FAMLog
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (3)
May 11, 2007
Apache HTTP Server 2.2では、HTTPコンテンツのキャッシュ機能が強化・改善され、実用レベルのキャッシュモジュールが含まれるようになっています。
キャッシュ用のモジュールであるmod_cacheは、ローカルのコンテンツやプロキシされたコンテンツをキャッシュするために使われるRFC 2616準拠のHTTPコンテンツキャッシュを実装しています。
mod_cacheの動作にはストレージを管理するモジュールが必要であり、mod_disk_cacheとmod_mem_cacheの2つのストレージ管理モジュールが標準の配布パッケージに含まれています。
なお、コンテンツのキャッシュへの保存と取得はURIに基づいたキーが使われ、アクセス保護のかけられているコンテンツはキャッシュされません。
FileMaker Technical Network
May 09, 2007
ファイルメーカー社が、FileMakerソフトウェアやFileMakerソリューションのユーザーやデベロッパー向けの新しいサービス「FileMaker Technical Network」が日本で開始されたと発表しています。
FileMaker Technical Networkは、FileMakerデータベースの初心者からFileMakerソリューションを開発する熟練デベロッパーまでの個人を対象にしたサービスです。メンバーシップ費用は年額9,450円で、メンバーにはFileMaker Server Advanced Development Licenseが提供され、FileMaker Tech Talkに参加できる特典などがあります。
また、同社は、FileMaker関連の製品やサービスの開発・販売を主な業務とする法人向けの「FileMaker Business Alliance」が日本で同時に開始されたことも発表しています。
(2007/05/10追記:FileMaker Solutions Allianceプログラムの後継として、個人向けのFileMaker Technical Networkと法人向けのFileMaker Business Allianceが発表され、FSA Japan WebサイトはFBA Japan Webサイトとしてリニューアルされています。)
(2008/02/05追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
FileMaker関数・スクリプト+α事典
May 01, 2007
FileMaker Proの関数やスクリプトの基本や応用事例を解説した書籍「FileMaker 8 Functions and Scripts Desk Reference」の翻訳書「FileMaker関数・スクリプト+α事典」が発売されています。
この書籍は、Scott LoveとSteve Lane、Bob Bowersが執筆した「FileMaker 8 Functions and Scripts Desk Reference」の邦訳版であり、バージョン8.5のFileMaker Proにも対応した内容となっています。
FileMaker Proの関数やスクリプトのみならず、カスタム関数やFileMaker Serverのfmsadminコマンド、およびXML文法も紹介されており、リファレンス書として活用できます。
定価:3,360円(税込)
サイズ:A5
ページ数:724
著者:Scott Love、Steve Lane、Bob Bowers
訳者:さかいなおみ
監修:茂田カツノリ
出版社:ラトルズ
ISBN:978-4-89977-176-0[Amazon.co.jpで購入...]
fmsadminコマンドの活用 (9)
April 24, 2007
FileMaker Server 8およびFileMaker Server 7のfmsadminコマンドの使用方法の詳細を確認する方法の1つに、fmsadminコマンドのHELPコマンドを使用する方法があります。
fmsadminコマンドのヘルプを表示するには、HELPコマンドを使用します。
[構文]
fmsadmin [options] HELP [COMMAND]
[実行例]
$ fmsadmin help backup
$ fmsadmin help commands
$ fmsadmin help options
使用可能なコマンドやオプションの一覧、および特定のfmsadminコマンドのヘルプなどを参照することができます。
コマンドラインでソフトウェア・アップデートを実行する (4)
April 04, 2007
Mac OS X v10.4においてsoftwareupdateコマンドの使用方法を確認する方法の1つに、softwareupdateコマンドの-hもしくは--helpオプションを使用する方法があります。
[実行例]
$ softwareupdate -h
$ softwareupdate --help
manコマンドでsoftwareupdateコマンドの使用方法を確認することもできますが、一部オプションの記述が古いままになっているところがあります。
GetAsURLEncoded関数
March 27, 2007
GetAsURLEncoded関数は、FileMaker 8.5で追加された関数であり、URLエンコードされた文字列を返します。
[構文]
GetAsURLEncoded(テキスト)
[例]
GetAsURLEncoded("FileMaker Pro")の戻り値:FileMaker%20Pro
GetAsURLEncoded("関数")の戻り値:%E9%96%A2%E6%95%B0
この関数は文字コードUTF-8でURLエンコードされる仕様となっているので、その点は注意が必要です。
FileMaker Web News:第16回 2007年3月号
March 15, 2007
「FileMaker Web News」第16回目をお届けします。
■CDMLを利用可能にするBlackBelt
FMWebschoolが、FileMaker Server AdvancedでCDML(Claris Dynamic Markup Language)を利用可能にする製品「BlackBelt」を発表しています。BlackBeltはPHPベースのツールであり、CDMLからPHPへ段階的に移行することも可能になります。
[関連]BlackBelt Now Available for FileMaker 7 and 8(FAMLog)
■FileMaker Developer Conference 2007の登録受付が開始
FileMaker, Inc.が、今年の8月5日から8月9日にかけて開催される「FileMaker Developer Conference 2007」の登録受付を開始したと発表しています。同時に、カンファレンスの参加者同士でオンライン上で意見交換ができる交流サイト「FileMaker DevCon Online Connection」をスタートさせたことも案内されています。
[関連]FileMaker Developer Conference 2007(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
Mac OS XにWeb公開エンジンをインストールする際の注意点 (3)
March 13, 2007
FileMaker Server AdvancedのWeb公開エンジンをインストールする際にアンチウィルスソフトウェアが実行されている場合には、インストール前に無効にしておく必要があります。
インストール実行前にウィルス検出ソフトウェアを無効にし、インストール完了後に再度有効にします。これはアップデータを適用する場合も同様です。
その他、管理者権限を持つアカウントを使用してホストコンピュータにログインすることも、インストール時の注意事項として挙げられています。
Mac OS XにWeb公開エンジンをインストールする際の注意点 (2)
March 12, 2007
Mac OS X ServerでFileMaker Server 7 AdvancedおよびFileMaker Server 8 Advancedを動作させる場合には、Webサービスのパフォーマンスキャッシュのオプション設定を無効にすることが推奨されています。
これは、WebサーバーモジュールがインストールされているMac OS X Serverにおいて、パフォーマンスキャッシュがFileMaker Server Advancedの動作に支障を与える可能性があるためです。OSインストール直後の状態ではパフォーマンスキャッシュは有効になっているため、パフォーマンスキャッシュを無効にするには、「サーバ管理」アプリケーションを使用して、その設定を変更します。
なお、パフォーマンスキャッシュはMac OS X Serverのみで有効なオプション設定であり、通常版のMac OS Xでは設定変更の必要はありません。
Mac OS XにWeb公開エンジンをインストールする際の注意点 (1)
March 09, 2007
FileMaker Server 7 AdvancedおよびFileMaker Server 8 AdvancedのWeb公開エンジンをMac OS Xにインストールする際には、事前にいくつか注意事項を確認する必要があります。
Mac OS X v10.3.9にWeb公開エンジンをインストールする場合には、「Java Update for Mac OS X 10.3.9」が事前にインストールされていることを確認します。
インストールされていない場合には、Web公開エンジンのインストールを開始する前に、ソフトウェア・アップデートを使用してJava Update for Mac OS X 10.3.9をインストールします。
[関連]Mac OS X Update 10.3.9(FAMLog)