FAMLog


macOS Sonoma 14.2の提供が開始

December 15, 2023

macOS Sonoma 14.2の提供が開始されています。

macOS Sonoma 14.2では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。macOS Sonomaに対応しているMacは、iMac(2019以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2018以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022以降)およびMac mini(2018以降)です。

Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。

[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.2およびiPadOS 17.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

iOS 16.7.3およびiPadOS 16.7.3の提供が開始

December 14, 2023

iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.3と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.3の提供が開始されています。

iOS 16.7.3およびiPadOS 16.7.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-42916およびCVE-2023-42917)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.3に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.3にアップデートすることが推奨されます。

なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。

[関連]iOS 17.2およびiPadOS 17.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

FAMLog News Archive:第102回 2023年冬号

December 12, 2023

■Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(2023年11月)

Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が2023年11月に開始されました。FileMaker 2023(20.3)では、FileMaker ProおよびUbuntu 22上のFileMaker Server for Linuxでポート5003ではなくポート443でセキュア接続トンネリングを有効にできるようになっています。同時に、新しいコマンドラインツールであるFMDeveloperToolの提供も開始されています。

[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、FMDeveloperTool(FAMLog)

■FMDataAPI Ver.31が公開(2023年11月)

Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン31が2023年11月に公開されました。FMDataAPIはMITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、FMDataAPI Ver.31ではcurlErrorMessageメソッドが新たに追加されています。

[関連]FMDataAPI Ver.31が公開(FAMLog)

Tag: News

Contact Form 7 5.8.4が公開

December 08, 2023

Contact Form 7 5.8.4が2023年11月下旬に公開されています。

Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。Contact Form 7 5.8.4では、ファイルアップロードに関係する脆弱性が修正されており、Redirection for Contact Form 7(wpcf7-redirect)プラグインを使用している場合には当該プラグインの使用を停止するよう強く勧告されています。

なお、Contact Form 7 5.8においてWordPressとPHPに関する新しいサポート方針が導入されていたため、Contact Form 7 5.8.4の動作にはPHP 7.4以降かつWordPress 6.2以上の環境が必要です。

[関連]Contact Form 7 5.8が公開(FAMLog)

Tag: WordPress

Safari 17.1.2の提供が開始

December 06, 2023

Safari 17.1.2の提供が2023年11月下旬に開始されています。

Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.1.2ではWebKitのセキュリティ脆弱性が2件修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、macOS MontereyもしくはmacOS Venturaを使用している場合にはSafari 17.1.2に更新することが推奨されます。

なお、macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.1.2はmacOS Sonoma 14.1.2にも搭載されています。

[関連]iOS 17.1.2およびiPadOS 17.1.2の提供が開始(FAMLog)、macOS Sonoma 14.1.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Sonoma 14.1.2の提供が開始

December 05, 2023

macOS Sonoma 14.1.2の提供が2023年11月下旬に開始されています。

macOS Sonoma 14.1.2ではWebKitのセキュリティ脆弱性が2件修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性が修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.1.2に更新することが推奨されます。

Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。

[関連]Claris FileMaker and macOS Sonoma (14.0) and iOS 17 compatibility(Claris Knowledge Base)、Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.1.2およびiPadOS 17.1.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

OpenSSL 3.2系列のサポート終了予定日

November 29, 2023

OpenSSL 3.2系列は2025年11月23日にサポートが終了する予定となっています。

現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンは、今月下旬に公開されたバージョン3.2.0です。OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。

バージョン1.1.1系統は2023年9月11日にサポートが終了したため、今後はバージョン3.0系統もしくはバージョン3.1系統以降へのアップグレードが推奨されます。なお、長期サポート版(LTS)であるOpenSSL 3.0系統は2026年9月7日までサポートされる予定となっています。

[関連]OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.1.0が公開(FAMLog)、OpenSSL 3.2.0が公開(FAMLog)

Tag: Security

PHP 8.1.26とPHP 8.2.13が公開

November 27, 2023

PHP 8.1.26PHP 8.2.13が公開されています。

PHP 8.3.0と同時に公開されたPHP 8.1.26およびPHP 8.2.13では不具合の修正が行われています。PHP 8.0系統の公式セキュリティサポートは2023年11月26日に終了しており、今後はバージョン8.1系列以降に更新することが強く推奨される状況になっています。

なお、PHP 8.1は2024年11月25日まで、PHP 8.2は2025年12月8日まで、PHP 8.3は2026年11月23日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

[関連]PHP 8.3.0が公開(FAMLog)

Tag: Apache

FMDeveloperTool

November 22, 2023

Claris FileMaker Server 20.3.1では、FMDeveloperToolがFileMaker Serverに同梱されるようになっています。

FMDeveloperToolは、コピー、クローン、XMLファイルとして保存、一貫性チェック、暗号化、復号化、キオスクモードの有効化、管理者アクセスの削除、修復の実行など、データベースの開発タスクを実行するコマンドラインツールです。FMDeveloperTooは、Windows、macOSおよびLinux(Ubuntu)で使用できます。

FMDeveloperToolは、macOSおよびLinux版のFileMaker Serverの場合には、FileMaker Serverフォルダの直下にあるDatabase Serverフォルダ内にあるbinフォルダ内にインストールされます。Windows Server版のFileMaker Serverの場合には、FileMaker Serverフォルダの直下にあるDatabase Serverフォルダ内にインストールされます。

[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、FMDeveloperToolのバージョン確認方法(FAMLog)

Tag: FileMaker

FMDeveloperToolのバージョン確認方法

November 21, 2023

FMDeveloperToolのバージョンを確認するには、FMDeveloperToolコマンドで--versionオプションを使用します。

現時点(2023年11月21日時点)におけるFMDeveloperToolの最新版はバージョン20.3.1.31であり、macOSではFMDeveloperToolのバージョン情報は次のように表示されます。なお、Windowsの場合にはFMDeveloperTool.exeを利用します。

[実行例]
% FMDeveloperTool --version
20.3.1.31

FMDeveloperToolは、コピー、クローン、XMLファイルとして保存、一貫性チェック、暗号化、復号化、キオスクモードの有効化、管理者アクセスの削除、修復の実行など、データベースの開発タスクを実行するコマンドラインツールです。

[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

このページの上へ