用の「FMCon2Go スケジューラー」の提供を開始しています。
FMCon2Go スケジューラーは、2011年11月9日(水)と10日(木)に開催されるFileMaker カンファレンス 2011のスケジュールをFileMaker GoおよびFileMaker Proで確認できるデータベースです。昨年同様、セッションやスピーカーの一覧を表示したり、Twitterのツイートを検索する機能などが組み込まれています。
DevCon2Goをカスタマイズして作成されたFMCon2Go スケジューラーは、アバウト画面に「Unlock」ボタンが用意されており、ロックを解除することでスクリプトやレイアウトの中身を解析することも可能となっています。
[関連]「FileMaker カンファレンス 2011」のご案内(FAMLog)
FileMaker Proで現在表示されているレイアウトのIDを取得する
March 01, 2011
FileMaker Proにおいて、現在表示されているレイアウトのIDは下記の計算式で取得できます。
[使用例]
GetValue(LayoutIDs(Get(ファイル名)); Get(レイアウト番号))
FileMaker Pro 11ではGet(レイアウトID)関数は標準で用意されていませんが、Get(レイアウト番号)関数やレイアウトIDの一覧を取得できるLayoutIDs関数などを組み合わせることで、現在表示されているレイアウトのIDを取得することが可能です。
なお、Get(レイアウト番号)関数は、レイアウトの順番を変更すると戻り値が変わるので注意が必要です。
FileMaker Pro 11 Advancedの改善点:スクリプトデバッガ
December 15, 2010
FileMaker Pro 11 Advancedでは、スクリプトの内容を1ステップずつ確認できるデバッグツールであるスクリプトデバッガの機能が強化されています。
バージョン11では、ボタンやカスタムメニュー項目から呼び出されるスクリプトをデバッグできるようになっています。
スクリプトデバッガのウインドウ内にある[コールスタック]一覧において、ボタンのあるレイアウト名やファイル名、メニュー項目名を容易に識別できるようになり、より利便性が向上しています。
なお、スクリプトデバッガはFileMaker Pro Advancedのみで利用できる機能であり、通常版のFileMaker Proでは使用できません。