FAMLog
FileMaker Server 18のFileMaker WebDirectでは[ヘルプを表示]スクリプトステップは非サポート
May 14, 2020
FileMaker Server 18のFileMaker WebDirectでは、[ヘルプを表示]スクリプトステップがサポートされなくなっています。
FileMaker Server 18では、FileMaker WebDirect ヘルプが製品に含まれなくなったため、画面上にヘルプを表示する[ヘルプを表示]スクリプトステップはFileMaker WebDirect非互換になっています。
なお、FileMaker WebDirect ガイドについてはバージョン18対応版が用意されていて、FileMaker 18 WebDirect ガイドはClaris社のWebサイトで閲覧することができます。
[関連] FileMaker 18 WebDirect ガイド(Claris)
Ruby 2.4の公式サポートが終了
April 13, 2020
2020年3月31日をもってRuby 2.4系列の公式サポートが終了しています。
バージョン2.4のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.4系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。なお、現時点におけるRubyの最新安定版は、2020年3月に公開されたRuby 2.7.1です。
Ruby 2.5系列については、2021年3月末で公式サポートが終了する予定となっています。Ruby 2.5系列は、通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行しています。セキュリティメンテナンスの期間は1年間で、この間は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。
[関連]Ruby 2.4 公式サポート終了
Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6、Ruby 2.5.8およびRuby 2.4.10が公開
April 08, 2020
Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6、Ruby 2.5.8およびRuby 2.4.10が2020年3月下旬に公開されています。
Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6、Ruby 2.5.8およびRuby 2.4.10では、RubyにバンドルされているJSON gemにおける安全でないオブジェクトを生成できる脆弱性(CVE-2020-10663)が修正されています。Ruby 2.7.1、Ruby 2.6.6およびRuby 2.5.8では、socketライブラリに存在していた脆弱性(CVE-2020-10933)も修正されています。
なお、2020年3月31日をもってRuby 2.4系列の公式サポートが終了しています。バージョン2.4のサポート終了に伴い、今後Ruby 2.4系列に対するセキュリティパッチは提供されなくなるため、より新しいバージョンのRubyに移行することが強く推奨されます。
[関連]RubyにバンドルされているJSON gem 2.3.0ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)
FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開
March 25, 2020
FileMaker Server 18.0.4 アップデータが公開されています。
FileMaker Server 18.0.4では、サーバーサイドスクリプトにおいてSMTPサーバー経由で電子メールメッセージおよびメール添付ファイルを送信することができない不具合や、ODBCドライバーの障害が発生した後にクライアント接続が解放されずに接続が開いたままになる問題などが修正されています。
なお、FileMaker Server 18.0.2以降では、Javaのライセンス変更に伴い、カスタムWeb公開およびFileMaker WebDirectの使用に必要なJava Runtime Environment(JRE)がFileMaker Serverによってインストールされなくなっています。Web関連のサービスを使用するにはOpenJDKまたはOracle JREのいずれかをインストールもしくはいずれかの利用を選択する必要があるため、FileMaker Serverのアップデート方法やOpenJDKのインストール方法の詳細についてはFileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。
[関連]FileMaker Server 18.0.2 以降での Java の変更(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker 製品と macOS Catalina 10.15 との互換性(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Cloud 2ではAWS アカウントは不要
February 14, 2020
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではAWS アカウントを作成および設定する必要は特にありません。
AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではAWS アカウントを作成および設定する必要がありましたが、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではAWS アカウントを作成する必要はなくなっています。
なお、FileMaker Cloud 2.18では、ユーザーは固有のFileMaker ID アカウントを持ち、固有のライセンスを付与されている必要があります。
[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud - よくあるご質問(クラリス・ジャパン)
FileMaker Cloud 2ではSSLサーバー証明書の購入手続きは不要
February 13, 2020
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudではSSLサーバー証明書を別途購入する必要は特にありません。
AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSでは、90日間の評価用SSLサーバー証明書が付属しています。SSLサーバー証明書の試用期間終了後は、最初から付属していたデフォルトのSSLサーバー証明書を更新・購入してfmi.filemaker-cloud.comサブドメインを使い続けるか、もしくはカスタムドメイン名で運用することになります。
一方、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18では、カスタムドメイン名には非対応ですが、SSLサーバー証明書を別途購入する必要はなくなっています。
[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud 2ではカスタムドメイン名は非サポート(FAMLog)
FileMaker Cloud 2ではカスタムドメイン名は非サポート
February 12, 2020
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker Cloudではカスタムドメイン名の利用はサポートされていません。
AWS Marketplaceを通じて提供されるFileMaker Cloud for AWSではカスタムドメイン名に対応しており、カスタムドメイン名でSSLサーバー証明書を設定することもできました。
FileMaker Cloud for AWSとは異なり、Claris International Inc.が直接提供するクラウドサービスであるFileMaker Cloud 2.18ではカスタムドメイン名に対応しなくなっているのでその点には留意する必要があります。
[関連]Comparing FileMaker Cloud and FileMaker Cloud for AWS(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Cloud にカスタムドメインと SSL 証明書を設定する(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2020-1-28-1 iOS 13.3.1 and iPadOS 13.3.1
January 29, 2020
iPhoneおよび第7世代iPod touch向けのソフトウェアアップデートとなるiOS 13.3.1とiPad向けのiPadOS 13.3.1の提供が開始されています。
iOS 13.3.1およびiPadOS 13.3.1では、複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。[通信/通話の制限]でスクリーンタイムのパスコードを入力しなくても連絡先を追加できる場合がある問題や、“メール”で[サーバ上の画像を読み込む]設定が無効になっていてもその設定が正常に機能しない場合がある問題などが解決されています。
iOS 13に対応している機種は、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X、iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxおよび第7世代のiPod touchです。iPadOSに対応している機種は、
第5世代、第6世代および第7世代のiPad、iPad Air 2、第3世代のiPad Air、9.7インチiPad Pro、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro、iPad mini 4および第5世代のiPad miniです。
Claris Engage Japan 2020が2020年11月上旬に開催
January 27, 2020
Claris Engage Japan 2020は、2020年11月11日(水)から13日(金)までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催されます。また、2021年1月28日(木)および29日(金)に大阪国際会議場でもClaris Engageが開催されます。
ファイルメーカー株式会社からクラリス・ジャパン株式会社への社名変更に伴い、FileMaker カンファレンスはClaris Engageに名称が変更されています。Claris Engageは、クラリス社が主催する日本最大の展示会イベントです。セッション内容の公開および事前登録の申し込み受付は2020年7月より開始される予定です。
ユーザー事例のセッションに登壇するスピーカーを一般公募しているだけでなく、平成生まれのエンジニアの学習への取り組みや、開発作品の発表、導入事例の発表、技術情報の共有など、Clarisの製品やサービスに関連したコンテンツを対象とした一般公募も行われています。
FileMaker CloudにEssentialsプランが登場
January 24, 2020
2020年春に日本国内でサービス提供開始予定となっているFileMaker CloudにEssentialsプランが追加されています。
日本円での提供価格は未定および価格は年単位の支払いですが、Essentialsプランは1ユーザ1か月あたり39米ドルではなく19米ドルで提供されるようになっています。なお、従来からあったプランはStandardプランという名称となっています。
Essentialsプランの制限としては、カスタム Appの数は3つまで、ユーザ数は5ユーザ以上10ユーザ以下、および1ユーザあたりのストレージは2GBとなっています。